カーペンターズの大ファンだった私は、1983年にカレンが亡くなった時、それはもう大ショックだったし、亡くなる前に遠景で撮られた痩せこけた彼女の姿を週刊誌で見て、更にショックを受けました。
そしてすぐにミュージックライフだったか、音楽誌の記事でカレンの心の闇を知る事になったのですが、
まず、伝えられていたようにカレンは拒食症でした。
亡くなる少し前、兄のリチャードに
「もうダイエットはしない」
と約束していたそうです。
でも、拒食症は心の病ですから、そう簡単に治りません。
そして拒食症の原因は母娘関係にある事が殆どです。
カレンの母親は、兄のリチャードだけを格別に愛したそうです。
毒親が複数の子供を持つと、偏った可愛がりかたで“愛する”子と、虐める子、差別化します。
リチャードは愛玩子、カレンは被虐待児でした。
カレンは母親に猛烈に愛を求めて、
「私のことを愛している?」
と何度も尋ねるも、
母親は決してイエスと言わなかったそうです。
これを読んだ時、何だか自分の抱える問題とリンクするような…と…
私はひとりっ子なので、BBAにとっての愛玩子はいなかったけれど、よその子供をこれ見よがしに可愛がる姿は異常でした。
だから、毒親育ちと知ってすぐに、カレンの事を考えましたし、それ以来カーペンターズの曲を聴くと切なくなるんですよねぇ
人々を魅了するあの美しい歌声すら、カレンの母親には妬みの材料だったのでしょう。
そしてカレンは、求めていた母親の愛情を求めても得られなかったし、得られない、という事実も知らなかったのかもしれません。
ちなみに私は、カレンが亡くなった時に既に拒食症でしたが、まったく自覚がありませんでした(。-_-。)
日曜日、遅れたバレンタインで、オットをカフェに誘ってこちらを食べてもらいました
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