幸太朗さんしか見えなかったのに
ある日突然研二さんがやってきた。
ココロが荒むと誰かに恋をしたくなる。
昔は漫画でも良かった。今も読めば擬似恋愛と妄想世界に入れる。
だけどやっぱり生きてる人間がいい。
幸太朗さんに逢いたくて、あらゆる努力をし、何度かお逢いできた。
そこにおとづれた自分への「批判」と「現実」という名の悲劇。
嬉しいと悲しいの狭間で少しココロが揺れていた。
好きじゃダメなのかな?好きすぎちゃ迷惑なんだ・・・って。
本当に悲しかった。好きすぎた自分が嫌になってた。
だから・・・距離をおこうと思った。。。。
そこに太陽みたいな笑顔で研二さんが現れた。
明るくて明るくて、楽しくて可愛くて、楽しませてくれる。
そして毎日何かで話しかけてくれる。
「ちゃんと寝てね」「いつもありがとう」「本当に感謝してる」
「みんながいるから。みんなが一番大切だから」
・・・好きでいていいんだって思わせてくれた。
研二さんの事が大好きになった。
ブログや画面の中からあったかさがこぼれてた。
私が欲しかった距離でそこに居てくれた。
「逢う怖さ」から逃げてたけど、もう一度幸太朗さんに逢いに行った。
「いつもありがとうございます」と言ってくれた。
ココロが軽くなった。好きでいていいんだって。ほっとした。
そして自分なりの距離を理解した。
幸太朗さんは遠い国の王子様。白馬に乗った王子様。
研二さんは近所のお兄ちゃん。とっても優しいお兄ちゃん。
やっと愛しさの位置を確認できた。
それは研二さんにも逢ったから
自分のココロの動きがわかった。
女はいつだって好きな人の前では少女。
そしてないものねだりの欲張りな生き物な自分。
王子様もお兄ちゃんも好き。大好き。
愛しいはふたつになった。