今夜聴くのは ジョシュ・グロ－バン「ひそかな夢」・・・美女と野獣より
日常の煩雑さの中
様々な記憶は自然に淘汰され、消えていくことが多くなります。
今日、パソコンのピクチャーファイル（何千枚もある）のなかに
この一枚を見つけた。
「イラン・イランだったわ」 いるいる要る居るわよ～
もう二十数年も前だったと思う。
友人からいただいたのは覚えている、大好きな「イランイラン」
なのに、その人は誰だったかは思い出せない。。。
確かここに置いたはず？
このミニチュア棚の下段の奥に・・・ あった！
あったけど、、ずいぶん老化しているね。
老化って、、
劣化でしょうが。
オイルは白濁していた。
ガラス瓶にヒビがあって、、ここから空気が入り変質したのかも。
裏には・・・
バリ島 ・ ウブド ・ モンキーフォレストストリート と読めた。
もしや、と思って
ある友人に問い合わせの電話を掛けてみましたが・・・「知らない」って。
彼女は、世界一周の船旅をご夫婦でされて、その途中の国で
「フランキンセンス」を採取し、私のために持って帰ってくれました。
樹液が固まったもので、
それを液状のエッセンシャルオイルにするのでした。
こんなふうに、靄の中で記憶が削げ落ちてることもあるけど（物忘れ、という）
また７０代の良さだって、有るのであります。
いろんな事が見えてきます。
ボンヤリと謎だったことが 霧が晴れるように分かることが有ります。
あ～そうだっか！ そういうことか！ って
人間、ここまで生きてきてナンぼだなあ～ って思うのでした。
せっかく生まれて来たから
やっぱり「せめて７０までは生きなきゃ」が、深い実感であります。
私のおばあちゃん（母の母）が
８０歳のとき「まだ、大丈夫や」と言い
９０歳のとき「いざ、これから」と言った意味を分かるまで
その歳まで生きてみなきゃ、本当に理解できないのでしょう。
若い頃は、見えてなかった分かってなかった。
事の真意や
時の真理や
人の本音や
物の価値や
言葉の深さ
言霊の厳しさ
心理の成り立ち
感情の成り行き
因果の確かさ
応報の怖さ
大切にすることと
もう放していいことが分かる
多く語る時と
何も言わなくていい時が分かる
嘘は見抜ける、心優しくすれば。
仇は打てる、幸せになることで。
それはきっと
人を理解し、許し、愛することへと繋がっていくからなんですね。
７０年間
重ねてきた人生経験と人間観察は何一つ無駄じゃなかった。
辛いこと悔しいこと情けないこと哀しいこと
それらが無かったら、今の私はないって言えるほど
それらが全て積み重なって私を支えている。
今の私を、あなたを・・・よく頑張ったねって抱きしめよう。
さて。今日はカラーリングをしてもらうつもりで「スリー」へ行きました。
ところが、、おでこの横や頭皮がかなり乾燥しているんですって
ここにカラー材を入れることはダメージが多い、ということです。
今日は中止にしました。
オーナーにくるみやの生チョコを「ありがとう」のバレンタインに渡しました。
感謝