こんにちは。ハーフステップの尾木です。ブログみていただいてありがとうございます。
今日は中学校の在籍の話ですね。とりあえず、不安なので普通学級で押し通そう、とりあえず不安なので支援級で
ゆっくり過ごさせよう。不安ということは同じでも進路の選択はさまざまです。
普通学級のメリットとしては、みんなとともに過ごせる。提出物をしっかりだせば2がもらえる。ということがありますね。
普通学級にいると小学校のうちは通級指導教室を使うことができましたが、中学校は粟津と堅田の2校になっていますね。なので
混んでおりメリットは少なそうです。
デメリットとしてはテストが難しかったり、学習が大変ですよね。健常児でも同じです。あとは思春期ならではの
人間関係も複雑です。中学校はつらいことがいっぱいです。
支援学級は主に知的学級と情緒学級があります。
知的学級は知的障害がある方、情緒学級は知的には高いが、ADHD、LD、自閉症スペクトラム、不安障害のある方と言えます。
しかし、しっかりと分けられているわけではなく、地域の学校により差があります。感覚的には大規模校で情緒学級にIQの高いアスペルガー
の方が多い学校の場合は、勉強ができる生徒でも知的学級の在籍になることが多いです。
知的学級は基本的に成績がつかず、学級内で中学校の教科書を使わず学習が行われることが一般的です。3年生になってテストを受け、
成績をつけてもらって公立高校を受験する方もいるとは思いますが少ないです。
成績をつけずに私立や通信制を受けたり定員割れしているところを狙って受験することが多いです。また、半数程度は養護学校の進学をされます。
情緒学級は、普通級と同じ教科書を使って勉強します。テストや普通学級の授業を受けて成績をつけてもらう子も多くいます。テストを受けない子は成績がついていない子もいます。
最近の情緒学級の状況としては、集団が苦手な生徒や、特定の教科が苦手な生徒に向けて、各教科の先生が毎回して、授業をしてくださるということもあります。
学校の中でこういったことはどうだろうか、と言われることがあります。逆にいうと、支援級だから部活ができないということはありませんし、連絡などが来ないということはないのです。
どちらにしても合理的配慮が進んでおり、してほしいことはしっかりといっていくことが大切だろうと思います。