ネタバレしています!
代休が余っていたので、ここぞとばかりに取って朝イチの回を観に行ってきました。
犯人役は公開前日まで明かされていませんでしたが、
阿部寛さん主演のエンターテインメント作品に間違いはないだろう、との思いもありました。
テレビ局の横柄さ、傲慢さなんかもいい感じに映し出されていて。
ラストでは、阿部ちゃんの所属しているテレビ局が放送権剥奪になるのか、否か、なんて事にもなって。
この映画を撮ったときはまさかフジテレビがこんな状況になっているなんてわかってもいなかったでしょうから。
タイムリーだな。。。
とも感じました。
ラジオ番組よりテレビ番組の方が偉い、といいたげな描写もあからさま(笑)
ホントにああいうノリなんだろなwって思うし。
あと、報道に熱中しても所詮一般市民の関心なんてすぐに次に移っていくっていう皮肉だったり、
事件だって安全なところから見てたらエンタメでしょ所詮??っていう皮肉もタップリだったな(笑)
テレビをエンタメ化して悦になっちゃった主人公だったり。
自分の利権を守る事に必死なプロデューサーの愚かさだったり。
Z世代でそんな昭和な人達をバッカじゃない!!って言い放つアナウンサーだったり。
(正しい)
主人公に自分の座を奪われ、嫉妬の炎に燃える若いアナウンサーだったり。
キャストの皆さんがとにかくピッタリでした。
(阿部ちゃん、吉田鋼太郎さん、めるる、竜星涼さん)
特に阿部ちゃんはほぼずっと彼のアップが続いていましたが、感情の変化がよくわかって。
阿部ちゃんにまさにピッタリ!!!な役柄でした。
(声が低くてよく通る声だっていうのもピッタリ)
竜星さんの若いアナウンサーっぷりも、こういう人いるいる!ってリアル感あったな。
まさに、ザ!エンターテインメント!!!
こちら側が生放送を観ている感じに作られていて。
あっという間に終わる感覚の映画でした。
映画を見終わった後、
あー面白かった
って気分で席を立てる映画だった。
そしてここからは俳優「錦戸亮」のファンとしての感想です。
いやぁ!
楽しかった!(笑)
ラストの数分以外は「声」だけの出演ですが、
「声」はずっと出てくる。
「声」だけなら阿部ちゃんの次ぐらい出番がある。
最初のうちは、イッちゃってるテロリストそのまんま、って感じで。
あああああ!
私はこういう「錦戸亮」を見たかったのよぉぉぉぉ!
で。
「声」を聞いてるだけでもゾクゾクして。
(犯人は明かされてなかったけれど、誰がどう聞いても犯人の声は亮ちゃんだったからw)
でも実は犯人の本当の目的ってのがあって。
用意周到に犯行に及んでいた事がラストでわかる。
実はイッちゃってるんじゃなくてクレバーなんだって所からも、錦戸さんがキャスティングされたのがわかるぅぅ!でした。
犯人の悲しみ、やるせなさ、そういうのもとても伝わってくる役でした。
犯人のみせる涙が。。。。。
はあああああああ!
ラストのクレジットで、
トメの「吉田 鋼太郎」のひとつ前に「錦戸 亮」の名前があって。
そこも、
すごいな錦戸亮ちゃん!
だったなー!
この後、メディアにどれだけ亮ちゃんが出てくるかはわからないけど。
竜星涼くんとの絡みが見られるといいな!
ここでもしっかり、10年前に共演した話をしてくれてます、竜星くん。
大木と平ちゃんフォーエバー!(笑)
↓
キャストの皆さんの「犯人役像」がすばらしい!!
阿部「クールなんだけど温かみを非常に感じる方」
竜星「かれこれ、10年。。。そん時は先生と生徒役だったんですけど、僕自身はすごく懐かしい、青春が戻ってきましたね」
めるる「声がすごくステキで、優しい雰囲気だけど声はすごくカッコいい感じのギャップがある」
井川「とてもすごく雰囲気がある方で、いろんなものをあえて抑揚でなく内面ですごく表現されてるなと感じました。でもカットかかるとクタッとニコッと笑ってそのギャップがすごい素敵だなと思います。もっとシャイな感じなのかと思っていたんです」
吉田「まさかっって人です!すっごい好青年でものすっごく真面目で礼儀正しくて優しくってって人なので。え!!なんでこの人がっ!!!っていう」