FREE STAR -10ページ目
ここで意地張っててもしょーがないね。
ほんとはね、
一緒にいてすごく感じたんだ。
たけちゃんの生活の中に
私の存在はないってこと。
ちょっとでも
気にかけてくれてたり
最近どう?
とか
そんな些細なことでもいいから
聞いて欲しかったって。
彼女との生活は既に進行していて
きっと二人の名義かなんかで借りたんだと思う。
じゃなきゃ
あんな一等地に住めないだろうし
たけちゃんだけの収入で
あそこは絶対無理だし
部屋にあったTVもソファも冷蔵庫も
きっと彼女が購入したんだと思う。
まるっきり昔の家と違っていた。
そりゃ結婚も考えるよな。
別れることを前提ってとこが
たけちゃんらしいけど。
別れを選んだのは
彼女のことでもなく
たけちゃんのことでもなく
私が
このままじゃ
彼と同じ方向を向いて
歩けなくなると思ったから。
今のこのバランスは
楽しくて安定していて
最高なんだけど
このまま続けていたら
本当に大切なものを
なくしてしまうと気づいたから。
私はきっとこれから
自分たちの店をもち
いつか子供ができて
家庭を持ち
(子供はいなくてもいいが)
ときどき旅行に出かけて
音楽も続けて
そうやって生きてくんだと思う。
そこに
たけちゃんの存在は
ないと思う。
帰ってきました。京都から。
そして本日メールを送りました。
「春に会いに行ってそれで最後にする」
と。
一緒にいた3日間はそれなりに楽しくて
でも確実に思ったことがある。
・京都の街にそれほど興味がないとゆうこと
・たけちゃんと話す会話はつまらないとゆうこと
・素の自分を出せないとゆうこと
・私に関心がないとゆうこと
なんでつまらないのか
今わかった。
たけちゃんは自分のことばっかりしゃべって
私に質問したりとか
意見を聞いたりとか
そんなのがないからだ。
会話じゃないんだ。
だからか。
今わかったよ。
それでもなんとなく
うやむやなまま終わりにはしたくなくて
どうせなら
これでおしまい!
って言って
楽しんでこようと思うのだ。
そして誕生日を迎える前に清算して
これからは未来に向かって
彼と走り出すのだ。
とか言いながら
なんとなく
たけちゃんとは終わるにせよ
そう簡単には
恋沙汰がなくなるとは思えんなあなどと
うつつをぬかすのだった。
彼女の演奏は
ただただ自分の音を聴け!敵な威圧感があって
あまり好きではない。
上手は上手だけど
なんだろう、あの怒りの感情・・・
私に対しても
「同じ楽器の人は敵対視します」
って。。。
初めてそんなこと言われたよ。
いつも穏やかにやってたから
ちょっと拍子抜けした。
でもね。
やる気はでた。
負けるもんかー。
きっと彼女の中には
何かあるんだと思う。
その悲しさとか怒りとか
その感情がストレートに音にでてるんだ。
ある意味すごいことだとおもう。
私の音はどんな音をしてるんだろう。
できれば穏やかでありたい。

