どうしてPPPDになるの?![]()
NHK Eテレの『きょうの健康 豊かな人生の処方せん』という番組で、
2026年1月26日から3日間めまいについて再放送されていました。
その中でPPPDについても詳しく解説されていたので、その内容をまとめてみました。
めまいは5人に1人が経験している疾患です。
めまいの種類は10種類以上。
番組で紹介されていた
めまいのフローチャートです。
あくまでも目安なので参考程度に。![]()
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原因が多岐に渡るため、およそ6割が原因不明のめまいと診断されたという報告もあり、診断するのが難しい病気です。
対処法を誤ると症状が悪化することもあります。
しかし、めまいの専門外来を受診すると、原因不明のめまいは8.7%(1割未満)と減少します。
このことから、めまいの専門外来で診てもらった方が原因がハッキリする可能性が高いということですね![]()
めまいは内耳、耳、足の裏、神経、脳、心理的な面など、多様に絡み合う為とても複雑です。
早期診断の鍵は医師に症状を的確に伝えることです。
PPPD(二次性めまい)
2017年に国際的に提唱された比較的新しい概念のめまい。
二次性めまいとは最初に起きためまいが原因となって引き起こされる別のめまいのこと。
過去に何らかのめまいを経験した人のうち、6〜7%が二次性めまいに移行しています。
二次性めまいに移行していることに気が付かず、前のめまいと同じ治療を長年続けてしまうケースもあります。
PPPDの特徴 //
・歩行など動く時に浮遊感のあるめまい
・めまいが毎日続く
・視覚的な情報で誘発
(陳列棚など複雑な物や動いている物を見た時)
PPPDは3ヶ月以上めまいが持続する場合に診断する。
※通常は3ヶ月以内に症状が改善されることが多い。
なぜ二次性のPPPDを発症するのか? //
①前庭系に支障が出て平衡感覚を失う。
②前庭系に障害が起きても脳や目がカバーしてくれる。
③3ヶ月以内に平衡感覚を取り戻す。
これらの働きを前庭代償という。
ところが、この前庭代償がうまく行かず、脳や目が過剰に反応する場合があります。
わずかな動きや環境の変化を強く感じる
※薬よりも治療効果が高い。
エビデンスレベル A
以上が2日間の放送内容をまとめた物になります。
私自身も自分がPPPDに移行していることに気付かず、長い間適切な治療をしてこれなかったため8年という長い年月が過ぎてしまいました。
もっとPPPD(二次性めまい)のことが世の中に浸透し、病気に早く気付けるようになれば良いなと思いました。
また、PPPDの治療ができる病院も増えていってくれることを願っています。
次回はめまいのQ&Aについて
取り上げていきたいと思います![]()
