先日、こちらの地方のローカルで、世にも奇妙な物語の"言葉のない部屋"が放送されていて久しぶりに録画してみていたんですが
木村拓哉はなにをやっても木村拓哉って言ってる人に見て欲しいって思っちゃいました
設定は、高度成長期に田舎から東京に出てきて工場で働いている青年、オドオドしていて、誰とも話ができなくて、友達ができなくて、誘われた送別会にも仕事で遅れていって、みんながワイワイしている様子を外からしか見れなくて、せっかく誘ってもらったのに、結局帰ってきちゃって、一人部屋でテープレコーダー相手にしか話ができない男の子
"ただいま"って自分で言ったあとに、レコーダー回して"おかえり"って自分の声を録音したものを聞いて、やっと安心できる男の子
この物語の中に描かれている男の子が"ぶっちゃけ~"とか"maybe君は俺を好きになる"とか"みなみ~~~♡"とか叫んでる男の子と同じ子なら、どれも木村拓哉じゃんって思えるのなら
なんかちょっとそれはどうなんだろう?って思ってしまったり・・・
世間が思い描く木村拓哉像、世間が求める木村拓哉像、世間が演じて欲しい木村拓哉像
そうじゃなくって、そんなんじゃなくって、なんてちょっと思ってしまった
ドラマが始まったらまた色々書かれるのかな?視聴率とか視聴率とか視聴率とか・・・
彼が背負う期待、彼にかせられる様々なシガラミ
そんなこと、な~~んにも考えないで、ただ物語の世界の中にいる彼に会いたいのにな~
どんな世界でもどんな物語でも彼がいるだけで、それだけでいいのにな
いろんな声を、ぜ~~~~~~んぶガソリンに変えて、フルスロットで現場に毅然と立っている彼を思うと、ちょっとせつなくなってしまう