今の時代、今回の題のようなことを他者に言うような人はだいぶ減りつつあるのではないかとは思うのですが、まだこういった思考に囚われて苦しんでいる方々がおられるので書いてみます。
最近はあちこちで
「助けてって言って、いいのですよ。」という「許可」を耳にします。これは助けてと言うことに対してメンタルブロックがかかっている人にとってはとても有効となることがあり、救いとなる素晴らしい取り組みです。
一方、それでもまだ「助けて」と言うことに対して抵抗を感じる人もいます。これは気持ちがよくわかります。中には「人にはとても言えないような現実を抱えている」というケースがあるからです。人に相談できる範囲を超えているのです。
さて「助けて」と言うとか言わないといったことを含めて、少し違った視点から見てみると、男性の場合はそもそもため込みやすい、一人で抱え込みやすいという傾向があります。これは男性本来の性質なのでしょうか?
今は大きなトラウマはなく、心身共に健康な中年男性であるゑRくんに聞いてみました。
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「男はね~、カッコつけたいのよ。
尊敬されたいの。
あなたスゴイ!って、言ってもらいたいものなんだ。
だから弱みは見せたくないし、助けてとか、
‘’何らかの被害を受けました‘’だなんて、できれば言いたくない。」
なるほど・・・。それは中年女性であるわたしも、多くはないけれど、少しは持っているかも・・・?と思いました。しかし女性の場合は自分の心と向き合うことに比較的抵抗が少ない人が多いのではないでしょうか?
だからこそ、特に中高年男性はため込みやすく、「自分の心と向き合うだなんて女々しいことだ」と本心をスルーして我慢し続けるために、同質な現実を引き寄せ続けて被害(加害のこともある)が深刻化したり、「にっちもさっちもいかなくなってからようやく表面化した」という傾向が見られるのです。
しかし、男性であっても、心の動きは女性とまったく同じなのです。
男女の違いとは、得意分野が違うだけなのです。
(身体と精神の性別が一致していないかたがたは、こういった性別に対する持たなくてもいい信念(偏見や思い込み)を社会から取り払い、性別に関係なく各人が輝けるということを自らの人生で見せるために生まれてきてくれた人々であると言えます。)
男性女性、国籍や年齢に関わらず、人間の苦しみの最初のきっかけとなる出来事は、外部からやって来る場合があります。これは天が自分の成長のためにもたらした、ありがたくない設定や試練である、とここでは言っておきます。
そこに
「男なのに何もできなかった」
「男だから我慢しなくちゃ」
「男は泣くな」
「男のくせに傷ついたなんて認めるものか。そんなこと言えない。男がそんなこと言ったら変だ。敗北だ」
といったような、悩みや苦しみを増大させる「思考」が発動し、追い打ちをかけ、どんどん一人で抱え込むようになっていきます。
これは親や社会といった外部からもたらされた思考であり、わたしは総じて『不幸になるための教育』と呼んでいます。
しかしすでにお伝えしているように、こういった考え方や価値観は外部からやってきたものであり、本来のわたしたちのものではありません。
こういった本来の自分のものではない思い込みや信念を取るのです。これが「信念体系から自分らしくないものをとっていく」という作業になります。
代わりに『幸福のための教育』を取り入れて、同時に『マイ・ワールド』を確立します。
ここまで来れば今のあなたの中の悩みはほぼ雲散霧消しているでしょう。
何故なら悩みを悩みと捉えない心を、『幸福になるための教育』で育んでいくからです。
また、何故『マイ・ワールド』の確立を取り入れなければならないかというと、わたし達はずっと本来の自分らしくない‘’不快‘’なものにフォーカスし続けるように癖、つまり習慣づけをされているために、自分にとっての本当の‘’快‘’がわからない、といった人が多く存在するからです。自分にとっての本当の‘’快‘’がわからないと人生の方向性を見失うのです。
今回「幸福」への流れをざっとお話ししましたが、各段階についてもっと詳しいことを、今後も色々な形で発信していこうと思っています。
最後にまとめて言いますが、「男らしさ」「女らしさ」とは自己内の喜びであって、本来は苦しみをもたらすものではありません。「本来の自然な自分」から自分をズレさせる思考の癖、言葉、過去の記憶といったものがあるから、苦しみが発生しているのです。それが一体何なのか、そこがネガティブな信念のある場所です。
まずは、自分の感情、自分の本心を、じっくり知りましょう。それが例えどんなに情けない、男らしくないものであったとしても、何も問題はありません。それが今の自分の本心です。それを否定したり拒絶したりしたままでは、前に進めないものなのです。
ただじっくりと、自分の本心を知るだけです。すると、スピリチュアル・ワークが必要なほどである場合を除いて、
ざわざわ波立っていたり、押さえつけなければと思うほどの大きな感情や衝動が、不思議と自然に落ち着いてくることがあります。
こういった「人生立て直し」の作業に、男性も女性も、年齢も国籍もまったく関係ありません。やることは同じなのです。
自分の本心を無視し続けているから、事態が大きくなるのです。ですので、事態が大きくなった今からでも、本心をメインとした選択を行うことに、少しずつ生き方を切り替えていくのです。
例え今の現実がどんなに凄惨なものであったとしても、今からやるしかないのです。
そして「今さらもう遅い」などということは一切ありません。
最初は「ラクになってきた」という感覚がわかりにくいという人もおられますが、「本来の自然な自分にかえる」という作業を行った分だけ、確実にラクになっていくのです。
ではまた・・・。