(こんなに水着ギャルは出てこないのでポロリはありません。でも別のものがポロリします)
立ち入り禁止の柵が巡らされた施設で爆発が起こる。
それに出くわすカブトガニ。
砂浜でイチャつくカップルを見つめる?カブトガニ。
女性がカブトガニの尻尾を掴み、男性が写真を撮ろうとすると突然カブトガニに襲いかかられる。
カブトガニは男性の顔に貼りついて取れない。
男性が血を流すさまを見て、女性はパニック。どこからか石を拾ってきてカブトガニ目がけて振り下ろすも、カブトガニはさっと逃げてしまい、男性の顔に石が……(お約束ありがとう)
そしてカブトガニは、女性にも襲いかかるのだった。
フィルの乗る車椅子を押し、町を闊歩するマディ。
二人はフィルの家の納屋で、彼の不自由な足を補助する電動の義足を開発中だ。
フィルは通販で核っぽいエネルギー?のエモリウム・クラスター・グラムを手に入れる。
フィルの兄ハンターと上司のフラニガン保安官は、鯨の死骸が打ち上げられたと連絡を受けて砂浜へ。
鯨はどう見てもサメに食い荒らされたようには見えない。そして、なにかを引きずったような血の跡が岩場へ続く。
フラニガンに命令され、岩場の奥に進んだハンターはそこで人間の死体と、血だらけになった顔で海の中に佇む女性を発見する。
女性は「カブトガニ……」と呟くのだった。
数日後に迫ったプロムに、マディはフィルを誘うが彼は「車椅子だ」と拒否する。
クラスメイトのラドゥからプロムのパートナーに誘われるが「フィルと行く」と断るマディを見て、フィルはプロムに行く決心をする。
その夜、マディとマディの母アナリスが、フィルの家にやってくる。
マディとフィルが散歩に行き、ハンターとアナリスはマリファナを吸っていい雰囲気に(ハンターはアナリスの教え子)
マディにフラれたラドゥはクラスメイトとマリファナを吸っていたが、突然現れたカブトガニにクラスメイトが襲われてしまう。
フィルとマディは、逃げてきたラドゥに出くわす。
「早く逃げないと」とまくし立てるラドゥの話を信じない二人。そこに小さなカブトガニがやって来た。
マディはミニカブトガニに触れようとする。ミニカブトガニも怯えながらも手(ハサミ)を差し出すが、触れ合った途端、ミニカブトガニは死んでしまう。
フィルとマディは立ち去るが、ラドゥは棒を振り回しながらミニカブトガニを罵倒する(一番印象的だったのは「足が何本もあって欲張り者め!」みたいなセリフ、笑った)
すると死んだはずのミニカブトガニが脱皮し、巨大な姿に変わるとラドゥに襲いかかるのだった。
後半から、想像と違う方向に向かって、とんでもないこと。
プロムでカブトガニが大暴れして、学生たちが殺されて……までは正統派スプラッターだったはずなのに。
なんとフィルは巨大カブトガニに対抗すべくロボットを作っちゃうという。予想外の展開にぶっ飛びました。
そして、ロボットを操縦するのにハンドル(正確には舵かな)を使っているのを見て、懐かしロボットアニメのザブングルを思い出したのは……わたしだけかな?(兄が観てた。アニメの詳しい内容は知らないけど)
他にもホラー映画を彷彿とさせる演出が色々あったように思う。巨大カブトガニが歩くさまは、なんとなく「ミスト」のラストの化け物っぽく見えた。
しかしカブトガニも人間にこんな目に遭わされていたら復讐するよね……。
エンディングは本当にラドゥが歌ってるの?
上手すぎでしょ!