ここからは録画やディレイビューイングを観た後で少し頭が纏まった後に思った事です。(といっても相変わらず上手く言葉にはできないけど)

 

 

 

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会場で見ていた時には気が付かなかったのですが、後で気がついたのは「言葉が使われていない」という事でした。

 

 

2部には言葉や文字が全く出て来ない。

(最後のエンドロールを除いて)

 

映像と音楽しか背景にない。

 

 

 

これまでのアイスストーリーでは、羽生くん自身の思いやストーリーのあらすじ、登場人物の会話など、沢山の言葉や文字が並んでいました。

 

それらが一切無い。

 

 

 

あんなに言葉を操る人なのに。

このプリクエルでは全く言葉や文字で表現していない。

 

そこに気づいた時には驚きました。

 

 

羽生くんは、もちろん第一言語はスケートだと言っていましたが、言葉をとても大事にしている人だと思っていました。

これまでのアイスストーリーでは、思いを届けようと必死に言葉を紡いでいるようにも思えました。

アフターパンフレットを出すほどに何か一生懸命言葉や文章で自分のやりたい事や思い、意図を伝えてきたように感じていたのですが、それが無い。

 

 

プリクエルでは、映像、音楽、会場の照明、マッピングなどでその世界観を現していた。

そして羽生くん自身の身体表現で。

 

 

やはり会場で観ていた時には判らなかったのですが、後で録画などで見直すとパントマイムのような動きもしている。

 

ダンスの動きは何となく判ったのですがパントマイムもしていたとは。

 

 

メンテナンス中にどれだけの事を学んでいたのだろう。

 

 

 

、、、羽生くんが言葉を手放した?

いや言葉以外のもので表現しようとしていた?

 

 

 

ただ言葉や文字を見なくても羽生くんの思い、表現したい事を感じたから、言葉は必要なかった。

羽生くんは意図して言葉を出さなかったのでしょうか?

 

 

もちろん言葉ではっきり言わないということは、受け取る側が幾らでも解釈できるということ。

 

 

それを敢えて狙ってたのか。

 

 


 

 

 

 

そして今回のプリクエルで一番目を引いたのは「色」のことでしょう。

 

 

会場で観ていた時には具体的には意識しなかったけど、黄色や赤や青の照明、マッピングなどで会場全体の雰囲気を変化させていたことは感じていました。

 

 

 

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(余談ですが、羽生くんの公演でいつも関心しているのは観客席や天井、壁なども含めた会場全体を使ってその世界観を出していることです。下の写真は北側席の真上の窓のように見えたところ。窓なら何できちんと暗幕などで隠さないのだろうと不思議に思っていたのですが、そこに樹々の映像の照明が当たった時に影絵のような素晴らしい効果を出していることに気がついた)

 

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後でそれぞれのシーンでの曲のタイトルを知り、羽生くんのインタビューなどを読んで、「色」について何か深く考えて作られた作品であること。

そして次回作の「ホワイトなんちゃら」に帰結するのだと判り、またまた驚きました。

 

 

 

これまで、音楽や音に対してとても優れた感受性を持っていた羽生くんが今度は色の世界まで手に入れている。

 

 

 

いやはや、音に対してだけでなく「視覚」まで優れた才能があるのか。

 

 

羽生くんは以前、RE_PRAYで言葉に音が見えるというような事を言っていました。

今度は音に「色」が見えるのか??

 

 

判らないけど、何かまた凄い事をやろうとしている、いや、した。

 

ということは判りました。

 

 

 

ふわ〜

 

また違う世界に連れて行ってもらえる。

 

 

ゾクゾクしました。

 

 

 

 

 

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サブリンクで撮った今年のnotteの時の色紙。

反射して上手く撮れませんでした、ショボン。

 

 

 

 

 

 

パンフレット。

 

 

 

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東京駅の交通広告。

 

 

 

 

 

 

相変わらず凄い人混みですがそこはもう慣れたもの。

 

 

 

 

一瞬人が途切れる時が必ずあるのでチャンスを待ちます。

 

 

 

 

大きい写真で見るとやはり迫力ありますね。

 

 

 

 

しかし、なぜ服を着けていない写真なのか。

 

 

 

 

多分、衣装などで想像されることを嫌がったからなのかな?

と思ってしまった。

 

 

またおいおい考えが思いついた時に追加するかも知れません。

 

 

 

 

第2部

 

Prequelプリクエル。

後日譚という意味だという事を後で知りました。

というかこれから始まるものがプリクエルというタイトルだという事さえ知りませんでした。

曲のタイトルも全く判らず。

 

 

ライブビューイングで観ていた方は映画館の画面に書かれていて判っていたようですが、現地で観ている人間は全く判りませんでした。

 

 

 

何も判らないままじっと静かに羽生くんの動きを見て流れる不思議な音楽を聴いて、何か物語が進んでいる、ということだけは判りましたが正直言って何が何だか判らない状態で時間が経って行きました。

 

あの真上のモニターに映像が映る。

 

それどころか色々な変化をしていく。

 

想像もできないような仕掛けがされていることにも驚きながら見ていました。

 

 

まるでスケート靴を履いていないのではないか?

と思われる羽生くんの動きや、会場全体の雰囲気、モニターの動画や演出の変化に目を奪われ、要するに見た目にばかり心が奪われていて頭がついていかない状態でした。

 

 

これは何だ???

 

 

何の世界観?

 

 

 

 

モニターに流れる子どもと不思議な物体(後でkakuという名前を知る)の物語が流れている。

 

 

会場の空間の照明が時々全体的に変化していく。

後でマゼンタやシアン、イエローの色の象徴で演出されていたと知るけど、その時にははっきりとは認識できていませんでした。

 

 

これは何なんだろう。

一生懸命理解しようもしても判らない。

 

不思議な世界としか表現ができなかったのですが、不思議な感覚で時間が過ぎていき不思議な感動で終わった、という感じでした。

 

 

終わった後で20分以上経っているということに気がつきましたが、その時はずいぶん長い間続いているな、と思うだけでそんなに時間が経っているとは思わなかったので驚きました。

随分長い間氷の上にいて寝ている時間も長くて、寒くないのか?

 

とボンヤリ感じてはいて。

 

 

終わった後の羽生くんの挨拶で「最初は理解できないけどスルメのように噛み締めていくような」物語だと話していましたが、本当にその時には正直言って何が何だか判らなくて、ボ〜っとしていました。

 

 

羽生くんにはいつも想定外のものを見せられて驚いているのですが、その日もそんな思いでした。

 

また意外なものを持ってきた。

 

 

頭がまとまらないままぼんやりしていたら次回のアイスストーリーのお知らせが出てきてびっくり!

 

 

会場はその時大喜びで歓声や拍手が起きたのですが、羽生くんの挨拶が終わった後もまだいつもと同じように第3部があると思っていたので(少なくとも私は)、スタオベする人も少なかった。

 

 

そして終演のアナウンスがあって始めて、

 

え?もう終わり?

 

いつものアンコールはないの??

 

 

と我に返って始めてそこでしまった、フラッグを振るのを忘れてた、スタオベ出来なかった、と気がつきました。

 

 

そんな後悔を覚えながら、でも不思議な満足感と幸せなな感情のまま帰りのバスに乗りました。

 

 

バスの中でも、いつものように興奮した会話が飛び交うこともなく、みな静かに余韻を感じているような雰囲気でした。

 

 

続く

 

 

(相変わらず荘厳なバスの列)

 

 

 

 

 

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いま思い出して冷静になって書いているのですが、その時はあれよあれよという間にいつも通り夢のように時間が過ぎていきました。

 

照明と真上のモニターとマッピング、氷上の羽生くん。

観客席、会場全体を使っての演出で羽生くんのアイスストーリーが進んでいきました。

 

 

次々と続く至高のプログラムたち。

 

一体いつまで続くのだろう。

ずっと続いて欲しい。

 

いや今日の進み方では羽生くんの身体が持たないんじゃないか。

 

ドキドキした興奮と頭の片隅の一抹の不安とで夢中になって観ていましたが、考察の鋭い方は羽生くんの動きやスケーティングが進化したこと、変化などを感じていたようですね。

私といえば、ただただ凄い凄いと圧倒されていただけでした。

(毎度そうなんですが笑い泣き

 

 

いつも感心するのですが、演技を見てすぐに考察や検証ができる方達が羨ましい、本当に尊敬します。

 

 

 

そして「Utai」が終わり、そのまま上げていた羽生くんの腕が振り下ろされた時に流れた「SEIMEI」の音楽に会場中が湧きました。

 

 

まさかUtaiの衣装でSEMEIをやるなんて、全く想像がつきませんでした。

 

 

衣装が変わってもそれはSEIMEIの演技でした。

 

感動に浸っていて、SEIMEIが終わってもしばらく呆然としていて、まばらにスタオぺした人たちを見てもどうして良いか判らず立ち上がれませんでした。

 

 

おそらく周りの人たちもそうだった思います。

そのまま「ありがとうございました〜!」と羽生くんが幕に引っ込んでいっても、え?え?

という感じで呆然として、ざわつく会場。

 

 

「製氷のため30分休憩に入ります」

 

というアナウンスで、第1部が終わったんだということに気がつきました。

 

え?早くない??

 

 

と隣の方を目を見合わせたのですが、時間を見ると50分近くは経っている。

 

なんだかあっという間に終わってしましまったのでそんなに経っていない感じだったのですが、確かにこれまでのアイスストーリーに比べると多少時間は短いかも知れない。

 

 

でも出ずっぱりで演技と演技の間のインターバルも短く、6曲?7曲も滑ってくれたのか、相変わらず凄いなあ、と感心していました。

 

 

ただただ凄かった。

 

また素晴らしいアイスストーリーを見せてもらえて嬉しかった。

 

 

その時には2部がどういうものになるのかも判らず、またいつものように最後3部構成のようなファンミのようなものもあるだろう、と思い、フラッグを振らなかったりスタオベしなかったことをまあしょうがない。

と思っていました。

 

 

後であのSEIMEIの時がそのチャンスだったんだ!

と思い後悔したのですが、初日に観た人は全員そう思っていたでしょう。

 

 

 

そして感動に浸って言葉が見つけきれずにいたまま2部が始まりました。