“仮そめの快”シリーズ第2弾です。
今回は第1弾『それでも、やっぱり動けない!』(こちら)とは別の“仮そめの快”についてお伝えします。
わたしが時々お話している「自分と仲良く・仲直りのワーク」について、「それは自己憐憫とはどう違うのだろう」と思ったかたはいらっしゃらないでしょうか。
そうなのです。「自分ってかわいそう」と思考した時の反応には、ふたつあるのです。
「自己憐憫という言葉は一般的にはネガティブなイメージがあるので、それに習ってご説明します。
「自分ってかわいそうだな」と考えた時、自己憐憫と言われる状態になる人というのは脳から“仮そめの快”が出ています。
こういうかたが自分で気が付いてその状態から抜けたあとで、ご自分のことを
「あ、自分、悲劇のヒーロー・ヒロインになってたな。かわいそうな自分に酔い知れていた」という言い方をする傾向があります。
一方、「自分ってかわいそうだな」と考えても“仮そめの快”が脳から出ない人がいます。
特徴として、こういった皆さんは、自分と仲良く・仲直りをしたがらない人が多いのです。
「自分と仲良く・仲直り?そんなの気持ち悪い!
まるで自分を憐れんでいるみたいじゃないの!」といった具合で、いつまでも自分が傷ついたという事実を認めようとしないのです。
しかし、誰がどう見ても気の毒な事情を抱えているのに、自分が傷ついたままであることを認めないのは、正しい自己認識をしているとは言えません。
こういうかたは誰が何と言おうと大変な人生経験をしているので、「自分ってなんてかわいそうなんだろう」と思ってもいいのですが、自己否定感が強く自分に同情できない状態の人の場合、「自分のことをかわいそうだなんて思っちゃいけない!」とか「思うものか!」等と、傷ついた時の自分との融合を拒む人がいるのです。
そういった人は内省が不得意(というか、したがらない)ですので、自分の本心を無視し続けます。しかし傷ついた時のまま癒えていない心はだんだん苦しみを増し、「苦しいよ。つらいよ」と訴える感覚が、次第に強くなってくるのです。「かわいそうだな」と思う対象がたまたま自分であるがために色々と誤解されがちなのですが、こういったケースでは“仮そめの快”は感じていないのです。
以上、「自分ってかわいそうだな」と考えた時に何らかの“仮そめの快”が脳から分泌される人と、まったく分泌されない人の二種類がいるというお話でした。自分がどちらなのかは自分にはわかります。いずれの場合も自分に正直に内観をして頂き、自らを自分にとっての真の“快”を感じる方向を目指して、全我の自分の望む人生創造をして頂きたいと思っています。
余談ではありますが、わたしは「現実は幻想」と考えるスピの皆様と同じ目線を持ちつつも、同時に現実主義者でもあります。
ですので「四次元以上の世界の投影であるこの現実を、正確に認識する方向からも意識を測りたい」と考えているために、例えばこのたび二回に分けてお伝えしたような“仮そめの快”にはかなり厳しい態度を取っています。
“仮そめの快”は必要があって身体に備わっているものなのですが、使い方によっては罠のように働いてしまう時があり、少々扱いが厄介なものなのです。わたしが考えるこの惑星における「四大困りごと」のうちの一つです。
前回お伝えしたように“仮そめの快”は意識して少しだけ用いれば「使える」こともあるのですが、しかし人生においては脇役なのです。
とは言え、本来脇役である“仮そめの快”に吞まれて一生を過ごしたとしてもそれは各人の自由であり、他者が口出しできるものではありません。
わたしの場合は身体意識のまま地球人を脱し、どこまでもハイアーセルフと一致した状態で生きることを全我の自分が望んでいることを知っているために、自分と同じような傾向を持つ皆様にこのように発信させて頂いております。
今どんなに現実がつらかったとしても、わたし達は本当の自分が求めるものを「知っている」のです。それは感覚が教えてくれます。もしも全我の魂状態で生きることを目指すのであれば、“仮そめの快”を感じつつでも大丈夫ですので、「これは“仮そめの快”なのか?それとも魂にとっての真の“快”なのか?」といったことに対しても、自分に正直な自己チェックをして頂けたらと思います。
単に耳障りのいい外部からの言葉や自らの思考なのか。
それとも魂と一致した“快”なのか。
もしも今わからなくても自分でわかるようになりますので、落ち着いて経験を積んで頂きたいと思います。
次元上昇していくほど課題が小さくなるために、これらを見分けるのに慣れと集中力が必要になっていくことがありますので、しっかりと自分を感じる練習を続けていきましょう。
こういったものを見分けて気が付いた時のポジティブな衝撃体験を、皆様にもご経験頂けたらと思います(^_^)
このような経験を重ねることによって生きていて楽になる、つまりグンと覚醒が進み上昇する、という方法もあるのです。
ではまた・・・。