母のお出かけ | 自分らしくしなやかに

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自分の人生をいきたいと願いつつ還暦になってしまいました
母の縛りはますます強固に、介護という名で重くのしかかっています

今日は母の友達が来てくれました。
その友達は、お誕生日は母とちょうど一か月違いで、
歳は母の二つ下です。

その友達のお誕生日に一緒に食事に行ったっきり
二回目の入院をしたので
今回は、前々から約束の母の誕生日の食事に連れて出ました。

今週2度目のおでかけです。 

すごいでしょ?

今回はタクシーを使い、デパートでも車いすを借りました。

本当にランチを食べて、お茶をして帰ってきただけですが、
昨日、一昨日と歩けない歩けない、しんどいねん・・・と
今にも消えそうな声で話していて
私もそれなりに心配していたわけですが
その割には元気で
食べてしゃべって帰ってきました。

やっぱりね・・・

まぁ、着実に年はとっているわけで
長い目で見ればだんだん近づいているのでしょうが
それはもう、お互い様です。

その中で、ちっともどっこも出かけられへん
(連れて行ってくれない)という話になり
私はそんなことないいっぱい(連れて)行ったやんと申しました。

とくに一昨年の秋には
叡山電鉄の紅葉のトンネル、談山神社
去年だけでも
母が行きたいと言えばチケット買って
氷川きよし(フェスティバルホール)、福山雅治(大阪城ホール)、
布施明(ビルボードライブ)、嵐のライブ(京セラドーム)、
宝塚歌劇(梅田芸術劇場)も連れて行きました。

ちょうど一年前の11月の嵐のライブでは
京セラドームの最上階まで階段で上がりました。

ゆっくりゆっくりですけどね。

帰りは早く出たので、係の人に頼んで
荷物用エレベーターに乗せてもらいましたけど
私でもへとへとです。

おまけにやっと当たったチケットなのに
グッズも買えず、途中退席・・・泣

その後には富士山が見たいというので、
先ほどの友達ともう少し若い親戚のおばさんとで
河口湖に連れて行ってもらい、富士山の5合目まで
行ってきました。

ね、もう、十分じゃないですか?

このごろどっこも行ってへんとか
京都の真っ赤な紅葉がみたいとか・・・

言われるたびに何とかしないといけないような気になる自分を
自分で制しています。

もういいよね、十分今までやってきたよね。

本当だったら友達や旦那や、子供たちと行きたいところも
母が行きたいと言えば優先して連れて行き
それがかなわないと、
自分自身も行ってはいけない気になって行かない・・・

そうやって何年も過ごしてましたからね。

もう、私は充分
色々連れて行ってもらったから、ゆっくり言っておいで・・・

心からのそんな言葉は、永遠に出ないのかな~