救急搬送 | 自分らしくしなやかに

自分らしくしなやかに

自分の人生をいきたいと願いつつ還暦になってしまいました
母の縛りはますます強固に、介護という名で重くのしかかっています

金曜日の夜中(寝入りばな)、
階上の母の部屋から
ドンドンと大きな床の音が聞こえて
夢から引き戻された

ほんの2,3日前にも音がして駆けつけると
ベッドに上半身を横たえ
足を床に付いた状態で寝ている母がいて
声をかけてベッドに戻したことがあったので
どうせそんなことだろうと思いつつ
駆け上がって部屋を覗くと

「苦しい、苦しい」と呻いている
胸が苦しい、助けてくれと言いつつ
このまま家で死なせてくれと
訳の分からないことをわめいている

体勢は先日と同じで半分ベッドからずり落ちているので
とりあえず抱えてまっすぐに寝かせようと思ったら
失禁している

着替えさせようと思っても
胸苦しさからか
いつものようにハルシオンを
飲んでいるからか
身体を動かすのに協力してくれないと
50㎏の母の身体でも動かない

血圧を測ると
上が86ほど・・・
このところ少し高めで
140くらいあったので

ん?これはおかしい?

朝まで様子見てる場合じゃ無いかもと
主人を起こしに行って見てもらうと
すぐ「救急車呼ばなあかん!!」

有り難いことにすぐに来てくれて
弁膜症があり、
いつも循環器でかかっている
病院があること
何かあればすぐに来るように
言われていることを告げると
連絡を取って受け入れをしてもらえることになった

母と救急車に乗るのは3度目ガーン

1度目は、階段から落ちて意識がもうろうとしていた
嘔吐もあるし
脳卒中か頭部の外傷かと
焦ったけど
救急で運ばれた先で色々調べたが
打ち身とちょっとした怪我で
脳もどうも無く
骨折もなく

結局(眠剤のせいで?)寝ぼけて落ちて、
頭を打っただけで済んだ

待合で待っている間
このまま身体が不自由になって
寝たきりになるのだろうかと
不安だった

2度目はベッドから立ち上がろうとしたときに
ふらついて崩れるように転倒し
大腿骨を骨折したとき

このときは、痛がってはいたが
命に別状がないので落ち着いて対応ができた

そして3度目が今回
さすがに心臓ということで
少々の覚悟と後悔と複雑な気持ちで
救急車に乗り込んだ