秋の上生菓子 | 和菓子職人のひとりごと

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和菓子職人halの日記。和菓子だけでなく、おいしいもの、好きなこと、子供たちのことなど色々です・・・。

夏休みも終わり、

今日から給食ナイフとフォークも始まった爆笑アップ

でも、台風のせいで、台風たち🌀🌀が、

早めのご帰宅〜‼️



雨は止んでますが、風が強くなってます🌬@蒲田


みなさんのところは大丈夫でしょうか?

被害無く、通り過ぎることを祈ります〜🙏



さてさて、秋も日に日に深まってますね〜🍂


酷暑で秋の味覚🌰🍠が色々と心配ですショボーン


今月も、

敬老の日👵🏻👴🏻(17日㊗️)、

お彼岸(20〜26日)、

十五夜🎑(24日)。。。

と行事が続きます。


伝統行事などの多くは、

無病息災や豊作祈願など、自然への畏敬の念から発したものです。


最近の自然災害や異常気象の多さ、酷さは、人間の身勝手さへの天からの怒りかな…と。

謙虚にならないといけないですね。



お仕事も謙虚にコツコツやらないと。。。😓


本日の上生菓子です♪


『着せ綿』

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本紅で染めた薯蕷つなぎ練り切り製の"菊"に、

真っ白な練切りきんとんを真綿に見立てて乗せました。



9月9日は五節句のひとつ、

「重陽ちょうようの節句」

「菊の節句」とも呼ばれます。


古代中国では菊は邪気を払い長生きする効能があると信じられていました。

平安時代の宮中では、

前日の9月8日に菊の花を真綿でおおって菊の香を移し、

その翌日の朝に露に湿ったこの真綿で顔にあてて

若さと健康キラキラを保とうとする儀式がありました。

これを「菊の着せ綿」下差しといいます。

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その儀式ワタシも参加したいワ( ̄▽ ̄; 



そして本日の上生菓子もう一つは

『照葉』

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こなし製です。

"こなし"とは餡に小麦粉や餅粉を混ぜて蒸し上げ、

糖蜜を加え固さを調整しながら

揉みこなして作る生地のことをいいます。

👆こなしの語源はここから来てるそうです。


「練り切り」と同じように使われますが、主に関西方面、京菓子などに良く使われます。


関東ではまだあまり見かけません、多分…。

"ういろうとこなしは関東ではウケない"

と和菓子業界ではよく言われることですが、

最近はそういう関西vs関東の枠や堺がなくなって来てますよねー。

桜餅(道明寺)や恵方巻などの現象見ても。


私は、練り切りに比べさっぱりとした甘さともっちりとした食感が好きで、

成形もしやすいので時々使います。


でも塩梅を取るのが今でもなかなか難しい。。。


熟す(こなす)という言葉は、くだいて柔らかくしたり、思いのままに扱う、という意味にもなります。

「こなし」を上手にこなして、一人前の和菓子職人だともいわれます。

まだまだ修行です💦