過去の経験上

他に好きな人ができると

ぱっと忘れてしまうのだけど


自分が想っている人が想ってる人のことが

気になって仕方がない。


当たり前か。

誰でもいい気がするもんではないし。


そうなんだけど。


私の場合

それをマイナスのイメージとして捉えるのでななく



どんな人なんだろう

どんな考えをもつ人なんだろう



と、人間として興味をもってしまう。





20歳のころ

彼女がいると知りながらつきあってた人がいた。


学生だった私は

週の半分は彼の家で過ごすとゆう

半同棲生活を送っていた。

(彼女とは遠距離だった。しかし友達からも親からも大反対だった。)



一人で彼の家にいたとき

たまたま彼女からの手紙を読んでしまった。



すごくどきどきした。

緊張と見ちゃいけないものを見てしまってる罪悪感とで

頭がまっ白になって

何が書いてあるのかも理解できず

ただただ何度も読み返した。




そしておもった。




この人いい人だと。




それまでは逢ったこともないその人のことが

イヤでイヤで仕方なくて

早く別れてほしいとばかり思っていた。



その人の名前も出身地も

誰かが口にすることさえ耐えられなかった。

何もかもがきらいだった。



なのに

その人のほんの一部を垣間見た瞬間

苦しいのは自分だけじゃないんだ。

彼女はそれ以上に辛いんだと思ったら



なんだか妙に哀しくなって

でも何に哀しいのかさえわからなくて


結局就職を機に彼とは別れてしまった。




その後しばらくはやっぱり

彼女と同名の人がTVに出ていたりすると

胸が締め付けられる想いをしていたのだが


人間はよくできてる。


気になる人が現れると

あんなにナーバスだった心も

遠い記憶の彼方に葬られ


いつの日か

名前すら気も留めなくなっていた。





今はまだ彼の想っていた人のことが気になって

彼女のブログを日課のようにチェックしてしまうのだけど



それでときどき知りたくもない情報を得てしまって

落ち込んでしまったりするのだけど



これも時間とともに

いつかは忘れてしまうとゆうことを

過去の経験上知っているから



きっと大丈夫なんだと思う。




時間って本当にすごい。

滋養みたいなものだ。


あんなに悩んでた日々も

何について悩んでるのかさえわからなくて

弱ってた心も


時間とともに徐々に穏やかになっていく。



いっそこのまま彼のことも

遠い思い出になってくれたら


今よりもうちょっと笑っていられるのかな。



逢いたいと願う気持ちが弱くなってきている今日このごろです。