『カンフー・パンダ』(2008年) | HALUの映画鑑賞ライフのBlog

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今回は、読者の方からの「是非アニメ映画を!」とのリクエストから、ドリームワークスのアニメ映画『カンフー・パンダ』をご紹介致します。

「信じれば叶う(DVD鑑賞)」
ジャンル:ファミリー
原題:KUNG FU PANDA
製作年/国:2008年/米
配給:アスミック・エース=角川エンタテイメント
時間:92分
公開日:2008年7月26日(土)
監督:ジョン・スティーヴンソン、マーク・オズボーン


カンフーパンダ・チラシ

カンフーパンダ・チラシ裏

 

我が家のDVDソフト・ライブラリーの中から、昨年(2011年)の『カンフー・パンダ2』の劇場公開の際に劇場で観る前に、これまで、私が、いい加減な<ながら観>でしか観たことなかった本作を、<特典映像>も含めて、その予習がてら、真剣になって鑑賞致しました作品でしたが、今回、再度、改めてDVDを観直しました。

カンフーパンダ・ポー4



率直な感想と致しまして、
さすがドリームワークスの実力を結集した成果の結晶ともいうべき、素晴らしい映像美の映画でしたね。
こんなに素晴らしい映像美の映画だったとは、非常に感激致しまして、ちゃんとDVDソフトを改めて観て正解でした。
今回、観直しても、やはり素晴らしい映像美でしたね。

カンフーパンダ・ロゴマーク

 

この初めのドリームワークスのロゴマークの凝り方からしてイカしていましたね。
また、冒頭の主役のパンダのポーの夢のシーンの映像がレトロ調で、実に格好良かったですし、凝っていましたね。

カンフーパンダ・タイ・ラン



特筆すべきシーンは、<特典映像>でも、製作陣が最も苦心したシーンとの言及があった、宿敵のタイ・ランの刑務所からの脱走シーンと、タイ・ランと<マスター・ファイブ>との対決シーンでしたね。
アニメとは思えないほどの躍動感溢れるアクションシーン、カンフーシーンが見どころですね。

立体感の有るCGアニメが、更に奥行き感や迫力も有るシーンの数々に、これぞ、改めて、この前作『カンフーパンダ』も是非とも3D映画化にして再上映して欲しいくらいでしたね。

カンフーパンダ・マスターファイブ



<マスター・ファイブ>のタイガー、蛇、モンキー、カマキリ、鶴のカンフーの五拳を模した、シーフー老師門下の5人衆の面々も、個性的で実に面白かったですね。

カンフーパンダ・シーフー老師カンフーパンダ・シーフー老師&ポー 

レッサーパンダのシーフー老師とジャイアントパンダのポーとの師弟愛も良かったですね。
それに致しましても、シーフー老師が、アニメの映像的な見た目からしても『スター・ウォーズ』のヨーダの様に見えて仕方なかったですね。

カンフーパンダ・シーフー老師&ポー2



本編が92分と短過ぎるためか、シーフー老師とポーの修行のシーンが少な過ぎる点が、ストーリー展開的に、あのポーが<真の龍の戦士>に至たるための過程と致しましては、描写が短過ぎて、若干、説得力に欠ける部分も有りは致しましたが、あの食事の際の訓練方法などは、ジャッキー・チェンの『クレイジーモンキー・笑拳』の描写シーンを模した様で、実に面白かったですね。

カンフーパンダ・ポー3カンフーパンダ・シーフー老師&ポー3


そう言った意味合いでは、もう少し尺を長くして、修行のシーンに充当させても良かったのではとも思いましたね。

カンフーパンダ・シーフー老師&ウーグウェイ導師



ゾウガメのウーグウェイ導師の存在に至っては、日本のアニメ『ドラゴンボール』の亀仙人から引用したのでしょうか??

カンフーパンダ・ポー2



でも、なんだかんだ言っても、なかなか面白い映画でしたし、CGアニメ映像が実にイカしていましたね。

カンフーパンダ・ポー&マスターファイブ



エンドロール最後の最後に、ちょっとしたオマケ映像も有りますので、エンドロールがかなり長いですが、最後の最後まで、ちゃんと観られることをお勧め致しますね。

私的な評価と致しましては、
ドリームワークスのその実力を結集した成果の結晶とも言える、素晴らしいCGアニメの映像美やその迫力シーンの数々には、正直、唸らされまし、感嘆させられましたね。
但しながらも、本編が、わずか92分という短さからか、修行のシーンが物足りなく、<真の龍の戦士>に至る描写と致しましては、若干、説得力が欠ける様にも感じましたので、その点は減点せざるを得ないのですが、総合的には★★★★(80点)の高評価を付けさせて頂きました。

ファミリーで観るのには、映画自体の尺も短いですから、ちょうど良いお勧め映画です。

※因みに、『カンフー・パンダ』と『カンフー・パンダ2』の間に、スピンオフ映画の『マスター・ファイブの秘密』(日本劇場未公開・2009年)というアニメ映画もあるそうですので、このスピンオフ映画も是非観てみたいですね。


カンフーパンダ・マスターファイブの秘密



●映画『カンフー・パンダ』劇場予告編


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●【サッカー・2014年W杯ブラジル大会アジア最終予選・TV観戦雑記

昨日(9月11日)、ホームの埼玉スタジアムで行われた、日本代表VSイラク代表戦。
元日本代表監督であり、現在、イラク代表監督のジーコ監督といった日本の戦力をよく知っている相手との試合でしたが、日本代表は、内田(シャルケ)、栗原(横浜M)、今野(ガンバ大阪)などのDF陣の主力3人が出場停止のうえ、練習で腰を痛め違和感のためFW香川(マンU)が欠場の中、試合を終始優位に進め、前半25分に、相手DFが目を離した瞬間に、FW岡崎(シュッツガルト)の足下にDF駒野(磐田)が素早くスローインを送ると、左足ワンタッチで上げたクロスボールから、FW前田(磐田)の頭にドンピシャリのヘディングシュートを決めました。
日本代表は、後半も、再三、決定機を作りながらも、追加点は奪えず、結局、この1点が決勝点となりました。

イラク代表は、ジーコ監督が、先発メンバーにベテラン陣を温存して、無名の若手メンバーで臨むなど、意表を突く戦術に出ながら、攻撃の起点となる、遠藤(ガンバ大阪)、長谷場(ウォルフスブルグ)、本田(CSKAモスクワ)にしっかりとマンマークをつけさせて、日本代表のパスサッカーを封じにかかって来ましたが、結局は、後半にイラクがベテラン陣に交代させてからの、反撃のカウンター攻撃の方が好機を作り、再三、日本代表のゴールを脅かしていたのでしたが、GK川島(スタンダール・リエ-ジュ)のファインセーブなどから逃げ切ることが出来ました。

結果、5大会連続の本大会出場を狙う日本代表が1対0で勝利し、イラク代表を破り、日本代表は、3勝1分けとなり、勝ち点10で、予選B組の首位で、負けなしで、アジア最終予選を折り返すこととなりました。

W杯ブラジル大会アジア最終予選・対イラク戦

●日本対イラク戦にて、ヘディングにて決勝ゴールを決めるFW前田選手(磐田)



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