旦那のこと2 | 自分らしくしなやかに

自分らしくしなやかに

自分の人生をいきたいと願いつつ還暦になってしまいました
母の縛りはますます強固に、介護という名で重くのしかかっています

今日も秋晴れのきれいな空が広がっていました。

朝起きてきた主人に

「阪急でやってるイタリアンフェアにでも行かない?」

と、声をかけてみました

「行かない」

との返事

「なんで?」

と聞くと

「行ける訳無いやん」


「もう、車いすと違って少し杖でも歩けるし
トイレも行けるし、お昼ご飯だけ食べさせたら出られるよ」


と、言ったのですが

「せわしいだけやから、もういいやん」

朝食の後、パソコンに向かい
そのあと車を洗い出しました

「じゃあ、おばあちゃんの晩ご飯食べてもらっといて
ちょっと晩ご飯でも食べに出る?」


と、声をかけてみましたが

やっぱり

「せわしないからいいわ」

との返事でした

前までなら、また、何をすねてるねん
いい歳してなに考えてるん?
くらいに思っていたのですが、

自分が鬱状態になって、同じ感覚を味わっているので
やばい状態だと思いました

頑張って段取りして二人で出かけても
いつも時間が気になってせわしなく戻ります
交代の人が待ってくれているときもあり、
母が入院中か旅行中で無い限り
のんびりした気分にはなれません

毎日一生懸命に働いても
休みの日に家族と旅行の話すらできず
ちょっと健康のためにはじめた山歩きも
金剛山の1回きりでストップ

母には面と向かってでは無いけれど
「一人で遊びにいかはったらええのに」
とまで思われて

本当に申し訳なく思います

私と結婚しなければもっと充実した人生だったろうと
心の底から思います

いつになると解放されるか解放されるかと
思いながらやってきての
本格的介護です

せめて子供が独立してからの
数年でも、母が私を手放していてくれたらと
思いますが、そうならないうちに
本当の介護に入りました

母は私たちが行かないと分かっているから
「行けばいいのに」とか
「ご飯食べてきたら?」
とか言います

「○○さえしておいてくれたらいいよ」

っていう具体的なことはなく

どうせ行かないだろう
どうせやらないだろう

と、本人も自覚無しに思っていて
口に出しているんだと思います

今月は主人の誕生日もあるし
来月は職場の忘年会もあります

今から頭の中はその日の段取りのことで
フル回転していますが

母が困らないようにしておいて
母を1人にさせることを
私も努力していこうと思います

また、どこか痛いが始まるかもしれませんが・・・

まずは今週、歯医者さん
お昼ご飯と夕飯の間なので
買い物もついでによってこようと思います

誰にも留守番を頼まずに
1人で待っていてもらいます

問題は母よりも私かもしれない・・・