やっちゃった | 自分らしくしなやかに

自分らしくしなやかに

自分の人生をいきたいと願いつつ還暦になってしまいました
母の縛りはますます強固に、介護という名で重くのしかかっています

明日のクリスマスイブに
もうダメだと持っていたSMAPのライブに
友達に誘ってもらって行けることになった


明日は、お昼に母の訪問リハビリが終わったら
母の友達が泊まりがけできてくれて
晩ご飯の用意を軽~くしておけばいいように段取りもした

だから今週は頑張ってそれ以外の日は母のお付き合いをしようと
気持ち良くどこへでも連れてでてあげようと思っている

数日前から少し風邪気味の母は、毎朝ずっとしんどいオーラを出して
もう死ぬかも知れないような顔をして
ほとんどの時間を不機嫌な顔で過ごしている

時折聞こえる電話の声は元気で
「風邪ひいてもう何日も家を出てないねん」と
訴えてる

ウソつけ!
先週も月・火・木と(私と)出たやん
と、心の中で突っ込んでいる

昨日の月曜日もいつものごとく
「食べたいものを見たい」と言うので
デパ地下へ・・・
さすがホンマにしんどいのか時間が短めで助かった~

今日は朝から親戚の家へ届け物
私ひとりでも良いのだが
家から出たい母はドライブがてらと乗り込んできて
帰りはまた寄り道の4時間半コース

まぁ、それはいいとしよう
明日のために我慢我慢

で、お昼を食べながら
「晩ご飯何するつもり?」
と聞いてきた
「クリスマスだし、ちょっと鶏でも焼こうかな」
と答えた
正直まだちゃんと考えてないし、
帰ってから冷蔵庫と相談してと思っているのだけど・・・

すると
「クリスマスに鶏を食べるのは明日か明後日にするもんや」
と母が言った
私が
「別にサンタさんが来る訳でもないし、今日でもいいんちゃうん?
子供も居てないし・・・ レストランのメニューももうクリスマスやろ?」
と、答えた途端
鼻でフンと笑いながら

「あんたはそうやってすぐにいちゃもんつける。
あんたもお父さん(私のダンナ)も
いちゃもんつけるの好きやからな」

(いちゃもんをつける=いいがかりや難癖をつけるという意味)

と、本当に人を馬鹿にした顔で言い放った
(ここに書いている以上にイヤな感じの言い方)

これがいちゃもん?文句?
普通に会話やん?

あ~、やっちゃったと反省

そう、何を言われても
「そうやね、そうやね」
と答えとかなあかんのやった

「あんたはいちいち人の言うことに
反論せんと『そうやね』と言ってたらええねん」
て、言われてたもんね

こっちは会話のキャッチボールのつもりでも
母は自分の言うことに反論すると
気色ばんで逆らうって怒るんやった

こうやってだんだん会話をするのが
恐くなり
一緒に居て一緒に車に乗り一緒にご飯を食べても
私はしんどくてだんだん口は重くなり
顔がこわばってくる

根本的に明日私がライブに出かけることを
母は怒っているからだ
私が24日にライブに行きたいって言った時

「クリスマスイブにひとりほっとく気?」

と、すぐに返ってきたからね

母は腹が立ってるんやね
自分が放っておかれることを

昨日今日と寄り添っているだけで
本当にしんどくなる
朝から不機嫌な顔を見るだけで逃げ出したくなる

そう思う自分がイヤで仕方が無い

頼むからもう少し幸せそうな顔をしてくれたら
もう少し楽しそうにしてくれたらと
思う

母に寄り添って手を引いてデパートを歩きながら
ランチを食べながら
母の話に相づちをうちながら
自分の思いは置いてきぼりで
仲良し親子のふりをした
女中と奥様の時間で
どんどん自分の時間が消耗されていく・・・

明後日はまたデパ地下?スーパー?美容院?
その次は黒門市場かな?
明日のためにガマンガマン