GW期間中の5月4日に公開された『ドクター・ストレンジMoM』の際には混雑を避けて足を運ばなかった為に、その公開翌日にはパンフレット類が完売してしまっていた事もあり、今度は、同じ轍を踏まないようにと、この『シン・ウルトラマン』については5月13日(金)の公開初日の初回上映に、貯まっていたdポイントを有効活用するべく、年老いた父親と共に、滋賀県草津市のイオンシネマ草津まで、いち早く先ずは2D通常版の上映の鑑賞に出向いて来ました。
※尚、まだ既に劇場鑑賞済みの作品が『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』『カモン カモン』の洋画2作品と、(本作の後に観た)邦画の『とんび』との計3作品をブログ記事化出来ていませんが、取り急ぎ、順序は前後してしまいますが、先ずは、この『シン・ウルトラマン』の感想をブログ記事化させて頂きます。
今年度18本目の劇場鑑賞作品。※未ブログの洋画2作品のみ含む。
(※今年度のイオンシネマ草津では、未だ記事にUP出来ていない『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』を含む、7本目の劇場鑑賞作品。)

「温故知新。私の好きな言葉です。(22.5/13・2D通常版)」
ジャンル:SF/アクション
製作年/国:2022年/日本
配給:東宝
公式サイト:https://shin-ultraman.jp/
上映時間:112分
上映区分:一般(G)
公開日:2022年5月13日(金)
企画・脚本・総監修:庵野秀明
監督:樋口真嗣
キャスト(配役名):
斎藤工(神永新二) / 長澤まさみ(浅見弘子) / 有岡大貴・Hey! Say! JUMP(瀧明久) / 早見あかり(船縁由美) / 西島秀俊(田村君男) / 田中哲司(宗像龍彦) / 山本耕史(メフィラス星人) / 岩松了(小室防災大臣) / 嶋田久作(大隈内閣総理大臣) / 益岡徹(狩場防衛大臣) / 山崎一(中西外務大臣) / 和田聰宏(加賀美) / 長塚圭史(早坂陸自戦闘団長) / 堀内正美(内閣官房長官) / 利重剛(首相補佐官) / 高橋一生(ウルトラマン:声の出演) / 津田健次郎(ザラブ星人:声の出演) / 竹野内豊(政府の男) 他

【解説】
日本を代表するSF特撮ヒーロー「ウルトラマン」を、「シン・ゴジラ」の庵野秀明と樋口真嗣のタッグで新たに映画化。
庵野が企画・脚本、樋口が監督を務め、世界観を現代社会に置き換えて再構築した。
「禍威獣(カイジュウ)」と呼ばれる謎の巨大生物が次々と現れ、その存在が日常になった日本。
通常兵器が通じない禍威獣に対応するため、政府はスペシャリストを集めて「禍威獣特設対策室専従班」=通称「禍特対(カトクタイ)」を設立。
班長の田村君男、作戦立案担当官の神永新二ら禍特対のメンバーが日々任務にあたっていた。
そんなある時、大気圏外から銀色の巨人が突如出現。
巨人対策のため禍特対には新たに分析官の浅見弘子が配属され、神永とバディを組むことになる。
主人公・神永新二を斎藤工、その相棒となる浅見弘子を長澤まさみが演じ、西島秀俊、有岡大貴(Hey! Say! JUMP)、早見あかり、田中哲司らが共演。
劇中に登場するウルトラマンのデザインは、「ウルトラQ」「ウルトラマン」などの美術監督として同シリーズの世界観構築に多大な功績を残した成田亨が1983年に描いた絵画「真実と正義と美の化身」がコンセプトとなっている。
(以上、映画.comより、引用抜粋。)


各人それぞれの初代ウルトラマンへの思い入れの度合いによって、本作への評価は大きく二分されるかも知れないですが、ただひとつ確実なのはこの作品を観たら、必ずや誰かと語り合いたくなる映画だということ。

企画・脚本・総監修に庵野秀明さん。監督は樋口真嗣さん。『シン・ゴジラ』でも組んだ名コンビが、「俺たちが観たいのはこういうウルトラマンだ」、とでも言うかのように、日本を代表するSF特撮ヒーローを現代を舞台にアレンジを加えて蘇らせたリブート版作品。

この映画では、
怪獣、ではなく「禍威獣」と呼ばれる超自然発生巨大不明生物が次々と現れる、我が国、日本。

政府は、科学特捜隊の科特隊(カトクタイ)、ではなく、防災庁の組織内に、「禍威獣特設対策室」、略称・禍特対(カトクタイ)を設立し、室長に宗像龍彦(田中哲司さん)。その専従班の班長である田村君男(西島秀俊さん)をはじめ、神永新二(斎藤工さん)、瀧明久(Hey! Say! JUMP・有岡大貴さん)、船縁由美(早見あかりさん)らがその任務に当たっているのでした。


禍威獣に加えて、さらに、今度は大気圏外から”銀色の巨人”までが突如出現。

巨人対策として、分析官として新たに配属された浅見弘子(長澤まさみさん)は、その巨人を「ウルトラマン(仮称)、正体不明」と命名し報告するのでした。


渦巻きが文字になるタイトルロゴをはじめ、冒頭から「ウルトラQ」に始まる、空想特撮シリーズに親しんだ元少年の心をくすぐり続けます。

特撮や特撮風の映像にもだえてしまいます。
○○越しに撮る○○など、ウルトラシリーズでも有名な実相寺昭雄監督へのオマージュ的なカメラアングルが、過剰なまでに多用されるのも必見。

1966年~1967年放送の初代ウルトラマンの人気のTVシリーズ放送回のエピソードを上手く抽出し組み合わせた構成で、お話しに主に出てくるのは凶暴な怪獣(禍威獣)よりも、むしろ知的な宇宙人(外星人)が中心の話し運び。

怪獣映画というよりかは、異星人による地球侵略を題材にしたSFのようでもありました。
『シン・ゴジラ』の魅力の一つだった、未知の脅威に右往左往する日本政府や、それを軍事利用を図ろうととする国際社会の在り方を風刺する要素も忘れなく描写していました。


山本耕史さんが胡散臭くも魅力的に演じたメフィラス星人とウルトラマンの人類を巡る対話には、その場所、そこでの最後の台詞を含め、大いに笑えました。
また、禍威獣を地上に残すと後始末が――といった、ウルトラマンのパロディのそのまたパロディのような台詞もあり、遊び心もいっぱいでした。

また、私は未見の作品ですが、本作と、映画『大怪獣のあとしまつ』とを上手くリンクさせられたら更に面白かったかも知れないですね。

といったように、魅力は語り尽くせないのですが、惜しむらくはドラマ部分のパートが弱かった点。

ラスト30分、最強の敵との戦い、禍特対の仲間たちの奮起、主人公の重大な決断など、ここぞとばかりに泣ける要素の展開の連続のはずでしたが、枠が決まっているテレビシリーズのようにあっさりと、エンディングロールと共に、米津玄師さんが歌う主題歌『M八七』が流れ始めてしまうのでした。

なので、もう30分くらい長尺にして、ドラマ部分のパートを分厚くしても良かったような気もする本作。
あの円谷プロの特撮ドラマの傑作ともいわれる『ウルトラセブン』のように、もっと人間ドラマの部分でもドラマチックに描いてくれたらと、その点のみがやや悔やまれました。
当初は、神永新二(斎藤工さん)と浅沼弘子(長澤まさみさん)のキスシーンもあったらしいのですが編集で削除されたらしいですね。
若しくは、怪獣プロレスの特撮シーンをもう少し観たかったですね!
私個人的には、バルタン星人か、レッドキング、シーボーズあたりの禍威獣との対戦が観たかったです。

長澤まさみさんのスタイルの良さを活かした、少年がムズムズしてきそうな、しかし、このご時世、女性が怒ってしまいそうなセクハラとも言われかねないフェチな演出を含め、やたらと自分や他の人のお尻を叩くなど、やや新世紀エヴァンゲリオンの葛城ミサト風なキャラクター作りなど、それをも含め、やはり誰かと語らずにはいられない映画ではありました。
主題歌・米津玄師さんの『M八七』。

スッカリと映画にハマってしまい、米津玄師さんが歌う主題歌『M八七』も早速iTunesStoreからDLをして繰り返し聴いています。
6月22日発売予定のサントラ盤の『シン・ウルトラマン』音楽集も出来れば初回限定盤を購入予定です。
○米津玄師 - M八七 Kenshi Yonezu - M87
また、先日は、IMAX版をTOHOシネマズ二条まで、早速にも、おかわり鑑賞してきました。
私的評価:★★★★☆(90点)。
私的な評価としましては、
TVシリーズでの人気の放送回の内容を上手く抽出し再構築し、現代風にアレンジしたリブート版作品としては、なかなか成功した本作だったのではないかと思いました。
セクハラ的な演出に対する批判や、少々『新世紀エヴァンゲリオン』の葛城ミサト風なキャラクター作りなど庵野秀明さんのオヤジ目線での女性像についての酷評も甘んじて受けますが、総じて言えば、特撮オタクも特撮ドラマ弱者も、双方共にほぼ満足がいく出来映えの絶妙な話し運びだったのではないかと思いました。
従いまして、五つ星評価的には、ほぼ満点の★★★★☆(90点)の評価も相応しい作品かと思いました。
○映画『シン・ウルトラマン』予告【2022年5月13日(金)公開】
『シン・仮面ライダー』情報について。
そしてまた、庵野秀明×樋口真嗣コンビによる『シン』シリーズの第3弾であり、特撮ドラマ化・生誕50周年記念映画『シン・仮面ライダー』の特報が劇場でも観る事が出来ましたので、特報の動画を貼り付けておきますね。
来年3月公開予定。楽しみです。
※公式無料アプリの『SHOCKER』も解禁。いよいよですね。


○映画『シン・仮面ライダー』特報
○『SHOCKER』公式アプリ(無料) from映画『シン・仮面ライダー』

今回も最後までブログ記事をお読み下さり有り難うございました。