<建9> 子供部屋プラン
ログハウスは老人や子供にとっては、とても重要な住宅だと思います。
木の効能によって、様々な利益を身体にもたらしてくれるからです。
さて、子供達が親と同室で寝なくなるのが何歳くらいでしょう。
完全に個人の居室として使用するのはいつからでしょう。
それらも考えると、最初は大きな空間を共有し、後に間仕切るか別室を利用する方法など如何でしょうか。
ログハウスは耐力壁の計算によって大きな空間が作れます。
今回のプランは、小学生低学年までの3人の子供達の部屋です。
8.5帖の長方形の居室です。広いテーブル板を端いっぱいに取り付けて、3人の机とご主人のパソコン場の4つに区分けしました。北側の壁に窓はありません。昼光の明かりは天窓のみです。
デスクの上には各自の電灯とスイッチ。足元には各自専用のコンセント。
壁に窓がないのは、昼間は外のにぎやかさを気にするかも知れませんし、夜は必要ないという処です。壁に色々必要なプリント,用事などを貼る事が可能です。お父さんが日曜大工で棚をいっぱい作ってくれるでしょう。また、風通しの窓は側壁に付いています。
子供達寝室への物入階段です。
3人分に各自の段板蓋が付いています。
3人の子供達の部屋も細長く、8.5帖です。
3人分のベッドを入れます。部屋は室温調整もでき、ゆっくり眠れるように間仕切建具が入っています。
<建8> 2階床の音の響き
ログハウスは音は響くと言われています。
ログハウスの中で演歌でも歌うと、それはとても歌手になったように上手に聞こえます。
ログ組みの凹凸に加え、音を柔らかく吸収し、見えない木のバイブレーションで音を撥ね返します。それはエコー音響状態です。(風呂の中で歌うと上手に聞こえてきます。同じような感じです。)
演奏会とか歌の発表会とかカラオケには最適でしょう。
さて住まいの毎日となると、やたら2階の床の音とかドア音がうるさく聞こえます。
ログメーカー,施工店によって、音の響きが違います。ログ梁や床根太にそのまま床板を貼っているログメーカーでは、音が直接響きます。
音の響きを減少させるには、音を吸収させる事、音の振動を減らす事、音を囲い込む事などの工夫が必要です。
私は、
1. 床板を厚くしました。(28m/m)
2. 床板の下に音の吸収板を入れました。(9m/m)
3. 床板及び吸収板の下地に分厚い合板を敷きました。(24m/m)
4. 床板を受ける細い根太材を大きなログ梁に変えました。
5. ログ梁の1本1本の微妙な振動を、直角方向に天井下地桟を入れ
連結しました。
ログ梁桁の下に隙間ができる事により、電気配線もスムーズです。
<建7> 断熱とすきま風
床下,屋根裏断熱材が正しく敷き込まれるか。
私は、お客様に断熱材敷込や断熱材入れをビルダーと一緒にやってもらっています。(諸事情で出来ない方には無理強いはしません。)
断熱材取付方法,施工方法は指導しています。
自分の家の仕上がりが納得できる事、住宅の検査,保証というのは、誰の為にするものなのかを確認してほしいからです。
ログハウス特有の窓上部の開口部。これらの開口部にお客様が断熱材を敷き詰めます。3周囲の窓廻りの隙間にも発泡ウレタンを充填します。
施工検査は、手を濡らしてすきま風があるかどうかをお客様自らチェックします。
天井裏断熱材もお客様の確認の中で行います。天窓廻りも、お客様がしっかり取り付けられています。
落ちる事もずれる事もありません。
このような、大変重要な施工でありながら危険性が低い軽作業で出来るわけです。
大事な事は、「慌てないで正しく施工する。」という事です。
もう一つのプラスは、その作業費をお客様「自ら稼いだ。」という事です。
解りますよね、「気持ちよく納得してその分安くなった。」











