これは先日お伝えした「人格くん」です。(→こちら)
「人格ちゃん」でも大丈夫です。あなたの人格を表しています。人格ですのでフィジカル・マインドのわたしたちそのものと言っても良いものです。
さて、わたし達の人格の一番上の層である「信念体系」に「何か」が取りつき、わたし達に何かを言っています。何と言っているのでしょうか。
わたし達の信念体系にあるこの「何か」が、わたし達にとって勇気を与えて、自己尊厳を高めてくれるようなことをささやいてくれるのであればいいのです。
しかし、勇気をくじき、自信を奪い、人生に破壊と滅亡をもたらすようなことをささやくようなものであるならばどうでしょうか。
脳内に、例えば松岡修造さんのような「キミならできる!まだ終わっていない!」と言ってくれる元気印の応援団員がいるのか。それとも「お前には無理だ」「みんなお前のこと嫌っている。笑っている」と言うような、自分に対して否定的で悲観的、あるいは攻撃的な人がいるのか。
人生にどれほどの差がついていくのかおわかりになるでしょう。
わたし達の人生に影響を与えるこの「何か」とは、「信念」です。
人間は信念を「現実のすべてであり、真実である」と思い込み、そしてその思い込み通りの現実を引き寄せて生きていく設定になっています。そのようにして信念は一層強化されていくのです。
わたし達の信念体系の中に住んでいる「信念」が、自分にとってポジティブな影響を与えてくれるものが多いのか、それともネガティブな影響を与えるものが多いのかは、各人すでにある程度はご自分でわかっているのではないかと思います。
ネガティブな信念が多いと、人格は「ネガティブ・ブラックボックス化」し、人生は苦しいものになります。
ポジティブな信念が多いと、人格は「ポジティブ・ブラックボックス化」し、それに応じた嬉しい人生となります。
ちなみに何かの「出来事」という「外部からの刺激」というINPUTに対して、特に何も反応しない場合、つまり反応する信念(記憶も含む)が特に何もないという場合、反応は「無反応」という「ニュートラル」となります。この場合の人格は「ニュートラル・ブラックボックス」です。
さてわたし達の人格の中の最上層である「信念体系」に住んでいる「信念」が、人格くん(ちゃん)に何かささやいています。
先ほどもお伝えしたように、この脳内の声が自分にとって元気が出るような内容であればいいのですが、そうではない場合、わたし達はストレスを感じます。ネガティブな信念にもとづいて「本来の自分」とずれていることを考えるから、苦しい、つらい、悲しい、腹が立つ、元気が出ないといった感情を抱くのです。
ネガティブとは「悪い」という意味ではなく、「本来の自分とずれている」という指標の一つにすぎません。他に指標は二つあり、一つはポジティブであり、「全我の自然な自分や源、ハイアーセルフと一致している」ということを意味しています。
その中間がニュートラルです。
もしも信念くん(ちゃん)が自分の勇気をくじいたり、つらくなるようなことばかりを言うとしても、嫌ったり憎んだりすることは一時的にとどめ、ゆくゆくは「統合」、つまりここでは「仲直り」をしていきましょう。理由として、まず『注目したものが増える』の法則により、「嫌い!」「憎い!」という感情にフォーカスし過ぎると、その対象が増えていき、それに伴って相応の現実を引き寄せてしまうからです。
そして何よりも、自分にとってイヤなことを言ったり、考えさせたりするような信念くん(ちゃん)は、最初は外部からやってきたのですが、今や自分の脳の中にすっかり取り込まれて、自分の一部と化しています。そのため、もはやそのイヤな、憎き信念とは、自分自身なのです。
ですので、統合(仲直り)していくのです。やり方としてはまず、その信念はすでに自分自身と化した、かつて傷ついて、今はあなたの命を守ろうとしている自分のインナーチャイルドそのものであるということを知ることです。これは方法というか概念のうちの一つですが、かなり有効な方法です。傷ついた小さな頃の自分、誰にも守ってもらえなかった幼い自分が、必死で今のあなたを守ろうとしているということを知ってください。
「余計なことするなよ、信念の野郎!」等と思って嫌ったり憎んだり、あるいは怖がったりしては統合はかないません。「そうだったのか・・・。今の私を守ろうとしているのか・・・。かつて傷ついて、つらかったから・・・」と知り、心から納得がいったり、また「ありがとう」と実感することで、その信念は役目を終えて、今のあなたの中に溶けていきます。その子、つまりかつてのあなたの必死の思いや涙を受け止めてあげてください。
自分でもどのような信念があるのか気づきにくい場合があるのですが、信念とは怖いものでも、迷惑なものでもなく、必然性があって今わたし達の中にいる子なのです。それはかつてのショックを受けて傷ついた時の自分であり、インナーチャイルドであると想像してみてください。以前『女性嫌いの女性』というブログでもお伝えしましたが、だからこそインナーチャイルドのワークが効くのです。絵の中の小さな手は、傷ついた当時のあなたの手なのですから。
手の持ち主である傷ついたインナーチャイルドに「オ・ポノポノ」を言うこともいいでしょう。
ありがとう。ごめんなさい。許してください。愛しています。
この四つの言葉を言うことに抵抗があるという人は多いものです。
中には「自分は何も悪くないのになんで自分が謝らなくちゃいけないんだよ!」と思う人もいます。
そういった場合は今の自分に自分が寄り添うワークから行いましょう。「自分と仲良く・仲直り」のワークについては過去のブログにてご紹介してありますので、よければお試しください。また、以下の続きもご参考にされてみてください。
このオ・ポノポノの四つの言葉を、見つかった信念に対して、
「私を守ろうとしていてくれたんだね。ありがとう。気が付かなくてごめんね、許してね。愛しているよ」
と言ってあげるのです。イメージの中で手をつないだり、抱きしめてあげられたら本当に素晴らしいことです。知らず知らずのうちに自分で自分を切り離して分離していた自分が一つになって、生まれてくる前の「魂の私」の状態にかえっていきます。その時に感じる波動があなたの真の波動のひとつです。それは「統合の愛」であり、本来のわたし達そのものにかえった喜びの波動なのです。
みなさまの命が、統合の光で輝きますように。
それではまた・・・。
