お越しいただきありがとうございます。
結果は前記事にまとめています。
さあ試験当日。
午前は第一志望校、午後は第二志望校です。
ここ1週間継続してきた、朝6時までにおべんべんを出す朝食から始まり、下の子がぐずりながらも、駅まで送ってもらい、予定通りの電車に乗車。
6:35の電車にNバッグはいませんでした。
大学入試共通試験も同日なので混むかと思っていたら、余裕で座れました。
しかし乗り換えの大きな駅で降りると、青いNっこたち、まいどお馴染み浜学園、希学園、そして保護者と一緒にいる個人リュックの子たち。
明らかに受験生が増えました。
午前の受験校での塾の応援は禁止されているため、Nっこは一旦特訓校へ寄ることになっています。
Nバッグ御一行が塾の校舎まで列をなし、いい眺めでした。
校舎では、特訓の先生一人一人と握手をし、一言もらいました。
最後に外で、教室長で算数担当の先生が、強い握手と、1人ずつ違う言葉をかけていました。
みーころのときは、
算数の直し、毎回全部やってきたね。
コピーとかはお家の人のお手伝いもあっただろうけど、最後までよく続けたね。
大丈夫、〇〇さん。自信もっていっておいで。
と声をかけて下さりました。
2時間ぐらい、外で一人一人にしっかりと力強い言葉をかけていました。
学校前で、人が溢れた中での激励とは違い、落ち着いた激励で泣いているお母様もいらっしゃいました。
先生の、保護者をさりげなく労ってくれる言葉に私もジーンとしました。
そして、何回来たか分からない第一志望校へ到着。
試験会場に入るときは、背中をポンと叩き、
さぁ、全力を出しておいで!
と声をかけました。
送り出すときの言葉はもともと考えてなくて、学校に着くまでに言い尽くしてしまいました。
待っている間はコメダ珈琲さんにてモーニング。
となりの席に座ったお母さん2人の会話をずっと聞いていました笑
お二方とも第一志望は西大和と洛南で、今日は言うなれば練習。午後からは塾で勉強。
片方のお母様はエステティシャンで、さすがにお美しかった!
もう一方の方も聞き上手、褒め上手。
京都方面の受験事情も知れました。今更ですけどね。
さて。
4教科が終わり、たくさんの子どもたちがわらわら出てきました。
みーころも部屋が暑かったのか、頬を赤くして出てきました。
お疲れさん!よく頑張ったね!
と声をかけ、午後に向けて駅へ。
今まで過去問やってきた中で、1番できんかった気がする…
と心配そうなみーころ。
いつも算数と理科が引き上げてくれるんやから、大丈夫大丈夫!どんな問題が出たん??
クォーターがね…
………クレーターかな?
…
クレーターとクォーターの間違え、3日前に言ったよね?
やっちまった…
もういいもういい、忘れよ!
そして一旦、何が出たとか、漢字これで合ってるとか言い出したら、さっきの試験内容の話しか出てこなくなります。
問題冊子は持ち帰りなので、私も電車で国語の漢字をチェック。
すると一問目から、心臓がドクン。
前後の文から意味を考えない上に、勢いに乗ってる一問目。
…書けたよね?「広」から始まる広義よね?
へ!?抗議やないん!?
次!
…弁明か。明るいって書いたよね?
うそぉ!弁名やないん!?
いや待て、ワンチャン同じ意味であるかもとネットを調べると、
荻生徂徠・著
江戸時代…
怖い怖い怖いもうやめよ!!!
難しかった+合ってる気満々を少なくとも3問落としている…
あと阿弥陀仏の弥も書けなかった言ってましたわ。
私が落ち込んだらいかん!
もう社会はないので、この後の作戦は理科と漢字・語句に全振りの予定でした。
が、ひとまず午後入試までは、巷で間違えやすい漢字を一問でも固める!
↑最後まで君が頼りだ。一旦帰宅し、ご飯を食べ、↑を30分ほどして、二校目へ。
ここは家からも近く、通ってもいいと思っていた学校です。
そして、受かるとしか思っていなかった学校です。
学校には日能研の社会の先生がのぼりを持って応援にきてくれていました。
社会ないけど!とずっと言っていましたが、みーころのお気に入りの先生です。
午前と違い、慌ただしい雰囲気の応援で、いかに午前の個別応援が素晴らしかったかが分かります。
そのまま慌ただしく別れ、保護者待合室へ行く途中…
SL発見🚂
見てたら鉄研の先生に見つかり、絡んできていっぱい説明してもらいました。
下のおチビのために写真をいっぱい撮らせてもらいました。
過去の理事長さんが趣味で集め、寄贈したそうです。
🚂ぜひ受かってくださいね!!
と応援してもらい、ハイ!と大きな声で返事をしました。
今ではあのときの自分が、受かる以外ないと勘違いしていたと分かります。
午後の2教科試験が終わり、ライトアップされた外で、雪が少し降る中、出てくるのを待ちました。
なんか今までと違った
これが一言目でした。
実は過去問で算数は満点をとったこともあったので、上から目線で挑んでしまったのかもしれません。
ひとまず、帰ったら明日の準備をして早く寝ました。
まだこのときは、翌日の結果発表を楽しみとさえ思っていました…
翌朝。
2日目。
本日は①日目と逆で、午前は第二志望校、午後は第一志望校。両方ともラストチャンスで、両方ともの①日目の結果が出ます。
前日より1時間遅い電車で第二志望校へ。
本日の送りは夫にお願いし、私は家で、午後からの最後の塾弁作り。
無事に送った後、夫は学校から家まで歩いて帰ってきました。
徒歩50分。災害があっても自力で帰れる。
そんなこんなで、第一志望校の結果発表の11時。
5分前からログインしたスマホの画面を、私、夫、下の子で見る。
11時。
結果を見る、ボタン。
私が押しました。
合格の文字。
よっしゃ!!
熱望校、合格もらえた!!
点数…263点
ん?なんか低いな。
なになに、結果はダウンロードできると?
見てみよう。
合格最低点 263点
見た瞬間、
ヒュッとなりました。
本当に恐怖を感じた瞬間でした。
もう一点、部分点でも落としていたら、不合格です。当たり前ですが。
同時に、この立ち位置で、この2校だけって、やばくないか?と初めてこの受験スケジュールに不安を抱きました。
で、でも、きっと、16時発表の第二志望は、平均ラインで合格もらえると思っていました。
勘違いだらけの自信が、少しぐらつき始めました。そのぐらつきに、やっと気づきました。
そして16時の第二志望校の発表。
SLに癒された、近くて素敵な学校。
発表は、サイトに合格者の番号が出るシステムです。
待合室の私も、家にいる夫も、第一声は、
「ない…?」
でした。
今となっては変な話ですが、一度も80%判定から下がったことのない学校なので、全員が合格を確信していました。
絶対とか、確信とか、この世界にはないんですね。
試験が終わったみーころは、自校舎の絶対女王と一緒に笑顔で出てきました。
おいおいレベル高杉…
みーころは自分から、
国語と理科難しかった!
と話してくれ、戦士たち1400人+保護者の列で、ゆっくり駅に向かいました。
そこで第二志望校の結果を、伝えました。
ショックを受けるのは分かっていましたが、本人も発表時間を知っていて、言わなければ「合格」と思い込んでいると思ったからです。
番号がなかったことを伝えると、みーころは目を見開き
…うそぉ…
とつぶやきました。少しして、
…悔しい。これから本読むし、英語もやりたい。
表情は暗かったですが、負けず嫌いに火がつきました。
帰りの電車では、私が待ち時間に読んでいた伊坂幸太郎さんの小説を読み始め、夢中で読み進めていました。
泣きたかったかな?
と、みーころの姿を見て、なぜか感じました。
翌日の月曜から小学校へ。
先生には自分から結果を伝え、お友達からは聞かれたら答えるが、自分から言わない、聞かないのスタンスをとりました。
関西受験はこれからが本番の受験校もあるので、受験組はまだまだお休み中。
そして16時。
2日目の第二志望校の結果。
番号がない。
翌日。
2日目の第一志望校の結果。
不合格。
合格点まで17点足らず。
これで、我が家の受験は終わりました。
今も、1点足りなかったら…と考えたら震えます。
次回は終わった後のお話です。
また明日でも更新できたらと思います
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!