伝えたい人、音にならない考え事 -4ページ目

伝えたい人、音にならない考え事

演劇、表現活動での色々。独りよがりだけど伝えたい、そんな支離滅裂。

今年は色んな変化があった年。舞台や現場の数は少なくなったけど、充実の一年でした。


去年のうちに、2022年は舞台の数を減らして一つ一つを丁寧にやる、去年から始めたライブハウスの仕事もきちんと時間取ってやる、と決めたのでした。年末は少しバタついたけど、概ねその通りの一年になったような気がしています。


少しだけ振り返りを。


上半期は、とにかくのんびり。台本を一つも抱えていない時期を1ヶ月以上過ごすところから今年はスタートしました。



初めて見たライブ。1月かあ。これがきっかけで、今年はライブ通いの1年になりました。趣味らしい趣味のなかった人生なので、これだけでもかなり生活変わった感じ。

働いているライブハウスで出会った演者さんがやっているバンドを見たくて行ったら、目当ての方々は出演者キャンセル。それは事前に知ってたんだけどなんとなく行った方がいいような気がして、そしたら大正解。大好きな演者さんがどんどん増えて、今や追いかけているくらい。自分のこーゆー勘は、まず外れないのです。


それで色んなライブに行くようになったら、自分がやってる照明を褒められることが急に増えた。「今日照明めっちゃいいじゃん、どうした?」と言われたのは嬉しい思い出。でも「どうした?」ってなに…。知識ゼロ、経験ゼロで入ったもので、職場ではずっとポンコツです。なんとかしなきゃなあ。



上半期の大きなイベントといえば、アクトレスリングへのデビュー。


デビュー戦でいきなりセミ。緊張したなあ。他のみんなはセコンドに行っちゃって、楽屋で1人吐きそうになっていた。

あまりにも心の余裕がなくて、髪の毛は試合合わせの後のボサボサのまま、メイクも丁寧に直しきれず、表情も身体もガチガチでした。先にデビューした先輩達が笑顔で華やかなパフォーマンスをしているのを見て、見せ方は磨かないと、と思ってはいたんだけど…。余裕がないのは今も変わらないけどね。

そして、今思うと本当に贅沢と言うか、デビュー戦に素晴らしい舞台を用意してもらったんだなと、改めて感謝なのです。

アクトレスをきっかけに私を知ってくださった方も多いので、とても嬉しいです。




もちろん、舞台出演もありました。

BIG MOUTH CHICKEN『remake WORLD』

私の数少ない客演のひとつ。客演の現場はたくさんの先輩に出会えて色んな経験をさせてもらえる、貴重な機会です。殺陣なんて自分の現場じゃ絶対やれないしね。

十万喜さんの現場は相変わらず楽しくて、今回はより伸び伸びやらせてもらえた。

自分で勝手に志願してやらせてもらったアクションサンプラー。毎ステージ反省しまくりだったけど、本当はまたやりたいなあ。



初めて経験した、自分の現場での公演中止。


ぶれえめん.らぼ『七夜月』。まだ終わってないから、このお話はまたいつか。再演の計画もしていきたいので、お楽しみに。




今だから言えるけど。実はこの頃演劇に対するモチベーションが少し下がってきていて、年始めに少し嫌なことがあったり、コロナで中止になったり、今年はライブ通いが楽しくなったのもあって、演劇よりライブの方が楽しいと思ってしまった時期もあって。

嫌だとかじゃなくて、どうでもいい。やれと言われたらやるけど、別にやらなくても平気、みたいな状態がしばらく続いた。好きの反対は無関心って、こういうことかなって。



そんなこんなでも少しずつ持ち直しながら、下半期もゆるりとスタート。


制作やったり、


照明で秋田に行ったり(初めての旅公演!)




どちらもずっとお世話になっている方からのお誘いで参加。相変わらず贅沢な経験をさせてもらっている。

スタッフやるときのテンションって役者や主宰やるときとは少し違っていて、ある意味手放しで楽しめると言うか。演劇に関わる形としては、自分はそっちの方が向いているのかも、というのはずっと前から思っていることで。それでもプロフェッショナルになる訓練をしてこなかったのは、まだ役者やりたいってことなのかも知れないけど。



そんなこんなでゆるゆる過ごした下半期も、最後の最後で気持ちを変えてくれた現場が。



ぶれえめん.らぼ『ジンセイゲーム』

なんでこんなことになったのかはあんまり覚えてないんだけど。気が付いたら歳の近い気心知れたメンバーが集まって、お話はなんだか意味の分からないものになってて、稽古場も劇場も異常に楽しくて。

私は、中の人達が盛り上がりすぎる座組みって危険だなと思う派。特に主宰なんてやつは、誰よりも外側から見ていなくちゃいけないんだ、と、その意識は落としていなかったと思うんだけど。

それを踏まえてもやっぱり楽しかった。今年1楽しかった。

私の感覚としてはあんまり「芝居!」って感じの演目ではなかったんだけど、これのおかげで演劇モチベーションが復活してきたのはしっかり事実。今回参加してくれた役者陣は全員続投で(というか彼らとの会話で生まれた企画で)、次回公演に向けてもりもり執筆をしている今日この頃です。



ここ数年の中では1番のんびりした年、と同時に1番新しいことを始めたり出会ったりした年でした。

来年は少しギアを上げて、またガツガツやっていこうかな。ぶれえめん.らぼでは既に2本(3本?)公演が決まっています。アクトレスリングも頑張りたいし、もちろんライブハウスでの仕事も。


そういえば、今年の頭にはまだ学生だったんだっけ。晴れて社会人となった今年。来年はもっと大人に…なれないだろうなあ。色んな人に怒られながら助けて貰いながら、ちゃらんぽらんな私のままでいたいなあ。いつまでも子供のままで…は無理だろうけど、そーゆーマインドで生きていきたいのです。


ではでは。今年もお世話になりました。来年もよろしくお願いしますm(__)m