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HALUの映画鑑賞ライフのBlog

~映画鑑賞雑記帳 &京都・滋賀の季節の歳時記 & 読書などのお気儘ライフ~

京都では、本日6月30日には「夏越の祓(なごしのはらい)」と言って、この日に、各家庭では、水無月を食べる風習があります。

 

1年のちょうど折り返しにあたるこの日に、茅(ちがや)を編んだ、茅の輪をくぐり、この半年の厄や穢れを祓って、残り半年の無病息災を祈願する神事で、宮中故事にちなむ京都発祥の和菓子「水無月」を食すなど、京都各地の神社などで行なわれます。

 

「水無月」とは、ういろうの上に、小豆をたっぷりのせた甘い和菓子です。

 

我が家でも例年の如く、水無月のお菓子を食しました。

 

 

それにしても、異例の早さの梅雨明けに伴う記録的な酷暑にも参っていますが、ここ最近、不気味なことに地震が群発しその活動が活発化しているのかやや気懸かりですよね。

 

来たる、2025年7月5日(土)に大津波などの大災害が起こるという、まことしやかな予知夢を見たという内容の書籍やYouTube動画の影響などから、風水を尊ぶ香港、台湾などからの日本への観光客の流入が激減しているらしいのですが、このクソ暑い時季に、マナーの悪い中華圏の観光客が激減してくれるのは大いに結構なことなのですが、しかしながら、本当に大災害が起きるのは怖いので、もしもの備えとして、防災袋や防災グッズを今一度見直して、夏仕様に一部入れ替えしておく必要があるでしょうね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回も最後までブログ記事をお読み下さり有り難うございました。

 

4月9日(水)から始まったテレビ放送版も先日の6月25日(水)の深夜に放映された第12話までのワンクールを以て最終回を迎えることになりました。

 

 

第1話「赤いガンダム」は、一年戦争が終結したその5年後、宇宙世紀0085年。スペースコロニー「サイド6」のイズマ・コロニーで平穏に暮らす女子高生アマテ・ユズリハこと通称マチュと、アルバイトで非合法の運び屋をしながら、警察に追われる戦争難民の少女ニャアン。

 

 

そして、素性不明なスプレーアーティストのシュウジ・イトウとの出会いから始まる。

 

 

その後に第2話「白いガンダム」では、過去の5年前の一年戦争に話しが戻る展開になっており、その点、劇場先行上映版の『機動戦士Gundam GQuuuuuuX -Beginning-』とテレビ放映版では時系列が逆になっているので、やや解りにくい構成のストーリー展開にはなっていましたが、第3話「クランバトルのマチュ」くらいまでは、ほぼ劇場先行上映版を踏襲した内容なので、いわゆる、パラレルワールド(並行宇宙論)或いはマルチバース(多元宇宙論)的な、ジオン公国のシャア・アズナブルが地球連邦軍のMS機(ガンダム)と木馬(ホワイトベース)を奪い、そして一年戦争にジオン公国を地球連邦軍から勝利させたならば・・・。といった、初代の機動戦士ガンダム(ファーストガンダム)において一年戦争に地球連邦軍が勝利する正史とは異なる変遷を描いた、あくまでも、もしも(if)の世界線の話しをベースにしています。

 

従いまして、歴史が改変され、ジオン公国が勝利し一年戦争終結から5年後の宇宙世紀0085年の同じもしも(if)の世界線が、本作の主な舞台となっています。

 

 

 

▲詳しくは、劇場先行版『機動戦士Gundam GQuuuuuuX -Beginning-』の上記のブログ記事を参照下さいませ。

 

 

 

 

 

紆余曲折あった後、成り行き上からではありましたが、ジオン公国のエグザベ・オリベ少尉から奪う形になった、最新鋭のMS機のガンダムGQuuuuuuXに乗るマチュと、赤いガンダムを操るシュウジがM.A.V(マブ)戦術のコンビを組んで、MS機の2対2のチーム戦による決闘競技の非合法の賞金バトル「クランバトル」に身を投じていくのでした。

 

 

そうこうしているうちに、マチュが、そもそもの最新鋭のMS機であるガンダムGQuuuuuuXをジオン公国のシャリア・ブルの指令により託されたパイロットであったエグザベ・オリベ少尉に捕まってしまい、その正体がバレそうになって身動きが取れなくなり、遂にはマチュがクランバトルの開始時間に間に合わなくなった際に、誰にも黙って、ニャアンがマチュの代わりとして、ガンダムGQuuuuuuXに搭乗して戦うことにするのでした。

 

結果、ニャアンとシュウジがクランバトルには勝利するものも、”キラキラ”という異空間をも見越す世界観を知覚するのは、シュウジと自分のみの共有の物にしたかったマチュは、シュウジを巡ってニャアンとの三角関係に至り、マチュとニャアンはしばらく距離を置くこととなるのでした。

 

ですが、長らく行方不明となっていた赤いガンダムの消息やシュウジの居所が軍警当局やジオン公国のシャリア・ブルにもバレてしまったことから、マチュとニャアンはシュウジを連れて共に地球まで逃げようと画策するのですが、そんな折りに、再びゼグノヴァが発動し、赤いガンダムと共にシュウジも異世界へと消失してしまう。

 

 

その後、国際重要指名手配犯となってしまったマチュは、木馬(ホワイトベース)改めソドンの中で、ヒゲマン(笑)ことシャリア・ブルらの監視の下、一時的に収監されるのでしたが、マチュのスマホに何通も入る謎のメッセージの手引きにより、ガンダムGQuuuuuuXに搭乗し、地球まで「シャロンの薔薇」の行方を追った末に、この世界線では、娼館で働いているララァ・スンに出会い、その結果、シャリア・ブル達に、向こう側(正史??)の世界の存在である「シャロンの薔薇(モビルアーマーのエルメスに乗ったララァ・スン)」の在処を教えることとなってしまう。

 

 

一方、ジオン公国のエグザベ・オリベ少尉に保護されたニャアンは、直ぐにキシリア・ザビ閣下のお気に入りとなり、ニャアンは、キシリア閣下に対し献身的にその期待に報いようとするのでした。

 

第10話「イオマグヌッソ封鎖」では、いきなりギレン・ザビ総帥の副官セシリアが何の前触れもなく首を押さえて苦しみだしたので、まさか、キシリア閣下がスター・ウォーズのダース・ベイダー卿並みのフォースの使い手になったのかと一瞬唖然となりましたが(笑)、ギレン・ザビ総帥が実妹であるキシリア・ザビ閣下に毒殺されてしまうのでした。

 

 

第11話「アルファ殺したち」で、シロウズというイオマグヌッソの開発に携わる研究者の人物に成りすましていたシャア・アズナブルが、ここに来て、ようやく再登場。

 

一方で、シュウジ・イトウは、「僕は向こうの側の世界からやって来た。」とは語りますが、シャア・アズナブルとシュウジ・イトウは一体どういった関係なのかまでは明らかにされず終い(汗)💦

 

尚、第11話「アルファ殺したち」のエンディング曲として、突如、TM NETWORKによる、『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』の主題歌『BEYOND THE TIME~メビウスの宇宙(そら)を越えて~』が流れるのでした。

 

ざぁっと、ここまで大風呂敷を広げてしまって、あとわずか25分間の最終話のみで上手くお話しがまとまるのかといささか不安な中、最終話の第12話「だから僕は・・・」の放送を迎えることになるのでしたが・・・。

 

 

結果、最終回では、残念ながら、シュウジ・イトウが一体何者だったのかという点は唯一の謎として残りはしましたが、それ以外の伏線の回収をわずか25分間ですべてやり遂げたのは本当に凄いの一語に尽きました。

 

 

 

※GQuuuuuuXの6つの「u」は他の世界線=ユニバースで、シャア・アズナブルが死ななくて済む世界線を6回も転生を試みたという意味合いも含んでいるのでしょうか??

 

「白い悪魔」のハイパー(巨大)化には、「おいおい、ウルトラマンかよ!」って感じで笑えましたが、結果的に、OPの主要キャストがすべて生き残って、この世界線では、正史では叶わなかったシャア・アズナブルと「シャロンの薔薇」ことララァ・スンが無事に地球上で再会することが実現したりと、ハッピーエンドで終える世界線で、期待以上の大団円を迎えることになって良かったし、面白かったです。

 

 

また、この世界線でも、キシリア閣下が全く同じくバズーカでシャア大佐に殺されるなど見事に韻も踏んでいて面白かったです。

 

 

それにしても、シャア・アズナブルの声優をご本家の池田秀一さんではなくて、あえて新祐樹さんという若い声優さんに演じさせるよう起用していたのは、この最終話にて、池田秀一さん、藩恵子さん、古谷徹さんのファーストガンダムの御三方にサプライズ出演させるための大いなる伏線だったのでしょうね!

 

ファーストガンダム世代としましては、劇中歌に、故・井上大輔さんの『機動戦士ガンダムⅢ めぐりあい宇宙』の挿入歌『ビギニング』を使用してくれたり、言うこと無しの展開でした。

 

 

シャア・アズナブルではなく、この世界線では、アルテイシア(セイラ・マス)がネオ・ジオンの跡目を継ぐのに加え、ランバ・ラルも侍従武官のようにアルテイシアに寄り添っていたり、そしてまた、マチュ本人からマチュの母親へ、マチュとニャアンが目指していたソロモン諸島の”キラキラ”というビーチで謳歌しながら、メッセージアプリで連絡している姿で大団円。実に素晴らしい着地でしたね!

 

 

結局、シーズン2を製作しなくても納得出来る終わり方でしたし、マチュはガンダムシリーズ史上初の1人も殺さなかった主人公にもなった訳で、鶴巻和哉監督の力量が本当に凄すぎたTVアニメシリーズでした。

 

また、何気に、イースターエッグの如く、「美少女戦士セーラームーン」のタキシード仮面との符号も匂わせていたりといろいろ遊び心も満載だった作品でした。

 

今回の機動戦士GundamGQuuuuuuXは、実に、一見さんお断り的なガノタ(ガンダムヲタ)のみに向けた作品だったかもしれないですが、これまでは、MCU作品などでのマルチバース(多元宇宙論)によるお話しの展開は何でもありの世界過ぎてあまり好きではなかったのですが、今回ガンダムシリーズでもこう言った展開でしたが、計算し尽くされたお話しならば決して悪くは無いな・・・と、ガンダムも言っている(笑)。

 

 

 

 

〇米津玄師「Plazma」×『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』 Kenshi Yonezu - Plazma × Mobile Suit Gundam GQuuuuuuX

 

 

 

〇『機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)』ノンクレジットエンディング映像│星街すいせい「もうどうなってもいいや」

 

 

 

 

〇星街すいせい|夜に咲く

 

 

 

 

〇水槽の街から (I_006_lyric)

 

 

 

〇Far Beyond the Stars

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回も最後までブログ記事をお読み下さり有り難うございました。

先月の5月も、そんなにも多忙でも無かったのですが、体調があまり芳しくなかった事もあり、4月と同じく、結局、ひと月で劇場鑑賞出来たのは、MCU作品『サンダーボルツ*』と本作『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』の僅か2本のみでした。

 

本作は全国の劇場で5月16日(金)から先行上映を実施していたのですが、日米同時公開日の5月23日(金)からでないと、劇場向けパンフレットの販売が行なわれないとのことでしたので、仕方なく、正式公開日の5月23日(金)の公開初日に、行きつけのシネコンである滋賀県草津市のイオンシネマ草津まで、前作同様に、父親を連れて一緒に観に行ってきました。

今回は、あのトム・クルーズの代名詞でもあり、世界的人気を誇る、毎回まさに身体を張ってイーサン・ハント役を演じるスパイアクション映画「ミッション:インポッシブル」シリーズの第8作目にして、シリーズ集大成の最終章。

前作の『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』との2部作の後編に相当する最新作。

 

従って、本来ならば『デッドレコニング PART TWO』となるところですが公開前に『ファイナル・レコニング』と副題に変更されました。

なので、決してシリーズ過去作全てを観ておく必要はないですが、最低限、前作の『デッドレコニング PART ONE』のみは観ておくと良いでしょうね。

 

つきましては、未だ昨年度のみならず、今年度に劇場で観た映画さえもその全てをブログ記事化も出来ていない状態ですが、先ずは取り急ぎ、以下より、この大人気シリーズの第8弾にして最終章の『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』をご紹介させて頂こうかと思います。

 

今年度の17本目の劇場鑑賞作品。

(今年度のイオンシネマ草津での11本目の劇場鑑賞作品。)

 

 

 

「御年62歳のトム・クルーズの代名詞的シリーズの集大成であり最終章(23.5/23・2D字幕版)」

ジャンル:アクション

原題または英題:Mission: Impossible - The Final Reckoning

製作年/国:2025年/アメリカ

製作会社:パラマウント・ピクチャーズ / スカイダンス・メディア/ TCプロダクションズ

配給:東和ピクチャーズ

公式サイト:https://missionimpossible.jp/

上映時間:169分

上映区分:一般(G)

公開日:2025年5月23日(金)※国内先行上映2025年5月17日(金)

原作:『スパイ大作戦』ブルース・ゲラー

製作:トム・クルーズ / クリストファー・マッカリー 

製作総指揮:デヴィッド・エリソン / ダナ・ゴールドバーグ / ドン・グレンジャー / クリス・ブロック

撮影:フレーザー・タガート

編集:エディ・ハミルトン

美術:ゲイリー・フリーマン

衣装:ジル・テイラー

キャスティング:ミンディ・マリン

音楽:マックス・アルジ / アルフィ・ゴッドフリー

脚本:クリストファー・マッカリー / エリック・ジェンドレセン

監督:クリストファー・マッカリー

 

キャスト(配役名):

トム・クルーズ(イーサン・ハント/IMF) / ヘイリー・アトウェル(グレース/元スリ師、現在はIMFと共に行動) / ヴィング・レイムス(ルーサー・スティッケル/IMFコンピュータ技術担当) / サイモン・ペッグ(ベンジー・ダン/IMFテクニカルフィールドエージェント) / イーサイ・モラレス(ガブリエル/ 前作同様の敵役) / ポム・クレメンティエフ(パリス/フランスの元暗殺者、イーサン達に救われ以降はIMFと共に行動) / シェー・ウィガム(ジャスパー・ブリッグス) / グレッグ・ターザン・デイヴィス(テオ・ドガ) / ヘンリー・ツェニー(ユージン・キトリッジ/IMF元理事、CIA長官) / アンジェラ・バセット(エリカ・スローン / 元CIA長官、現アメリカ合衆国大統領) / ロルフ・サクソン(ウィリアム・ダンロー) / マリエラ・ガリガ(マリー) その他

 

 

【解説】

トム・クルーズの代表作で、1996年の第1作から約30年にわたり人気を博してきた大ヒットスパイアクション「ミッション:インポッシブル」シリーズの第8作。

前作「ミッション:インポッシブル デッドレコニング」とあわせて2部作として製作され、「デッドレコニング」から続く物語が展開。前作のラストで世界の命運を握る鍵を手にしたイーサン・ハントと、その鍵によって導かれていくイーサンの運命が描かれる。また、これまでほとんど語られてこなかったイーサンの過去などが明かされる。シリーズおなじみとなったトム・クルーズ本人によるスタントシーンも健在で、今作では飛び回る小型プロペラ機にしがみつく空中スタントなどが見どころとなる。

スパイ組織「IMF」に所属する主人公イーサン・ハント役のトム・クルーズ、「M:i:III」で登場して以降、イーサンの盟友となっているベンジー・ダン役のサイモン・ペッグ、シリーズ全作に登場しているルーサー・スティッケル役のビング・レイムスらおなじみのメンバーはもちろん、前作「デッドレコニング」から登場したグレース役のヘイリー・アトウェル、パリス役のポム・クレメンティエフ、ガブリエル役のイーサイ・モラレスも続投。トム・クルーズ主演作で監督や脚本、製作を数多く担ってきたクリストファー・マッカリーが、今作でもメガホンをとった。

2025年5月23日(金)から日米同時公開。

それに先立ち日本国内では、5月17~22日の6日間にわたり全国の映画館で先行上映が行われた。

 

(以上、映画.comより、引用抜粋。)

 

 

▲前作のシリーズ第7作目『ミッション:インポッシブル デッドレコニング PART ONE』(2023年)を観た当時の私の感想についてのリブログ記事です。

ご興味が惹かれましたらば是非ご一読下されば幸甚に存じます。

 

 

前作超えシリーズ最長169分のアクション巨編。制作費も史上最高額推定4億ドル。 

 

前作同様に、先ずは、観客を愉しませる、コロナ禍以降下降線を辿ってしまった映画界を盛り上げる。

そんな一介の映画人としてのトム・クルーズの溢れんばかりの情熱が、前作にも増してスクリーン上に、ほとばしっていました。

 

 

前述しました通り、本作は、シリーズ初の前編・後編の2部構成となっていた後編に相当し、そしてまたシリーズ最終章とも噂されるなど、あらゆる面で、これまでの《集大成的な作品》となっています。

とりわけ、第8作目であり、シリーズ最終章に相当する今作は、前作を更に超えたシリーズ最長となる2時間49分の上映時間。

行きつけのイオンシネマでは、予告編や企業CMを併せますと、計3時間5分といったかなりの長丁場でしたので、途中でトイレに行きたくならないかと心配で、まさに尿意との格闘でもあった訳ですが、そんな不安な思いも全くの杞憂に終わってしまうほどに、次から次への手に汗握るアクションの連続だったので、幸いなことに、体感時間的には2時間ほどに感じたほど、あっという間に過ぎ去っていきました。

 

 

また制作費もシリーズ最高の推定4億ドル(現在のレートで約580億円超)らしく、これまでに作られた中でも最も高価な映画のひとつでもあるらしい。

 

あらすじ 

 

これまで幾多の強大な敵に立ち向かってきたCIAの極秘諜報部隊IMF(Impossible Missions Force=不可能作戦部隊)のリーダーのイーサン・ハント(トム・クルーズ)。

決して、国際通貨基金の略称のIMFとは違い全くの無関係です(笑)

 

 

今回、そんなイーサン・ハントとそのIMFの仲間達が挑む試練は、前作から引き続き、正体不明の全能AI(人工知能)から世界を救うというもの。

「Entity(エンティティー)」を字幕翻訳家・戸田奈津子さんの日本語字幕では、「それ」という言葉で表現されている全能AIは、人類を支配しようとしており、デジタル汚染がSNSの世界にも影響を与え、人々を洗脳し、終末思想や反政府思想に染められた民衆が暴徒化さえもし始めているのでした。

各国首脳が恐れているのは、人類に反旗を翻したAIによる軍事介入。

2年前の流行語大賞の「A.R.E.=アレ」でもなく(笑)、何故か「それ」という代名詞として字幕化される、全能AIのエンティティーが世界中の核保有国の兵器庫のスイッチのコントロールの掌握を着々と進めており、やがて残るはイギリス、中国、ロシア、アメリカの四ヶ国のみとなるのでした。

 

 

エンティティーの企てを止めるために必要な鍵は、イーサン・ハントの手中にある。次は沈んでしまったロシアの原子力潜水艦を探し出し、その上でエンティティーの核となるメモリを手に入れるというミッションが待ち受ける。

そこで問題は、その原子力潜水艦が沈没している場所である。

 

 

イーサン・ハントは、エンティティーを自分の制御下に置き実質的な世界征服を企むガブリエルがその場所を知っていると睨み、彼の副官だった暗殺者パリスが移送中にIMFメンバー達がその身柄を奪還するのでした。

 

 

 

 

ガブリエルのアジトに行くも彼に逃げられてしまうのですが、イーサン・ハントはそこでエンティティーと交信可能なポッドを見つけ、その中に入るのでした。

 

全能AI・エンティティーは、「今から4日後に核戦争で世界を消滅させる。その前に、私のメモリを”終末の保管庫”に避難させろ」とイーサン・ハントに告げるのでした。

 

人類に牙を剥く全能AI・エンティティーに世界中の核ミサイルの起動プログラムが支配されつつある中、イーサン・ハントとIMFメンバー達は全能AIを破壊するためのコンピュータウイルスを作成。

 

 

しかし、全能AIの下僕として働きながらも信用を失って切り捨てられたガブリエルはイーサン・ハントに復讐するためそのコンピュータウイルスのシステムを強奪するのでした。

 

 

 

追い詰められたイーサン・ハントは、昔馴染みの元CIA長官で、現アメリカ合衆国大統領のエリカ・スローンに頼み込み、アメリカ合衆国政府に協力を取り付け、全能AI・エンティティー打倒の切り札が眠るロシアの沈没した原子力潜水艦を目指す。

 

 

イーサン・ハントはその言葉に従い、”最後の試練(ファイナル・レコニング)”に立ち向かうのでした。

 

果たしてイーサン・ハントは人類を救うことが出来るのか??

 

といったイントロダクションの映画でした。

 

陸海空と手に汗握る生身のアクション 

 

アクションスターとしてのトム・クルーズは本当に狂人的なくらいに素晴らしい(褒め言葉です・笑)。

人気スパイシリーズの最新作の本作を観て、今更ながらそう思わされました。

 

 

最終盤の空中戦は、トム・クルーズ演じるIMFのスパイ、イーサン・ハントが小型プロペラ機にしがみついたアクションが高所恐怖症の私には手に汗握らせます。

昔々にバスター・キートンなどが活躍した活動写真の頃の古典的なアクション活劇への先祖返りとして、トム・クルーズの映画愛には本当に頭が下がるのですが、なによりも、目を瞠らせられたのは、中盤に展開する水中でのアクションでした。

イーサン・ハントは人類にとって最凶の敵である全能AI・エンティティーを倒すため、特別な武器を手に入れようとするのでした。

その為に、ベーリング海の底奥深くに沈むロシアの原子力潜水艦の艦内に潜入していくのでした。

 

 

シリーズ全8作を通して、トム・クルーズのアクションを大別するとしますと、疾走したり、カーチェイスを演じたり、スピード感を売り物にするか、或いは、高層ビルの壁をよじ登るなどして手に汗握らせるパターンかのいずれかになるでしょう。

例えば、1996年の第1作目では、高速列車のトンネル内での攻防が前者にあたり、宙吊りによるCIA本部への侵入が後者の典型として、描かれていました。

今作の激しい水圧に耐えながらの水中アクションは、差し詰め後者に属するでしょう。

全能AI・エンティティーに対する特別な武器のありかを探して、原子力潜水艦内を往き来するスピード自体は緩慢ながら、トム・クルーズの一挙手一投足をなめるように眺めることが出来ます。

昨今のCG至上主義に逆らうかのようで実に痛快でもありました。

 

 

裸になって逞しい肉体美を誇示するのも、水中だからといった必然性以上に、生身のアクションを印象付ける最高のアイデアとも思えもしましたが、どうでしょう(汗)💦

とは思いながらも、但しながら、水圧に耐えるべく特殊減圧ボディスーツを着用しているのに、あえて生身の身体を晒すのは自殺行為に等しいはずではありましたが(笑)

 

 

 

更に、本シリーズ初めから通して鑑賞している人へのサービスとして、意外な人物がキーマンとして登場しますので、お楽しみに!!!

 

 

ただ、2部作と銘打つ前作からの続きで、エンティティーと対決するストーリーの大まかな骨格自体はそれほど複雑でもないはず。

そうであるにも拘らず、前作などとの繋がりを紹介するためか、説明台詞がやたら長かったのが残念だったですね。
字幕版だから長々とした説明台詞もなんとか理解できましたが、吹替版だったらどうだったのかなとも思いました。

エンティティーをあえて「それ」という代名詞で意訳表現するといった、「それ」の字幕の連続には、若干戸惑いながらも、字幕翻訳者の戸田奈津子さん流のいわゆる”戸田っち意訳”には今作では悩まされる事もさほど無かったのも幸いしましたけれど(汗)💦

 


 

シリーズ最長の上映時間になってしまったのは説明口調な長台詞が、かなり多かったせいもあるのかも知れないですね。

 

 

私的評価:★★★★☆(90点)。 

 

満点に至らなかったのは、野暮を承知であえて指摘するならば、沈没したロシアの原子力潜水艦から脱出するに当たって、イーサン・ハントが深海から生身で急浮上したのをピンポイントで奇跡的に救った元女スリ師のグレースの件、あるいは、最終盤のアクションで、パラシュートが燃え尽きたにも拘らず無傷といったイーサン・ハントの不死身ぶりやご都合主義的な展開の面には言葉もなかったのですが、展開的に??という場面は挙げればキリがないほど割りとありはしました(汗)💦

 

 

ですが、それらの疑問点をも吹き飛ばすような生身のアクションシーンには大いに満足でしたので、五ツ星評価的には、★★★★☆(90点)の四ツ星半評価も相応しい作品かと思いました次第です。

 

 

M:Iシリーズの今後の展開について。 

 

クリストファー・マッカリー監督の話しでは、『デッド・レコニング』と『ファイナル・レコニング』を以て本シリーズが完結するわけではなく、今後の作品のアイデアを練っていると語り、またトム・クルーズ自身も70代後半までハリソン・フォードが『インディ・ジョーンズ』シリーズを演じていたことを理由にイーサン・ハント役のシリーズの更なる映画に出演する事にも興味があるとも表明したそうで、未だ未だ本シリーズも続くのかも知れないですね(汗)💦

 

〇映画『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』ファイナル予告|2025年5月23日(金)日米同時公開

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回も最後までブログ記事をお読み下さり有り難うございました。