このブログを読んでる方の多くは放課後等デイサービスを使っていると思いますので、その話を少しさせていただきます。
よく他の放課後等デイの方から送迎はされないんですねと言われます。たしかに、グループホームは送迎がありますし、学習塾や学童なども送迎サービスされてますよね。共働きの方にしてみれば今の時代当たり前かもしれませんね。そういう意味では便利な代物かもしれません。
私は、他人をのせての運転が好きではないので初めからする気はありませんでした。また、障害のある方を横に乗せて運転する技術に関しても高度なものがあるように思います。
また、軽度の知的障害の方や通常学級の生徒は送迎が必要なく、高学年になれば、一人で通学できると思っています。また、その方が生活力が向上するのは当然のことのように思います。
あまりに、送迎付きなど贅沢な環境だと、生活スキルを奪ってしまう恐れ、リスクが生じて本人の療育にとって良い面ばかりではありません。【住んでるエリア的に無理な場所もあるとは思います】
他のデイサービスの方から障害の重い方が利用できないと言われたこともあります。たしかに毎日利用することが前提であればそうかもしれません。
ですので、送迎をされてるところは毎日ないし4日くらいは利用をするような事業所であると考えているのかもしれません。
4日から6日利用するとなると、ほぼ自宅がわりになるので、特別な訓練のようなものは、かなり、やりにくくなるように思います。
頑張る場所を学校に設定していれば、ゆったりするのが放課後等デイサービスだということです。
ただ、学校現場やご家庭で特性に応じた個別の1:1の支援については、なされていないことが多いように感じてます。
それを実現するためには送迎している場合じゃないだろと思ったりします。
また、お迎えの時間が重なるため、10人の利用者が一気に預かりバタバタします。
また、帰りの時間も早くなりがちで車の運転の道順で遅くなることもあるよう。
ですのでまとめると、
1、送迎ありの放課後デイサービスは、共働きの保護者にとっては強い味方であること。
2、同じ時間に生徒が集まるため、環境的にも人員的にも一対一の支援が手薄になりやすいこと。
3、特性に応じた個別の支援をしてもらあるところ【送迎無し】との併用が望ましいでしょう。
ということで、大津エリアでは、送迎なしの事業所である【まなえだ】や【ハーフステップ】【ゴールフリーB5】も併用するのが基本的な使い方でしょう。