いつもハーフステップのブログをご覧いただきありがとうございます
新年度を迎えて2か月が経ちました。
皆様、新しい環境には慣れてこられた頃でしょうか?
新しい環境に踏み出すと、新たな出会いがあったり、新たな学びがあったり…、あっという間に毎日が過ぎていきますね
そのような中で、いつものほっとすること…たとえば、お気に入りの場所に立ち寄ったり、趣味の時間を楽しむなど…それらの時間を設けることで、ふっと肩の力が抜けて、いつもの自分に戻ることができるのかなと思います
あまりがんばりすぎず、ぼちぼち、ゆるりと毎日を過ごしていきたいですね
さて、今日はSSTについて書いていきたいと思います
SSTとは、ソーシャルスキルトレーニングのことで、社会で生活するうえで必要になるスキルの獲得を目指して行う訓練のことです。
ハーフステップでは毎月1回、土曜日に集団SSTを行っています。
クラス編成は以下の4つです。
①10時~11時 基礎クラス
②12時半~13時半 応用クラス(女子)
③14時~15時 応用クラス(男子)
④15時半~16時半 社会人クラス
参加者の人数によって②と③を合同で行うなど、柔軟に対応しています
ゲームなどを取り入れながら、皆さんと楽しく取り組んでいます
メンバーさん同士でやりとりをする場面もあるので、自然とコミュニケーションの練習を積むこともできます
5月のSSTは11日に行いました。
14時~15時の応用クラスの内容についてご紹介したいと思います。
(今回は②③合同で行いました)
内容は
①自己紹介
②ミニゲーム(なぞなぞ、人狼ゲーム)
③コミュニケーションの練習 でした。
①自己紹介では、名前+〇〇を話します。
〇〇は毎回お題が変わり、今回は「最近ちょっと困っていること」を発表しました。
このクラスのメンバーさんは、中学生から高校生の方で、「学年が上がり勉強が難しくなった」「レポートが苦手」など、さまざまな自己紹介をされていました。
困っていることを自分自身で把握するのは、自分を見つめるよい練習になります
②ミニゲームは、毎回ウォーミングアップを兼ねて行います。
今回はなぞなぞと人狼ゲームを行い、頭の柔軟性を鍛えました
③コミュニケーションの練習では、「近接度」について学びました。
近接度とは、相手との心理的な距離のことをいいます
たとえば、相手が目上の方と友だちでは、コミュニケーションの取り方は変わってきます。
相手との近接度によって、コミュニケーションの取り方を変えることで、相手とよりよい関係性を築くことができます。
…このような難しそうな内容も、ゲームを通して楽しく学んでいます
コミュニケーションの練習と聞くと、「緊張する」「プレッシャーが…」「失敗したらどうしよう…」など、練習自体がハードルの高いものになってしまいませんか?(私がそうです)
コミュニケーションは「これが正解」というものはなく、一人一人が楽しく、自分のペースでコミュニケーションについて考えたり、「コミュニケーションを取ることって、案外楽しいかも」と思えたり、「今日は前に出て練習してみようかな」と思えたり…
SSTを通して、今までとはちがう自分を発見できたら、素晴らしいことだと感じます
コミュニケーションは、「伝えたい」という本人の思いからスタートして、それから具体的なスキルが活きてくる。
…以前どこかで学んだ内容を、ふと思い出しました
ご興味のある方がいらっしゃいましたら、SSTの雰囲気を感じにお越しくださいね
長くなりましたが、最後まで読んでくださりありがとうございました