そして、サッカー女子の<なでしこJAPAN>のロンドン五輪代表選手の18名の発表があり、私の応援している丸山桂里奈選手(スペランツァFC大阪高槻)も、膝の怪我を克服なされて、代表選出がされて、大いに喜んでいる1日でした。
そこで、なでしこJAPANの話題にちなみ、サッカー関連の映画のDVDから。
「<オフサイド>な少女達(DVD鑑賞)」
ジャンル:コメディ
原題:OFFSIDE
製作年/国:2006年/イラン
配給:エスパース・サロウ
時間:92分
公式サイト:http://www.espace-sarou.co.jp/offside/
公開日:2007年9月1日(土)
監督:ジャファル・パナヒ
率直な感想と致しましては、
イランでは、<女性が男性のスポーツ競技をスタジアムで観戦することが禁じられている>ということで、いったい、どんな女性差別が実施されているのかと思い、興味を注がれて、鑑賞に臨みました。
しかしながらも、実際のところは、よくは解りかねますが、本作品が、あくまでも、ドキュメンタリータッチの体裁をした、社会風刺コメディ映画だからか、そんなにスゴい手荒な仕打ちを受けるような差別行為は一切無くて、警備に着く軍人から身柄を拘束され、スタジアムの屋上で、留置場に護送するまでの間、<男装>し変装して侵入した女性の観客達が拘束されているといった程度のお話しでした。
そういった意味合いでは、純然たるサッカーの試合を主題にした映画とは、ある種、趣の異なる映画ではありましたね。
ですから、この作品のジャファル・パナヒ監督が、映画『チャドルと生きる』にて、2000年のヴェネチア国際映画祭にて金獅子賞を受賞されるなど、イランにおける<社会派映画監督>というイメージが先行しがちでは有りますが、特に、この映画に関しては、社会派映画というよりも、むしろ、ドキュメンタリータッチの、あくまでも、低予算のコメディ映画として観た方が、期待を裏切られなくて済むかもしれないですね。
簡単なストーリーと致しましては、
本作品は、実際の、2005年6月のドイツ・ワールドカップのアジア最終予選の、本大会への出場枠を懸けた大事な一戦である、イランの首都テヘランで実施された、イラン代表対バーレーン代表戦の試合の最中に撮影された映画らしいです。
イランでは男性のスポーツ競技の観戦は、<女人禁制>のスタジアムに、あの手この手で侵入し、そのワールドカップ・アジア最終予選を舞台に、ルールに逆らって進入禁止の領域に突き進んだ、まさに<オフサイド>な少女達を描いた、ドキュメンタリータッチの体裁をした、社会風刺コメディ映画であり、可笑しくて、心温まる奮闘記の映画でした。
とは言えども、お世辞にも、腹を抱えて笑うほど面白いと言えるコメディ映画では無かったですね。
最終的に、7名の拘束者が集まって護送されている様子は、あたかも<七人の侍>の様でも有りましたね。
私的な評価と致しましては、イランにおける女性の位置付けとしての社会状況も少しは解りましたし、意外にも、ほのぼのとした内容の映画でしたので、その点は良かったのでしたが、あいにくと、予想した以上のサプライズも無く、期待した以上の内容の映画でも無かったでしたので、わざわざDVDソフトを購入してまで観るほどの内容では無かった気も致しましたので、チョット辛口評価の厳しい評価かもしれないですが、★★★☆(70点)の評価とさせて頂きました。
<第56回ベルリン国際映画祭・審査員特別賞・銀熊賞受賞作品>
●映画『オフサイド・ガールズ』劇場予告編
< 丸山桂里奈(かりにゃ)さんの本>

サッカーの第6回女子ワールドカップドイツ大会でとんでもないゴールを決めながら、ロンドンオリンピックのアジア最終予選で全治6か月の大ケガを負った著者・丸山桂里奈選手は、崖っぷちに立たされながらも今の自分の状況を前向きに捉え、「これ以上ないくらい悪いことのあとは、もう絶対にいいことしか起きない」と信じています。自らの経験から導いた「逆境を乗り越えるための教訓」は、今の日本に元気をもたらす「逆転の一言」になるかもしれません。
<EURO2012の決勝戦・スペインの初連覇>





