わたしは
「死んだら、これやろう。それやろう。あれやろう。どれやろう?」と、死後をとても楽しみにしていた時期がありました。

その頃は、「いまの現実は悪くないし、地球は美しい所だけど、やはり死後の面白さにはかなわないよね」と、妄想と期待をふくらませていました。

 しかし、ある時、わたしの望むような世界は「なんでも即できちゃう、即叶っちゃう」と知り、「アラッ、そうなの?」と思いました。

「えー。なんでもスグにできちゃって、スグに叶っちゃって、しかもそれに対して、反対勢力みたいな抵抗がなかったなら(つまり全員が愛の立場で尊重し合い、称え合い、認め合うのであれば)、何か、手応えなくない? たしかに大いに安心ではあるけど、続いたら何が面白いのかな?」と、思いました。

 これってネガティブな考え方? とも思ったのですが、しかし、ひょっとしたら、今の苦しさ、つらさがあるからこそ、コントラストをいっそう感じることができて、人生が面白いのかもしれません。(…と、ここまで言えるようになったということにも感慨ひとしおであります。)

 究極の冒険野郎のわたしにとって、そのようなものを求めて、地球という色々な意味でのジャングルに来たとしたなら、「わたしらしいな」と思います。

 みなさんも、各人何かを探求するために地球に来た探検家なのかも知れません。来世のことはその時の自分が決めることなのです。お互い、今日、そしていま、この地球生活を楽しみましょうね。