先月の5月も、そんなにも多忙でも無かったのですが、体調があまり芳しくなかった事もあり、4月と同じく、結局、ひと月で劇場鑑賞出来たのは、MCU作品『サンダーボルツ*』と本作『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』の僅か2本のみでした。
本作は全国の劇場で5月16日(金)から先行上映を実施していたのですが、日米同時公開日の5月23日(金)からでないと、劇場向けパンフレットの販売が行なわれないとのことでしたので、仕方なく、正式公開日の5月23日(金)の公開初日に、行きつけのシネコンである滋賀県草津市のイオンシネマ草津まで、前作同様に、父親を連れて一緒に観に行ってきました。
今回は、あのトム・クルーズの代名詞でもあり、世界的人気を誇る、毎回まさに身体を張ってイーサン・ハント役を演じるスパイアクション映画「ミッション:インポッシブル」シリーズの第8作目にして、シリーズ集大成の最終章。
前作の『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』との2部作の後編に相当する最新作。
従って、本来ならば『デッドレコニング PART TWO』となるところですが公開前に『ファイナル・レコニング』と副題に変更されました。
なので、決してシリーズ過去作全てを観ておく必要はないですが、最低限、前作の『デッドレコニング PART ONE』のみは観ておくと良いでしょうね。
つきましては、未だ昨年度のみならず、今年度に劇場で観た映画さえもその全てをブログ記事化も出来ていない状態ですが、先ずは取り急ぎ、以下より、この大人気シリーズの第8弾にして最終章の『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』をご紹介させて頂こうかと思います。
今年度の17本目の劇場鑑賞作品。
(今年度のイオンシネマ草津での11本目の劇場鑑賞作品。)

「御年62歳のトム・クルーズの代名詞的シリーズの集大成であり最終章(23.5/23・2D字幕版)」
ジャンル:アクション
原題または英題:Mission: Impossible - The Final Reckoning
製作年/国:2025年/アメリカ
製作会社:パラマウント・ピクチャーズ / スカイダンス・メディア/ TCプロダクションズ
配給:東和ピクチャーズ
公式サイト:https://missionimpossible.jp/
上映時間:169分
上映区分:一般(G)
公開日:2025年5月23日(金)※国内先行上映2025年5月17日(金)
原作:『スパイ大作戦』ブルース・ゲラー
製作:トム・クルーズ / クリストファー・マッカリー
製作総指揮:デヴィッド・エリソン / ダナ・ゴールドバーグ / ドン・グレンジャー / クリス・ブロック
撮影:フレーザー・タガート
編集:エディ・ハミルトン
美術:ゲイリー・フリーマン
衣装:ジル・テイラー
キャスティング:ミンディ・マリン
音楽:マックス・アルジ / アルフィ・ゴッドフリー
脚本:クリストファー・マッカリー / エリック・ジェンドレセン
監督:クリストファー・マッカリー
キャスト(配役名):
トム・クルーズ(イーサン・ハント/IMF) / ヘイリー・アトウェル(グレース/元スリ師、現在はIMFと共に行動) / ヴィング・レイムス(ルーサー・スティッケル/IMFコンピュータ技術担当) / サイモン・ペッグ(ベンジー・ダン/IMFテクニカルフィールドエージェント) / イーサイ・モラレス(ガブリエル/ 前作同様の敵役) / ポム・クレメンティエフ(パリス/フランスの元暗殺者、イーサン達に救われ以降はIMFと共に行動) / シェー・ウィガム(ジャスパー・ブリッグス) / グレッグ・ターザン・デイヴィス(テオ・ドガ) / ヘンリー・ツェニー(ユージン・キトリッジ/IMF元理事、CIA長官) / アンジェラ・バセット(エリカ・スローン / 元CIA長官、現アメリカ合衆国大統領) / ロルフ・サクソン(ウィリアム・ダンロー) / マリエラ・ガリガ(マリー) その他

【解説】
トム・クルーズの代表作で、1996年の第1作から約30年にわたり人気を博してきた大ヒットスパイアクション「ミッション:インポッシブル」シリーズの第8作。
前作「ミッション:インポッシブル デッドレコニング」とあわせて2部作として製作され、「デッドレコニング」から続く物語が展開。前作のラストで世界の命運を握る鍵を手にしたイーサン・ハントと、その鍵によって導かれていくイーサンの運命が描かれる。また、これまでほとんど語られてこなかったイーサンの過去などが明かされる。シリーズおなじみとなったトム・クルーズ本人によるスタントシーンも健在で、今作では飛び回る小型プロペラ機にしがみつく空中スタントなどが見どころとなる。
スパイ組織「IMF」に所属する主人公イーサン・ハント役のトム・クルーズ、「M:i:III」で登場して以降、イーサンの盟友となっているベンジー・ダン役のサイモン・ペッグ、シリーズ全作に登場しているルーサー・スティッケル役のビング・レイムスらおなじみのメンバーはもちろん、前作「デッドレコニング」から登場したグレース役のヘイリー・アトウェル、パリス役のポム・クレメンティエフ、ガブリエル役のイーサイ・モラレスも続投。トム・クルーズ主演作で監督や脚本、製作を数多く担ってきたクリストファー・マッカリーが、今作でもメガホンをとった。
2025年5月23日(金)から日米同時公開。
それに先立ち日本国内では、5月17~22日の6日間にわたり全国の映画館で先行上映が行われた。
(以上、映画.comより、引用抜粋。)

▲前作のシリーズ第7作目『ミッション:インポッシブル デッドレコニング PART ONE』(2023年)を観た当時の私の感想についてのリブログ記事です。
ご興味が惹かれましたらば是非ご一読下されば幸甚に存じます。

前作超えシリーズ最長169分のアクション巨編。制作費も史上最高額推定4億ドル。
前作同様に、先ずは、観客を愉しませる、コロナ禍以降下降線を辿ってしまった映画界を盛り上げる。
そんな一介の映画人としてのトム・クルーズの溢れんばかりの情熱が、前作にも増してスクリーン上に、ほとばしっていました。

前述しました通り、本作は、シリーズ初の前編・後編の2部構成となっていた後編に相当し、そしてまたシリーズ最終章とも噂されるなど、あらゆる面で、これまでの《集大成的な作品》となっています。
とりわけ、第8作目であり、シリーズ最終章に相当する今作は、前作を更に超えたシリーズ最長となる2時間49分の上映時間。
行きつけのイオンシネマでは、予告編や企業CMを併せますと、計3時間5分といったかなりの長丁場でしたので、途中でトイレに行きたくならないかと心配で、まさに尿意との格闘でもあった訳ですが、そんな不安な思いも全くの杞憂に終わってしまうほどに、次から次への手に汗握るアクションの連続だったので、幸いなことに、体感時間的には2時間ほどに感じたほど、あっという間に過ぎ去っていきました。

また制作費もシリーズ最高の推定4億ドル(現在のレートで約580億円超)らしく、これまでに作られた中でも最も高価な映画のひとつでもあるらしい。
あらすじ
これまで幾多の強大な敵に立ち向かってきたCIAの極秘諜報部隊IMF(Impossible Missions Force=不可能作戦部隊)のリーダーのイーサン・ハント(トム・クルーズ)。
決して、国際通貨基金の略称のIMFとは違い全くの無関係です(笑)

今回、そんなイーサン・ハントとそのIMFの仲間達が挑む試練は、前作から引き続き、正体不明の全能AI(人工知能)から世界を救うというもの。
「Entity(エンティティー)」を字幕翻訳家・戸田奈津子さんの日本語字幕では、「それ」という言葉で表現されている全能AIは、人類を支配しようとしており、デジタル汚染がSNSの世界にも影響を与え、人々を洗脳し、終末思想や反政府思想に染められた民衆が暴徒化さえもし始めているのでした。
各国首脳が恐れているのは、人類に反旗を翻したAIによる軍事介入。
2年前の流行語大賞の「A.R.E.=アレ」でもなく(笑)、何故か「それ」という代名詞として字幕化される、全能AIのエンティティーが世界中の核保有国の兵器庫のスイッチのコントロールの掌握を着々と進めており、やがて残るはイギリス、中国、ロシア、アメリカの四ヶ国のみとなるのでした。

エンティティーの企てを止めるために必要な鍵は、イーサン・ハントの手中にある。次は沈んでしまったロシアの原子力潜水艦を探し出し、その上でエンティティーの核となるメモリを手に入れるというミッションが待ち受ける。
そこで問題は、その原子力潜水艦が沈没している場所である。

イーサン・ハントは、エンティティーを自分の制御下に置き実質的な世界征服を企むガブリエルがその場所を知っていると睨み、彼の副官だった暗殺者パリスが移送中にIMFメンバー達がその身柄を奪還するのでした。


ガブリエルのアジトに行くも彼に逃げられてしまうのですが、イーサン・ハントはそこでエンティティーと交信可能なポッドを見つけ、その中に入るのでした。
全能AI・エンティティーは、「今から4日後に核戦争で世界を消滅させる。その前に、私のメモリを”終末の保管庫”に避難させろ」とイーサン・ハントに告げるのでした。
人類に牙を剥く全能AI・エンティティーに世界中の核ミサイルの起動プログラムが支配されつつある中、イーサン・ハントとIMFメンバー達は全能AIを破壊するためのコンピュータウイルスを作成。

しかし、全能AIの下僕として働きながらも信用を失って切り捨てられたガブリエルはイーサン・ハントに復讐するためそのコンピュータウイルスのシステムを強奪するのでした。


追い詰められたイーサン・ハントは、昔馴染みの元CIA長官で、現アメリカ合衆国大統領のエリカ・スローンに頼み込み、アメリカ合衆国政府に協力を取り付け、全能AI・エンティティー打倒の切り札が眠るロシアの沈没した原子力潜水艦を目指す。

イーサン・ハントはその言葉に従い、”最後の試練(ファイナル・レコニング)”に立ち向かうのでした。
果たしてイーサン・ハントは人類を救うことが出来るのか??
といったイントロダクションの映画でした。
陸海空と手に汗握る生身のアクション
アクションスターとしてのトム・クルーズは本当に狂人的なくらいに素晴らしい(褒め言葉です・笑)。
人気スパイシリーズの最新作の本作を観て、今更ながらそう思わされました。

最終盤の空中戦は、トム・クルーズ演じるIMFのスパイ、イーサン・ハントが小型プロペラ機にしがみついたアクションが高所恐怖症の私には手に汗握らせます。
昔々にバスター・キートンなどが活躍した活動写真の頃の古典的なアクション活劇への先祖返りとして、トム・クルーズの映画愛には本当に頭が下がるのですが、なによりも、目を瞠らせられたのは、中盤に展開する水中でのアクションでした。
イーサン・ハントは人類にとって最凶の敵である全能AI・エンティティーを倒すため、特別な武器を手に入れようとするのでした。
その為に、ベーリング海の底奥深くに沈むロシアの原子力潜水艦の艦内に潜入していくのでした。

シリーズ全8作を通して、トム・クルーズのアクションを大別するとしますと、疾走したり、カーチェイスを演じたり、スピード感を売り物にするか、或いは、高層ビルの壁をよじ登るなどして手に汗握らせるパターンかのいずれかになるでしょう。
例えば、1996年の第1作目では、高速列車のトンネル内での攻防が前者にあたり、宙吊りによるCIA本部への侵入が後者の典型として、描かれていました。
今作の激しい水圧に耐えながらの水中アクションは、差し詰め後者に属するでしょう。
全能AI・エンティティーに対する特別な武器のありかを探して、原子力潜水艦内を往き来するスピード自体は緩慢ながら、トム・クルーズの一挙手一投足をなめるように眺めることが出来ます。
昨今のCG至上主義に逆らうかのようで実に痛快でもありました。

裸になって逞しい肉体美を誇示するのも、水中だからといった必然性以上に、生身のアクションを印象付ける最高のアイデアとも思えもしましたが、どうでしょう(汗)💦
とは思いながらも、但しながら、水圧に耐えるべく特殊減圧ボディスーツを着用しているのに、あえて生身の身体を晒すのは自殺行為に等しいはずではありましたが(笑)


更に、本シリーズ初めから通して鑑賞している人へのサービスとして、意外な人物がキーマンとして登場しますので、お楽しみに!!!

ただ、2部作と銘打つ前作からの続きで、エンティティーと対決するストーリーの大まかな骨格自体はそれほど複雑でもないはず。
そうであるにも拘らず、前作などとの繋がりを紹介するためか、説明台詞がやたら長かったのが残念だったですね。
字幕版だから長々とした説明台詞もなんとか理解できましたが、吹替版だったらどうだったのかなとも思いました。
エンティティーをあえて「それ」という代名詞で意訳表現するといった、「それ」の字幕の連続には、若干戸惑いながらも、字幕翻訳者の戸田奈津子さん流のいわゆる”戸田っち意訳”には今作では悩まされる事もさほど無かったのも幸いしましたけれど(汗)💦

シリーズ最長の上映時間になってしまったのは説明口調な長台詞が、かなり多かったせいもあるのかも知れないですね。

私的評価:★★★★☆(90点)。
満点に至らなかったのは、野暮を承知であえて指摘するならば、沈没したロシアの原子力潜水艦から脱出するに当たって、イーサン・ハントが深海から生身で急浮上したのをピンポイントで奇跡的に救った元女スリ師のグレースの件、あるいは、最終盤のアクションで、パラシュートが燃え尽きたにも拘らず無傷といったイーサン・ハントの不死身ぶりやご都合主義的な展開の面には言葉もなかったのですが、展開的に??という場面は挙げればキリがないほど割りとありはしました(汗)💦

ですが、それらの疑問点をも吹き飛ばすような生身のアクションシーンには大いに満足でしたので、五ツ星評価的には、★★★★☆(90点)の四ツ星半評価も相応しい作品かと思いました次第です。
M:Iシリーズの今後の展開について。
クリストファー・マッカリー監督の話しでは、『デッド・レコニング』と『ファイナル・レコニング』を以て本シリーズが完結するわけではなく、今後の作品のアイデアを練っていると語り、またトム・クルーズ自身も70代後半までハリソン・フォードが『インディ・ジョーンズ』シリーズを演じていたことを理由にイーサン・ハント役のシリーズの更なる映画に出演する事にも興味があるとも表明したそうで、未だ未だ本シリーズも続くのかも知れないですね(汗)💦
〇映画『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』ファイナル予告|2025年5月23日(金)日米同時公開
今回も最後までブログ記事をお読み下さり有り難うございました。