「父性」がたくさん、夏クールのドラマたち | 好きなコードはEadd9

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錦戸亮
SixTONES
Snow Man(岩本照)
好きなモノいろいろ
そして7人→6人の関ジャニ∞の記録

 

夏のドラマが始まりました。

 

その時の「旬」ってのがあるんですかね?

たまたま企画した当時同じような事を考える人が多いんですかね?

 

前回春クールでは、やたら「記憶喪失」が出てくるドラマがたくさんでした。

今回は父と子、という場面をたくさん見る気がします。

めめ、北斗、そして亮ちゃん!

(まだ向井康二氏は子供との場面はないですよね?でもパパ役)

 

 

 

 

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「silent」「いちばんすきな花」にハマった私にとって、

「海のはじまり」は楽しみにしていたドラマでした。

そしてやっぱり今回もハマっておる。

 

 

今、ドラマって各クール毎にめちゃめちゃ量産されてるじゃないですか。

だからこそ、制作者側が丁寧に作っている作品はちゃんとわかるよな。。。。

ってのが、「海のはじまり」を観て毎回思う事です。

「かぞかぞ」についても同様に思います)

 

なんていうか、全てに妥協のない感じ。

絶対にやっつけで作っていない感じ。

チャチなところが一切ない感じ。

 

 

夏!月9!

なのに扱う題材は"父性”"家族”"生と死"っていう、

"チャラチャラした夏"を一切許してくれないこのドラマ。

 

 

目黒蓮(めめ)が良いですよね!!

優柔不断で子供慣れしてなくて、まっすぐで不器用で、

観ててイライラしちゃう(笑)

でも優しい主人公、

めめ自身がこういう人なの?って錯覚してしまいそうなぐらい合ってる。

これから夏くんが父性に目覚めていく様子は今から絶対に良いって想像できる(笑)

 

 

大竹しのぶ、古川琴音、池松壮亮。。。。。

そして有村架純。

そうそうたるメンバー。

(池松さん民法連ドラに出るの珍しくね?)

何より、子役の泉谷星奈さん、

ものすごい名俳優。

役者さん達の素晴らしい演技のオンパレード。

 

 

みんなあまりに演技上手すぎてあらゆる人に感情移入してしまうドラマだから疲れるのよ。。。

 

 

 

 

 

今回の第3話。

夏くんが少しずつ子供に近くなっていく様子は尊いけれど。

その側でどんどんしんどそうになっていく弥生さん。。。

 

いやもう夏!気付けよ!弥生さんにそこでかける言葉は

「楽しかったね」

じゃねーよ!!!

いきなり現れた彼氏の実子の、その母親に、

「あなた子供産んだ事ないでしょ」って言われた後だよ?

夏のトンチンカンぶりにリアルにひっ!って言葉出ちゃったじゃん(笑)

 

でもおばあちゃんサイドからしたら。

不妊治療の末にやっと授かった子が20代で亡くなっちゃって。

その悲しいさなかに「外野」の女性が現れるんだもんな。

娘を持つ母親の立場からしたら、キツイ。

 

 

 

 

 

"イレギュラーな状態で女の子の父親になるという物語"

で私がすぐ思い出したのは。

映画、「うさぎドロップ」

 

祖父の葬儀に参列した27歳の独身会社員が、そこで祖父の隠し子という6歳の少女と対面する。

施設に入れられそうだった彼女を、彼は子育て経験皆無ながらつい引き取る。

かくして、珍妙な親子生活が始まるのだった。

 

「海のはじまり」同様、

もんのすごい名俳優な子役ちゃんが出てきます。

あの、芦田愛菜様です。

 

現実はこんな訳にはいかねーだろ!!!

って思わされる映画ですが。

でもこういう人(松山ケンイチ演じる彼)みたいな人が世の中にはいるかもしれない。。。

って希望ぐらい持ちたいと思った作品だったな。。。

 

 

 

 

 

もとい。

 

 

"父性"とか"母性"とかって難しいですよね。

「血」よりも「時間」だろうって私自身は思っている人間です。

でも、家族になるにはとにかく「時間」が居るとは思っているんで。

 

そんなにすぐに「家族」にはなれないんだよな弥生さん。。。

(でも覚悟を決めたならゆっくり頑張ってほしいよ弥生さん。。。)

 

「血」より「時間」とは思ってるけど。

でも「似てる」って絶対あるんですよね。

遺伝子の凄さ、って。

 

 

水季が海ちゃん見て、

「夏くんに似てる」

って言ってた場面ありましたよね。

大きくなるにつれ、海ちゃんを通して夏くんの存在が見えてきちゃってたのかもしれないですよね。

(それこそ遺伝子の凄さ・・・)

 

まだ、水季がどうして「夏に海を託そうと思ったのか?」はドラマでは描かれてませんが。

自分が1人で子供を育てている時に、自分の死がわかっちゃった場合。

誰に大切な子を託すか。。。ってなった時。

「夏くんに似てる」子を「夏くんに託したい」って思うのは自然な気がする。

年老いた(もう大竹しのぶさん演じる母親は70)親ではなくてな。。。

 

水季は、自分が死ななければずっと1人で育てようと思っていたと思うから。

イレギュラーな事が起こったんだから、しゃーないっすよね。。。

 

 

 

 

 

また話が飛びますが。

先日、この映画を観てきたんです。

 

この映画も母を亡くした少女が主人公。

「母親を亡くしたお前に会いに来た」っていきなりお父さんが現れるんです。

(こちらのお父さんもイケメン)

「12年間一度も会いに来なかったくせに」

と娘は複雑な心境なんですけど。

どうしてこのお父さんが急に娘と暮らす為に現れたかといったら。

死を覚悟した亡くなった元妻に、娘を託されたからなんです。

「あなたに似てるあの子とはきっと気が合うと思う、あの子に会いに行ってあげて」

って。

 

 

「海のはじまり」の水季とめちゃリンクしてしまいました。

(勝手に)

そして泣いた。

ぶっ飛んだな親子だけど温かくて。

お互いのぎこちなさがとても良かったです。

強がってる少女の気持ちが切なくて泣けた。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

とにかくこの先も楽しみです。

なかなか観ててしんどいドラマだけどでも観ずにはいられない。

 

ほっくんの父親役もとても良いですよね。

この先がこれまた楽しみ。

 

 

 

 

 

「父性」が凄いといえば錦戸さん演じるお父さん役の数々なのですが。

それはまた別に書きます!!!