本日は吉野ヶ里遺跡⑤です

 

「おのおの方、お出合いそうらえ、浅野殿、刃傷にござるぞ」びっくり

この刃傷事件は、勅使の饗応役となった内匠頭が、付け届けの不足を根に持った吉良に冷たくあしらわれ、それがもとで起きたと一般的には語られます赤ちゃんぴえん

 

 

忠臣蔵では、強欲な吉良の非道な仕打ちを描くことで、内匠頭の悲劇を際立たせますが、そもそも勅使饗応役が、殿中の作法を指導する高家に謝礼として付け届けをするのは当然のことでした知らんぷり

 

 

内匠頭の家臣が、倹約のため相場よりも付け届けの額を減らしたのは事実であるらしく、倹約が仇になったとする見方もありますキョロキョロそれだけのことで腹を立てて意地悪をするような吉良だったのか。むしろ内匠頭の性格にも問題があったのではないか、という見方もありますビックリマーク

 

 

もう一つ、事件の遠因にあったものとして、「塩」を挙げる見方もあります。赤穂といえば塩が有名ですが、実は吉良の所領のある三河も塩の産地でしたコアラ

 

 

三河より遅れて始まった赤穂の製塩は、自然条件にも恵まれて大いに発展し、しかも技術革新によって精白法を生み出したことで、人気の面でも三河の塩をしのぐようになりましたうさぎ

 

 

この事態に吉良は、内匠頭に「精白法を伝授してほしい」と頼みますが、内匠頭は「門外不出」として拒否。こうしたことから、吉良は内匠頭に良い感情を抱いていなかったともいわれるのです真顔

 

 

いずれにせよ、もともとお互いにあまり良い感情を抱いていなかった上に、謝礼の少なさがあって吉良の気位の高さゆえの見下すかのような物言いにつながり、

 

 

それに対して感情の起伏の大きな内匠頭が激昂して、突発的な刃傷沙汰になるといった、負の連鎖から引き起こされた事件のようにも思えますうーん

 

 

本日の一品「自然

 

 

どすラブラブ!ラブラブ!どすにひひラブ