織田信長を演じるのは木村拓哉。時代劇初出演となった TVドラマ『織田信長 天下を取ったバカ』(1998年/TBS)以来、約25年ぶりに織田信長役を務め、“本能寺の変”に至るまでの激動の生涯を圧倒的存在感で魅せる。そして濃姫役には綾瀬はるか。天下統一へと駆け上がる信長と対等に向き合い、臆さぬ物言いで時に信長を導いていく信長の妻を演じる。
織田信長という大役を演じることが決まったときの心境を聞かれた木村は、
「歴史上の人物には魅力のある方たちがたくさんいるんですけど、自分は特に織田信長に惹かれる部分が多いです。たまたま、木村家の家紋と織田家の家紋がまったく同じ、“織田木瓜”という家紋があって、幼少期、時代劇を後ろから覗き見していたときに『なんで自分の家紋が映っているんだろう』って不思議だったんです。そこから歴史を学んでいって、同じ家紋なんだとわかり親近感がありました。なかには残虐的な行為もあるけど、その行為の根幹にあるものを、資料を見て知っていくうちにどんどん魅力を感じていきました。こういった大作で彼(信長)を演じさせていただけて名誉ですし、今を生きる僕たちが当時実際に生きていた人たちを演じ、物語を作るうえで『当時の方たちに失礼のないような作品にしたいですね』と綾瀬さん、古沢さん、大友監督とも現場で話しました。彼を演じさせていただけるという、本当にこの上ない舞台を用意していただいたので、全力で演じさせていただきました」
ワイドショー盛りだくさんでしたね