本日(7/11)、キリンチャレンジ杯による、ロンドン五輪サッカー男子・女子の壮行試合がキック・オフとなるのに伴い、<キック・オフ>ならぬ、一昨年末から大ブレイクをしたアメコミヒーロー・コメディ映画の『キック・アス』をご紹介させて頂きますね。
「11歳の美少女ヒーロー見参!(11.2/16・劇場&Blu-ray) 」
ジャンル:コメディ
原題:KICK-ASS
製作年/国:2010年/米=英
配給:カルチュア・パブリッシャーズ
時間:117分
公式サイト:http://www.kick-ass.jp/index.html
公開日:2010年12月18日(土)
監督:マシュー・ヴォーン
出演:アーロン・ジョンソン、クリストファー・ミンツ=ブラッセ、クロエ・グレース・モレッツ、ニコラス・ケイジ、マーク・ストロング、オマリ・ハードウィック、ザンダー・バークレー、マイケル・リスポリ、クラーク・デューク、リンゼイ・フォンセカ、エヴァン・ピーターズ、コーレイ・ジョンソン、デクスター・フレッチャー、ジェイソン・フレミング、ランダル・ベイティンコフほか
R15
一昨年末(2010年)の12月下旬の首都圏でも、たった数館での単館公開だったのが封切り以来、瞬く間に、クチコミで噂が広がり、主に首都圏で大ブレークして拡大上映を続けていた、待ちに待った本作品を、特に予備知識も無く、急遽、<期間限定上映>が決定することになった、滋賀県大津市のシネコンにて観賞した作品。
今回、購入済みでした、初回限定盤のBlu-rayソフトにて再度、鑑賞し直しました。
率直な感想と致しましては、
比較的にヴァイオレンス映画が苦手な私でも、充分に楽しめるくらいに、実にリズミカルでも有る戦闘シーンには、本来ならば残虐にも拘わらず、観ていて、痛快で爽快で、圧巻モノでした。
何度観ても面白い、痛快な作風の映画ですね。
何と申しましても、主人公たる<キック・アス>よりも、『(500日)のサマー』など近年その成長が著しい、製作当時11歳、今年で13歳を迎える弱冠クロエ・グレース・モレッツ扮する、美少女ヒーロー<ヒット・ガール>の活躍に尽きる映画でしたね。
大まかなストーリーと致しましては、
ニューヨークに住むデイヴ(アーロン・ジョンソン)は、コミックオタクでスーパーヒーローに憧れる平凡な高校生。
或る日、ネットショッピングで購入した自前の緑色のスーツとマスクで、自分もヒーローとして勝手に街で自警団活動を開始しました。
何の特殊能力も持たない彼は当然、初出動の際に、街のチンピラ達にボッコボコにやられてしまいますが、その捨て身の行動がネットの投稿動画で話題となり、<キック・アス>の名で一躍有名人となってしまいます。
やがて、高度な訓練を受けた美少女ヒーロー<ヒット・ガール>と、その父<ビッグ・ダディ>(ニコラス・ケイジ)の力を借りて、犯罪組織に立ち向かうこととなるのでした。
といったイントロダクションの映画でした。
あのジョン・レノンの青春時代を描いた映画『ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ』にて、ジョン・レノン役で好演を博した、あのアーロン・ジョンソンが、<キック・アス>こと、等身大のヘタレなオタク高校生役のデイヴ役を演じており、そのギャップも面白い映画でした。
「お兄さん、いきなり自分の部屋でパンツ下ろして何してんのよ!」って感じでしたし、実に等身大のモテナイ君を好演していました。
ペンチで手指を切ったり、高周波レンジで「チーン!」と人間を破裂させたり、炎で人を焼いたりと、残虐極まりない描写の数々でしたが、それらを忘れさせてくれるほどに、クロエ嬢のロリ格好良さには降参でしたね。
その昔の、プロレスラーの初代タイガーマスク(佐山悟さん)のレスリングスタイルを彷彿させる様な、ムーンサルトキックなど、多岐多才に亘る<ヒット・ガール>の格闘・戦闘シーンがある中でも、敵のアジトへの<ヒット・ガール>の孤高の2丁拳銃をぶっ放しての殴り込みシーンには凄いの一語でしたね。
このヴァイオレンス映画が苦手な私でさえも、感動するほどなのは、これも、実に、リズミカルでも有り、美しくもある、痛快、爽快なアメコミ独自の戦闘シーンの世界観が成せるワザなのかもしれないですね。
また、冒頭のビルからヒーローオタクが飛び降りるシーンは、見事に、ラストの<キック・アス>へとリンクして巧く回収なされている点でも、脚本が実に良く出来た作品でもありましたね。
それに致しましても、あの『ウォンテッド』の原作者でもあるマーク・ミラーによる原作でありながらも、この大胆不敵な映画の企画に賛同し、製作に名乗りを上げた勇気ある会社は、ブラッド・ピットが代表を務める<プラン・B・エンターテイメント>。
まさにブラッド・ピットさまさま、その勇気と英断に感謝したいでしたよね。
そして監督を努めるのは英国生まれのマシュー・ヴォーンでしたが、当初は、この衝撃的な映画内容には、各映画会社は難色を示して、配給されないかもしれない危機に立たされるほどの作品らしかったのですが、ようやく編集が終わって、完成品を披露して、ようやく米国のライオンズゲートと英国のユニバーサルが配給に同意してくれたという経緯を持つ映画でもあるそうです。
その後、今作品は、全米初登場№1を記録するなど、配給会社にすればウハウハ状態だったでしょうね。
また、<ビック・ダディ>役のニコラス・ケイジが実に楽しそうでもありましたね。
充実した「あッ!」という間の117分の映画でした。
何気に、続編を匂わすエンディングにはニンマリ致しました。
続編を希望したい逸品ですね。
この映画は、私が鑑賞を致しに行きました、京都市内や隣県の滋賀県などの少し遅れて2ヶ月後の劇場での公開後には、既に、直ぐに、BDソフト化が決定していましたが、この機会に劇場鑑賞出来て本当に良かったです。
※因みに、日本語版の『キック・アス』のアメコミも、購入致しましたが、原作はマーク・ミラーでも、作画はジョン・ロミータ・Jr.という漫画家さんのコミックみたいでした。
私的な評価と致しましては、
前半やや中だるみ感も有るモノの、<キック・アス>が<ヒット・ガール>と<ビッグ・ダディ>たちとの出逢い以降からは、ノンストップのアクションムービーで、実に、痛快で爽快な映画でしたので、ほぼ満点の★★★★☆(90点)の高評価を付けさせて頂きました。
気分をスカッとしたい人にはもってこいの映画ですね。
お勧め作品です。
<追記>
続編の『キック・アス2』の製作が決定したようですね。
コミック原作者のマーク・ミラーがインタビューにて、
「最初の30分間は、ヒット・ガールが主役のスピンオフ。残りの70分間が『キック・アス2』になる予定だよ。」と続編の内容についても明かしているようですね。
●「シネマトゥディ」の記事「ヒットガールが帰ってくる!『キック・アス2』・・・」をご参照下さい。
●映画『キック・アス』劇場版予告編
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