成人の日 | 和菓子職人のひとりごと

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和菓子職人halの日記。和菓子だけでなく、おいしいもの、好きなこと、子供たちのことなど色々です・・・。

昨日成人の日、当店始まって以来お赤飯の予約注文が一件も入りませんでした叫び

年々減ってきてはいましたし、もともと大した件数できるわけでもないのですが、、、一件もないとは。

成人のお祝いではなくお誕生祝いでの予約はありました。そのお客様は「成人の日だから早く予約しないと買えないと思って…」とおっしゃりながら早々にご注文下さったというのに。。。


でもまぁ、例年飛び込みのお客様もいらっしゃることだし、とちょっと多めにお赤飯準備をしました。

売れ残っては困るからと、お赤飯の旗を目立つ所に出し、ツイッターでも告知してみたりしました。


ところが、そんな心配をよそに午前中には売り切れてしまいました!

午後も何人ものお客様にお断りをしなければならず、心苦しかったです。


成人式の場合、お祝いに頂く額も多いので内祝いのお赤飯のボリュームも大きくなるのです。

普段なら一件分でも予約いただjかなければできない量です。

前日でもいいから予約してくださればご用意できたのに。。。


人通りの少ない当店では毎日お赤飯が飛ぶように売れることも考えられず、他店ではよくある蒸かし直しを売ることも絶対したくないので、身勝手で生意気ながらもご予約をお願いしています。


新潟産のこがねもち米と、同じく指定農家の極上ささげ豆だけを使って蒸し上げる極上のお赤飯を、出来立てのいちばん美味しい状態でお届けしたいのです。


お客様が口々に言ってたのは、「お正月気分が抜けないうちにハタと気づいたら成人式が迫っててバタバタだった」と。私も成人式が15日じゃなくなってからもう何年もたつのになかなかこのリズムに慣れません。

予約がなかったのはそういうことも原因だったのかもしれません。


行きつけの美容院を覗いたら珍しくお客がいなかったので、「今朝は忙しかったでしょう?」と声をかけると、

「それがねぇ、2件のみ。7時からで大丈夫だった」と。

例年なら4時とか5時からとかいってるのに。。。

「それで、早く終わっちゃったから他のとこがどんな着付けしてるか駅の方に見に行ったらね、水商売かと思うような髪に派手な帯結びを前に結んで、その上に手をのせてケータイいじってたよ、様変わりだねぇ!」

きっと貸衣装とセットの大手店でやってもらったんだろね。。。

前はよくお赤飯をご祝儀代わりに差し入れてもらったものだけど、それも最近はないそうです。(七五三の時清野さんからもらったのが最近じゃ唯一だよ、と)

そういえば「内祝いの他に着付けの人と、写真屋さんと、」といいながら指折り数えてるお客様、昔はよくいました。

それが悪いとか、欲しいと言って訳じゃなく、そういう風習というか気遣いがないのは楽でいいけどなんか淋しい。大手なら必要ないものね。



我が家と親戚以上の付き合いをしていて、今は店を閉じて越してしまった呉服店の息子が成人式を迎えたので、お祝いのお赤飯を取りにくるよう呼びつけると、年の離れた姉ちゃんと羽織袴姿をお披露目に来てくれました。小顔・長身のすっかりイケメン☆母が亡くなった今、貸衣装の○昌で着付けてもらって来たそう。小学校低学年の時、呉服店は店売よりも営業に回ることが多くなり留守がちだった為、よく学童が終わるとウチの店で遊んでいた彼。忙しく動くウチの母の姿がちょっとでも見えなくなると「オバチャン、オバちゃん!」と不安げに呼んでたっけ。「清野が休みだった時はどうしよう?そうだ、隣のクリーニング屋のおばあちゃんとこに行こう!クリーニング屋さんも休みだったら・・・電気屋さん?」ってつぶやいてたのを聞いた時は思わずぎゅっーってハグしたくなったよ。なんて話したら「えーっ、覚えてねえ!」って照れてたけど、「この商店街もすっかり変わっちゃったね、お店全然ない。。。」って。


ほんと、時の経つのは早い!

ウチの息子が成人する頃はどーなっちゃうんだろうなー。


今年もまた新成人、最少人口更新だそうです。