■ ペルー大統領選挙

新米政権が誕生してよかったですね。


http://economist.com/agenda/PrinterFriendly.cfm?story_id=7023484

• 6月4日に行われた選挙において、中道左派のAPRAから出馬したGarcia氏は55%の得票を獲得し、大統領に当選した。選挙の第一ラウンドを得票率30.6% (Garcia氏は24.3%だった)で制したHumala氏(左派)は、ベネズエラのチャべス大統領のように、憲法を改正し、港湾、空港、エネルギーにおいて政府の役割・権限を高め、Oil、Mining企業に対して税率の引き上げを提唱していた。
• 彼が挙げた主な公約は政府開発銀行の設立、中央銀行の外貨準備金の一部をインフラプロジェクトに投資、地方政府に対しての減税、などが挙げられる。
• Garcia新大統領の次の課題は議会のManageである。120議席中、Humala氏のサポーターは45議席を獲得した一方、APRAは36議席にとどまっている。


■ 資源ナショナリズム
日経のメモ

Nikkei0605

昨日一日で、ヤマダ電機(9831)が7-8%下落してましたね。今日は今のところ戻しているみたいですが。そこで、GLWにもRelevantかと思った点をいくつかメモ。


・ 70年代前後のカラーテレビ普及と今回の薄型TVの普及カーブはほぼ同一

・ 66年に始まったカラーテレビは、1年目から5年目までで、0.3%→1.3%→3.8%→5.4%→13.9%→26.3%の上昇。

・ カラーテレビは普及開始から10年後の1976年には93.7%の普及率。60%に達するまでにかかった期間は6年

・ 02年に始まった薄型TVサイクルは、1年目から5年目までで、2.5%→5.4%→11.5%→19.8%→31.5%(予想)

・ 薄型TVサイクルは普及開始から9年半後の2011年7月にアナログ放送が終了する。普及率も6年目には50%を超えると予想されている。


コレで見ると、やれW杯やらオリンピックやらで盛り上がったり盛り下がったりするものではなさそうですね、、、


また、価格下落に関してですが、メーカー側には当然プレッシャーになりますが、小売側はそれだけマスに対して、大型画面の製品が売れていくわけですから、前年比2桁成長が継続していいでしょう。


日本の家電の売上の15%くらいが薄型TVとのこと。


日本は薄型TV、携帯電話に関しては、世界の先行市場ですから、BBY、CCなどのアメリカ銘柄は今後も期待できそうです、、、




Bears in the woods (Economist.com)
http://economist.com/opinion/displayStory.cfm?Story_ID=6975848

この数週間で、Globalの株式市場は大きいところで10%近く下落した。特にEmerging Marketとコモディティー周りの下落が激しい。欧州市場は今年のGainをほぼ吐き出す格好となっている。US市場はそれほどの下落に直面していないが、Housingや最近のまちまちの経済指標からも、楽観視はできない。確かに、この3年、世界中の株式市場は好調なパフォーマンスを記録してきたため、調整は必至だろう。ただ、2000年当時のようなWildly Overvalueの状態ではないことは確かであり、現状のPERレンジは長期平均とほぼ同等である。


しかし、なぜこのようにボラティリティーが急激に上昇したのだろうか?最も多く指摘されているのは、インフレ上昇傾向から来る金利上昇である。しかし、このArgumentは最近のBond Yieldと金価格を見ると腑に落ちないだろう。通常、インフレ局面においては両方とも上昇するからだ。どうやら答えは、今までのCheap Moneyの氾濫にあるだろう。その意味では、健全な調整といえる。


World GDP成長には目を見張るものがある。11四半期連続で4%以上のAnnualized Rateでの成長を継続している現在は、30年来の強さである。にも関わらずインフレ率はヒストリカルの低水準である。これは2003年から原油価格が3倍になっていることから考えても非常に驚くべきことだ。過去の原油価格高等はスタグフレーションをもたらしてきた。


原油高をしのぐことができた理由は、2つの大きな経済力が加わったためである。ひとつは中国とインド、Emerging Marketが世界経済に組み入れられたことである。これは産業革命以来の大きなGlobal Supply増加をもたらした。安い労働力はCost of Goodsの低下をもたらした。確かにEmerging市場による原油とコモディティー需要の増大はこれらの価格上昇につながったが、Netで考えると先進国のインフレを抑える結果をもたらしている。


二つ目の要因は各国中央銀行によるCheap Money放出である。2003年のG7経済の短期金利平均は過去最低となった。これが消費者世帯(特にアメリカ)に、借り入れとSpendingをもたらした。これら供給と需要の増大が、原油価格の上昇にも関わらずインフレを抑えた成長を達成した要因と考えられる。


Cheap Moneyの時代は終わりに近づいていることは確かだ。3大中央銀行は15年ぶりに金利政策引き締めに動いている。Euro Central BankはFEDと同様金利引き上げを既に開始しているし、日銀も金利引き上げ間近だ。Easy Moneyがなくなると、原油高はじわりと効いてくるだろう。


VAIO U

スペックは、16GB、Core Solo 1.06GHz、DRAM512MBで、、、

17万円くらい、とのこと。

注目の電池持ち時間は、3.5時間、大容量で7時間とのこと。


、、、


、、、


シラー


標準バッテリーで12時間持たないとなあ。


厳しいと見たっ!


++追記 (Sonyの読者(結構いらっしゃる)!Feedbackお願いします!)

ここがSonyが苦しんでいる理由だと思います。マーケでいう、Early Adopterのみの製品が多すぎる。

有機EL搭載のコレ とか、007か?と思うコレ とか、1TBで1週間テレビ録画する奴が何人いるのよ、のコレ とか、、、

『マスに受ける』と『Innovativeである』というのは二律背反ではないと思います。

端的なのはiPodだけど。Sharp Aquosもそうかな?


Bang & Olufsenくらいの企業規模だったら、3年に1回新製品が出る、みたいなペースでもいいけどさ。


この4年、Sonyに関してはBear派ですが、反転させるきっかけはまだ見つかりません。

株価的には金融で儲けてくれてるからいいけどさ、それだと楽天とかと一緒じゃん、、、


100万台以上売れるInnovative製品が出るか、これがカタリストと考えます。


GWで忘れてた!

左派同士の対決になったようで。

でもPCUの株価は今のところ無視している模様。6月4日の投票に注目ですな。


(以下、引用)

ペルー大統領選、ウマラ氏とガルシア氏の争い
[asahi.com 2006年05月04日21時42分]

 ペルー大統領選について、同国の中央選管は3日、民族主義色の強い左派のウマラ元陸軍中佐(43)と中道左派のガルシア元大統領(56)が決選投票への進出を決めた、と発表した。投票日は6月4日。反米姿勢を掲げ、キューバ、ボリビアと連携しているベネズエラのチャベス大統領がウマラ氏支持を公言しており、左派系候補2人の戦いは、南米の政治情勢にも大きな影響を与えそうだ。
 中央選管によると、3日までにほぼ開票が終了し、ウマラ氏が30.7%、ガルシア氏が24.3%の票を得た。中道右派の女性候補、フロレス弁護士は、ガルシア氏と約6万4000票の差がつき、この日、敗北を認めた。
 4月末に発表された世論調査では、ガルシア氏支持が43%、ウマラ氏支持が37%で、決選投票ではガルシア氏が逆転勝利する可能性がある。
 これまでフロレス氏を支持してきた財界は、資源の国家管理や対米自由貿易協定(FTA)の見直しを掲げるウマラ氏を警戒視する。
 一方で、政権を担った85年から90年に年7000%を超すインフレを招き、左翼ゲリラのテロ対策にも失敗したガルシア氏に警戒感を抱く国民も多い。


はてな社長 近藤さんのブログから メモ (以下引用)


当たり前ですが、どんな世界も自分が何かを始める前は自分が居ない状態で回っています。しかも、そこそこちゃんと回っているのです。何か新しい事を始める時、「その世界はあなた無しでもちゃんと回っている」状態から出発する事を忘れないでください。極端な話、「自分が生まれなくても地球 は問題なく回っていた」のです。新しい領域に挑戦すると言う事は、自分が不必要な状態から、自分が必要とされる状態への変化を、自分の力で起こすという事なのです

(引用終わり)


この仕事をはじめて5年、新しい仕事をすることになりそうです。

挑戦を継続していこうっと。



■ 投資インプリケーション: Buy JOYG、CAT、PWEI、HAL、SLB、RAIL、鉄道

コモディティー価格が大きく上昇しています。・需給Tight、・商品市場への年金資金流入などのニュースフローが続いており、YTDの値動きは、
・ 金: +16%
・ プラチナ: +12%
・ 原油: +8%
・ アルミ: +15%
・ 銅: +37%
・ ニッケル: +29%
・ 亜鉛: +56%
です。

これに関して、いくつか興味深い記事がありました。

下の記事は日経金融の記事ですが、現在のコモディティー価格上昇を資金流入の面から見たものです。欧米の年金基金の商品投資の運用資産残高は、過去2年で5倍に膨らんでいる状況です。

4月13日 日経

0413NikkeiKinyu


次の記事は南アフリカやジンバブエが、国家管理を強化することで、外資(Anglo Americanやノルリスクなど)の持分売却を迫っているという記事です。これは銅でも、ペルーの大統領選挙で左派候補が勝った場合(5月7日が決選投票)、国有化、あるいは外資への課税大幅強化が懸念されています(PCUなどの最近のアンダーパフォームはこの懸念から)。

4月12日 日経金融

0412Nikkei


確かにバブル形成の典型例は、記録的高値と強気なコンセンサスが同時に存在する場合ですが、ここで弱気になるべきなのか?
1.地政学リスク(イランやナイジェリア)、2.BRICS需要(インドは15歳以下が人口の35%、65歳以上は人口の5%)、3.新しい鉱山や原油採掘プロジェクトは今後大きな供給増加をもたらさない、4.CAPEXしないで商品価格が高い状態を甘受した結果、記録的な決算結果を出してくる企業、など、強気に見る要因はいくらでもあります。逆に弱気になる理由は1.上がりすぎた、2.需給で説明できない、といった数字的根拠がやや欠けるものばかりです。
しかし、
ひとつ印象として感じるのが、商品・コモディティーに関しては、全員が『評論家・投機家』状態で、実際に商品を採掘、加工する部分があまりにもおろそかになっていると思います。こういった『現代版買占め』の状態は、最終的には需要減退をまねき、経済全体を停滞させる要因となるでしょう。先日素材のアナリストと話していたのですが、現在の若者(優秀な学生)は、みんなGoogleみたいな「情報整理」のキレイな仕事につきたがってしまうため、(同じくらい数学能力が必要な)地質学者などは深刻な後継者不足(と書くと農村みたいですが)に悩まされているようです。Talent面でも、偏りが見られている状態のようです。

上記二つの記事の投資インプリケーションとしては、
・ 短期的にはコモディティー価格にはNeutralからNegative(これは下記グラフを参照)
・ Mining企業は、将来のCAPEXを投じておらず、現在のCFをEnjoyしているところはLong Termではリスク
・ Mining Equipment、Oil Drilling Equipmentなどの「リアルな投資」はBuy
・ 採掘したモノの「リアルな輸送」もBuy

Buy候補銘柄として思いついた銘柄は以下のとおりです。
JOYG → 石炭採掘機器
CAT → Mining、建設
PWEI → 天然ガス輸送、Sewage、Plumbing、光ファイバー、電線などの覆うポリビニールパイプのメーカー
HAL、SLB → Pressure Pumping
RAIL → アルミ製のRailcar製造
鉄道 → 今後予想されるDriverの深刻なShortageから、鉄道輸送需要は高まると予想

最後に、
下記のグラフはFTのLexコラムからのものです。Roll Yieldとは、スポット価格と先物価格の差をあらわしたものですが、スポット価格(あるいは近いExpirationの先物価格)が将来の先物価格より高い場合、その先物をRollするだけで、リターンが得られます。2月3日に上場したDBC(Deutsche Bank Commodities ETF)などは、Roll Yieldがポジティブになりやすいのが石油でMetalや穀物はネガティブな場合が多いのを見越しており、原油とHeating Oilは4半期毎にRoll、他のアルミ、Corn、Wheat、Goldは1年のRollにしています。
下のグラフを見る限り、Energy、貴金属、穀物のRoll Yieldはすべてネガティブになっています。工業Metalのみ、ポジティブです(しかし、銅はすでに生産コストの倍の価格となっている)。これを見ると、短期的なコモディティー価格はやや行き過ぎの感はあります、、、
4月12日 FT Lexコラム(クリックで拡大)

0412FT-Commodity