こんにちは。

 

民間の施設で検査をとってもらうと、2万円とかするので驚かれます。

検査自体は取るのに2時間くらいかかり、集計と所見に2時間くらいかかり、保護者面談に1時間を要するので5時間くらいは最低見ておかないといけません。

 

そうすると、どうしても、金額が高くなってしまいます。

(それでも儲かるものではなく、とんとんなので、あまり取りたがるものでもないと思います)

 

行政などの子ども発達相談センターや通級指導教室で取ってもらうと無料でしてもらえるので、そういったところで取ってもらうといいと言われます。病院なども保険の適応になるので、そこで検査をとってもらう場合があります。

 

療育手帳を更新するときは、新版K式という検査をとることが多いです。手帳を交付することが目的なので、学校や放課後デイでの支援の参考にしたいということを言わないと所見をつけてくれないということがあります。

 

病院は、診断をつけるときに必要になるので取る感じです。単純に掲示的に示される場合もありますので、家での対応や学校や放課後デイでの支援の参考にしたいというと、一般の人にもわかりやすく書いてくださる場合もあります。

 

通級指導教室は、指導の参考したり、普通級の先生にアドバイスするからとることが多いようです。普通学級の担任の先生から頼まれて、子供の特性を理解して学校で支援をしていく必要があるので、とるのですね。

 

つまり立場が違えば検査の意義も変わってくるということでしょうか。

 

子ども発達相談センターは、子供の発達について、保護者が相談したいというときに使う場所なので、相談にのる上でその子の特性を理解する必要があるときにとるものなので、検査屋的に依頼を受けても断られるかもしれません。

 

検査を集計する時間が5時間あれば他の相談を5件ほど、のれるので、1年ごとに、結果も変わらないような検査をとらされるのは意味がないと考えるのが普通でしょう。必要な時に必要な場所でとるようにしたいですね。