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10月4日(土)は、滋賀県立美術館の先生にお越しいただき、出前授業を実施していただきました
「学校出前授業プログラム」では、子どもたちがアートを楽しむ機会をつくるために、美術館への来館が困難な県内学校などを対象に、美術館の先生が直接出向いてワークショップ等を実施されています
このような素敵なプログラムにお声掛けいただき、今回、第2回目の開催が実現しました
第1回目は、1つ前の記事で紹介させていただいた、「アートゲーム」と「名画でびっくりコラージュ」を体験しました
今回は『ステンドグラス下じきを作ろう!』という内容でした
先生が“アート博士”に変身すると、皆さん興味津々で、いろんなことを質問して、博士との掛け合いを楽しんでおられました
「透明シートに黒い画用紙や色とりどりのセロハンを切って貼ることで、ステンドグラスのような透明感のある下敷きが出来上がります」
博士から下敷きの作り方の説明を聞きながら、皆さんはどんな作品にしようかと、作品のイメージを膨らませておられるようでした
説明が終わると、皆さん黙々と手を動かして、それぞれの作品作りに没頭されました
上手くいかないところが出てきて苦戦しながらも、どうすればよいか考え、自分のイメージを形にしていく皆さんの姿を頼もしく感じていました
~作品紹介~
絵本の世界を表現した方
大好きなぬいぐるみを描いた方
好きなアニメのキャラクターを集結させた方
透明シートに直接色を塗って色付けされた方
空を飛んでいる雰囲気を出して、立体感を表現された方
カボチャや魔女を貼ってハロウィンの雰囲気を表現した方
折り紙を切ってできた幾何学模様からインスピレーションを得た方
赤、青、緑、黄色のセロハンを重ねて貼ることで、新たな色を作り出しておられた方
雪の結晶を散りばめたり雪だるまを貼ったりして、冬の透き通るような空気感を表現した方
・・・「そんな表現方法があるんだ!」と、いろんな発見があって、楽しく鑑賞させていただきました
1枚の下敷きから、その方が好きなものや作品に込めた思いを感じ取ることができ、作者の思いは、言葉だけでなく、作品から伝えることができるということを体感しました
今回、出前授業先としてお声掛けいただけたこと、本当に嬉しく思います
このようなプログラムが、学校やフリースクール等さまざまな場所で実施され、広がっていき、皆さんがアート、芸術に触れる機会がもっと増えていくといいなと思います
本日も最後まで読んでくださりありがとうございました