新しい抗うつ薬と胃薬![]()
帰宅してから処方して貰ったお薬のことを調べてみました。
トリンテリックス(S-RIM)
一般名:ボルチオキセチン臭化水素酸塩錠
日本では2019年11月に発売となった新しい抗うつ剤です。
※ジェネリック医薬品は発売されていません。
セロトニン再取り込み阻害作用だけではなく、様々なセロトニン受容体の調節に働き、複合的な効果を期待できる抗うつ薬です。
※SSRIの持つ選択的セロトニン再取り込み阻害薬の作用にセロトニン受容体の調節作用をプラスした新しい抗うつ剤です。
基本的にはセロトニンの働きを高める作用のあるお薬で、不安や落ち込みといった精神症状の改善に効果が期待できます。
メリット
副作用がマイルド
1日1回の服用で効果が期待できる
離脱症状が少ない
断薬しやすいお薬のようです。
性機能障害が少なく減らしやすい
デメリット
効果が穏やか
2週間から1ヶ月ほどで効果の実感がみられることが多い。
薬価が高い(先発品しかない)
薬価:161.7円
副作用
トリンテリックスの副作用として中心になるのは、セロトニンを刺激してしまうことでの副作用です。
抗うつ薬の中でも副作用が少ない薬となりますが、唯一、吐き気の副作用だけが問題となります。
・悪心(19%)
・傾眠(6%)
・頭痛(5.7%)
・下痢(4.1%)
・浮動性めまい(3.3%)
・便秘(2.9%)
・嘔吐(2.8%)
ほとんどの場合が1週間以内に治ります。
血中濃度
半減期(T1/2):67.63時間
最高血中濃度到達時間(Tmax):12時間
12時間でピークになり、そこから67時間以上かけて半分の量になります。
薬の血中濃度は、飲み続けていくことで安定していきます。
およそ半減期の4〜5倍の時間で安定すると言われているので2週間ほどかかります。
スルピリド
一般名:スルピリド錠
もともとは胃薬として開発されたお薬です。
※ジェネリック医薬品です。
先発薬:ドグマチール錠・アビリット錠・ミラドール錠
抗うつ剤・抗精神病薬としても使われるようになりました。
低用量:抗うつ剤・胃薬
高用量:抗精神病薬
近年では、抗うつ剤として使われることが多く、胃薬や抗精神病薬としてはあまり使われていません。
抗うつ剤としては、ドパミンを増加させる作用があると想定されています。
胃薬に使われるくらいですから安全性は高いのですが、女性は生理に影響してしまうことがあります。
抗うつ薬、胃薬、吐き気止めとして効果が期待されるお薬です。
メリット
興味や意欲の改善が期待できる
効果が早く期待できる
吐き気が少なく、食欲が上がる
胃薬であることから心理的に服用しやすい
薬価が安い(ジェネリックが発売されている)
薬価:6.6円
デメリット
効果がマイルド
高プロラクチン血症が多く、女性に向かない
副作用
抗うつ剤として低用量で使われることが多いので、特に高プロラクチン血症が問題となります。
・睡眠障害(2.88%)
・眠気(1.22%)
・月経異常(1.17%)
・乳汁分泌(0.88%)
血中濃度
半減期(T1/2):8時間
最高血中濃度到達時間(Tmax):2〜3時間
2〜3時間でピークになり、そこから8時間以上かけて半分の量になります。
以上が今回処方して貰ったお薬の概要になります。
トリンテリックスの副作用で1番心配されるのは吐き気のようです。
その吐き気を抑えてくれるのがスルピリドなんですね。
これから、この2種類を一緒に飲んで治療していくことになります。
先生曰く…
早い人で、飲み始めて3日でめまいが治る人もいるんだそうです。
通常は半錠からのスタートとなりますが、
今回、私は副作用を恐れて4分の1錠からのスタートです。
そんなに早く効果は出ないと思いますが、希望を持って飲み始めたいと思います。
次回は1〜3週間の服薬記録について
取り上げていきたいと思います![]()