かぼちゃのひまわり | 和菓子職人のひとりごと

和菓子職人のひとりごと

和菓子職人halの日記。和菓子だけでなく、おいしいもの、好きなこと、子供たちのことなど色々です・・・。

お店はまだ夏季休業中ですが、中では注文のお仕事やらメンテナンスやら稼働中です。
お盆には豪雨のあと漏電のせいで冷蔵庫が故障したりして大変でしたあせる

先日はお茶席の主菓子の注文を頂いてました。

お茶席といっても、我が家でも野菜の宅配で利用している宅配屋さんの会員サークルのサロン講座。
「おいしいお茶の点て方・基礎編」
ということで気軽なお茶会ですが、参加者の方もきっと食には特に気を配っている方々。
なるべくオーガニックな、色も自然なものを。。。と
長野・松本の義実家に帰省中もこのお菓子のことを考えながら、畑を見たり信州アルプス市場など生産者直売所に行ったりしていました。
そしてこんな立派で美味しい無農薬かぼちゃを頂いて来ました。

切って蒸して潰して。少しの白餡と合わせて、、、
目にも鮮やかな黄色いかぼちゃ餡が練りあがりましたハロウィン
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この餡を使ってこしらえたのがこちら左下矢印
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季節的にはもう遅い感じですがせっかく夏休み企画なので夏らしいものを、というお話で
ヒマワリ向日葵ヒマワリ

どっちにしようかな~?
迷ったので、FaceBookとTwitterで問いかけてみたら
左は「わかりやすい」「真夏らしい」「元気な感じ」...という感想、
右は「和菓子らしい」「あまり無いデザイン」「落ち着いた感じ」というようなコメント頂き、
僅差で左に軍配が上がりました。

私は右の落ち着いた感じが好きだけど、
結局、生産性からも左の多めになりましたw
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この花びらは練りきりに鋏を入れ一つ一つ切り起こしています。
“はさみ菊”と呼ばれる技法です。
和菓子職人のひとりごと

私はこれが苦手で。。。
あんまり上手じゃないんで、じーっと見ないで(笑)
私の腕のせいもありますが、機械を使わず裏ごししたかぼちゃをたっぷりつかっているので繊維質が多くてきれいに切れないのです(>_<)
味と見た目、兼ね備えるには努力が要りますね。精進します!


無事、お客様に納品。
すると、このお茶会に私もお招き頂いちゃいました!

もちろん喜んで参加☆
蒲田からも割と近い川崎の市民会館の和室。
夏休みとあって、親子連れ、小学生の参加も多くワイワイと楽しいお茶会でした。
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お抹茶もこだわったもので、これがとてもおいしかった!

茶道の先生から簡単なレクチャーを受けながらお茶は各自自分で点てます。
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こうしてゆっくり自分の作った菓子を頂くことってめったにありません。

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断面図。かぼちゃ練切餡の中はあっさりめのこし餡、種部分は黒糖入り小豆あん。
無着色、全て自然の色♪

私が少し遅れて到着したころには、皆さんちょうどお菓子を食べ終わってお茶のお湯待ちお茶というところでした。
皆さん「おいしかった♪」と言って下さったのですが、お子さん達も残さずきれいに無くなっていたのを見てほっとしました。
子供の舌は正直ですから。

お菓子の説明などもさせてもらいました。
「作り手の話が聞けて良かった」との感想も頂いたそうなのですが、
私こそ、嫁に出したウチのお菓子達がどのように食されているかを知ることができる貴重なチャンスを頂いて、感謝×2なのでしたキラキラ

今回は入門編なので細かいお作法は二の次、とにかくお抹茶を自分で点てて楽しむという趣向でしたが、お抹茶を頂いたのは初めて!というお子さんもおかわりまでするほど美味しく楽しいお茶会でした。
きっとっ参加したお子さん達は美味しいお菓子があったら「じゃぁ、お抹茶でも一服…」と自分で点てたりするようになるかもニコニコ

この時期夏バテ予防にもお抹茶はとても良いと先生もおっしゃっていましたしね。


我が息子も学童で茶道体験があったようですが「ちょっと苦かった、お菓子食べなかった(スーパーの袋菓子にある半生和菓子だったためお気に召さなかったよう´`;)」と。でも浴衣を着てやったwという、本格派?

初めての体験の印象って本当に大事ですよね。
私が保育園のおやつや子供の和菓子教室に力を入れるのも初めての和菓子体験をよいものにしたいからなのです。

そろそろ私もお茶のお稽古再開したいなぁ、子供と一緒に。