去年の交通事故での死亡者数が発表されました。

交通事故死、10年連続減…高齢者が半数超える
読売新聞 1月3日(月)3時10分配信
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昨年の全国の交通事故死者数は前年より51人少ない4863人(前年比1%減)で、2001年から10年連続の減少となったことが2日、警察庁のまとめでわかった。
 このうち65歳以上の高齢者が2450人(同2人減)で、全体に占める割合は、統計を取り始めた1966年以降で最高の50・4%に達した。
 発表によると、昨年の事故件数は72万4811件(同1万1877件減)、負傷者数は89万4281人(同1万5834人減)で、いずれも05年から6年連続減となった。
警察庁は死亡事故減少の理由として、シートベルトの着用率が運転席、助手席では9割超に上り、後部座席も高速道路では6割が装着していることを挙げる。悲惨な事故を契機とした厳罰化の影響で、飲酒死亡事故も10年連続で減っている。
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$数字語り-交通事故

交通事故死者数が減るのは喜ばしいことですが、
交通事故死者数の減少の要因としてネット上で次のような疑問を持った方もいたようです。

・最近では人口も減っているし車に乗る人も減っているので死亡事故が減るのは当たり前では?
・交通事故死亡者数は事故発生後24時間以内の死者しかカウントしないので、実際の死者数は
そんなに減っていないのではないか?

なるほど。そのような疑問が生じるのもわかりますが、
実際の所はデータを調べればわかるでしょう。

最初の疑問
「人口の減少、車に乗る人の減少が死亡事故が減った原因では?」
確かにここ数年の傾向として日本の人口は減少傾向にあるのですが、
2010年の人口減少は10万人程度だったと思います。
1億2000万人に対する10万人は人口の0.08%にすぎないので、
交通事故死者数の減少(1%)に比べて明らかに小さいです。
また、車の数が減っているのでは?という疑問についてですが、
車の登録台数の変化は次のサイトにデータがあります。

財団法人 自動車検査登録情報協会
http://www.airia.or.jp/number/pdf/03_1.pdf

このデータを見る限り、自動車の登録台数はほとんど減少していないので、
交通事故死者数の減少を自動車の数の減少にからめるのはちょっと無理があると思います。
#実際に走行している自動車の数のデータは見つけられませんでしたが、
#登録台数とそう大差はないでしょう。

2つ目の疑問
「交通事故死者数は事故後24時間以内の死者しかカウントしないので医療技術の進歩によって
24時間以上生かせるようになったのでは?」

確かに医療技術は年々進歩しているので、24時間以上生きながらえさせることも
可能になっている可能性はあります。
この要因については政府が発表している次のデータを見れば明らかになります。

平成21年中の30日以内交通事故死者の状況について
http://www.e-stat.go.jp/SG1/estat/List.do?lid=000001062411

残念ながら平成22年のデータはまだ公表されていないようですが、
平成21年の事故後30日以内の死亡者数は5772人と過去最低を記録しているし
こちらのデータも年々減少傾向にあります。

以上より、平成22年の交通事故死者数は過去最低というニュースは
深読みせずに素直に受け取って良い数字であると考えられます。

交通事故死者数が年々減少しているのは、
・シートベルト着用の徹底
・エアバッグなどの安全装置の普及
・飲酒運転の減少
などなどの要因が考えられます。

何にせよ交通事故で亡くなる方が減るのは喜ばしことです。
春になると花粉症に苦しむ人が多くなりますが、
去年の猛暑の影響で今年の花粉は去年の5倍程度にもなると言われています。
そこで見つけたのがこのニュースです。

花粉症「すでに対策中」5人に1人
日経ウーマンオンライン(日経ヘルス) 1月4日(火)11時18分配信
--------------------記事引用(一部省略)---------------------------
2010年の記録的猛暑の影響で、2011年の花粉飛散量は全国的に2010年の5倍と予想されている。すでに2010年12月から花粉症を持つ人の15%に症状が出ており、5人に1人(21%)が対策を始めている。こんな調査結果をトレンダーズが始めた。
 この調査は2010年12月2日と3日、トレンダーズの特設サイト開設に先立ち、30歳代までの男女合計8486人に実施した。
 2010年12月時点ですでに花粉症の症状が出ている人は15%。花粉対策をしている人は21%となり、症状がまだ出ていない人も含め対策を行っている。具体的な対策内容は「マスク」(55%)や「飲み薬」(40%)、「食品(ヨーグルト・てん茶など)」(37%)などが多く挙がった。
 最近の花粉対策商品について注目しているものを聞くと、シャープの除菌技術「プラズマクラスター」が41%で最多。次いでエーザイが販売する「塗るマスク」こと「クリスタルヴェール」(15%)。
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花粉症は日本人の15~20%が発症していると言われていますので、
単純に見積もって約2000万人の患者がいることになります。
そのうち15%に症状が出始めているのだから、すでに300万人くらいの人が
目がかゆくなったり鼻水ずるずるになったりしていることになります。
300万人というと、広島県の人口(約288万)よりも多い数字です。
また、21%がすでに花粉症対策を始めているので、
約420万人が何らかの花粉症グッズを買い求めていることになります。
今年はドラッグストアーの花粉症コーナーは繁盛しそうですね~。

私は毎年春の時期に少し目がかゆくなったりしますが、
周りにいる花粉症の人ほどひどい症状ではありません。
花粉症なのかそうでないのか判断は微妙なところです…。
紅白歌合戦の視聴率が発表されました。

----------------ニュース引用-----------------------------
NHK「紅白」視聴率は41.7% 時事通信 1月2日(日)12時44分配信
 昨年大みそかにNHK総合で放送された第61回紅白歌合戦の平均視聴率は、関東地区で前半35.7%(前回37.1%)、後半41.7%(同40.8%)だったことが2日、ビデオリサーチの調査で分かった。関西地区は前半37.1%、後半42.5%、名古屋地区は前半40.4%、後半48.1%。
 同時間帯の民放では日本テレビ「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!! 大晦日年越しSP!! 」の前半15.3%(関東)が最も高かった。 
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41.7%という数字は関東地区での後半の数字を表しているようですね。
では、この視聴率がどうやって調査されているのかをしらべてみました。
視聴率はビデオリサーチ社が調査しているので、
サイトを覗いてみたところ、ありました。

視聴率調査 3つの調査方法
http://www.videor.co.jp/rating/wh/02.htm

大雑把に言うと、ニュースでよく紹介される視聴率は
関東地区・関西地区・名古屋地区のそれぞれ600世帯で調べられているようです。
で、どのチャンネルをみていたのかのデータはチャンネルセンサーで自動的に記録され、
データは電話回線を通じて毎朝自動的に送信される。
データは1分刻みでどのチャンネルを見たのかが記録される。

はいここ重要です。
「データは1分刻みでどのチャンネルを見たのかが記録される」ということは
視聴率41.7%というのは単純に600×0.417≒250世帯が紅白を見たということではないのです。
なぜなら、紅白を最初から最後までチャンネルを変えずに見る人よりも
途中で格闘技をみたりガキ使みたりしている人の方が多いでしょう。
なので、視聴率は「その番組を見た世帯数」よりも「その番組が見られていた時間の割合」を
表していると考える方が妥当だと思います。

ここで、紅白歌合戦の「後半」とは午後9時30分から午後11時45分までのことなので、
この135分間のうち紅白が見られていた割合は、135×0.471=56.295
つまり、紅白の後半は平均すると135分のうち56分18秒間見られていたわけですね。


私が見た紅白は25分程度なので、平均の半分弱といったところでしょうか?
奈々さんと桑田さんをしっかりチェックできたのでそれで満足です。
2011年が始まりました。

2011…

素数です。

ちなみに平成23年の23も素数です。

ダブルで素数です!