「版画」ではなく「板画」。
あえて、こちらの表現をされる作家さんもいる。
小幡人形がモチーフとのことで
会期の終盤、訪れてみた。
郷土玩具を愛でて生きているワタクシ、
滋賀県に小幡人形というのがあるというのを
知ったのは最近のことである。
JRとダホンK3(折りたたみ自転車)で行ったはよいものの
京都と現地では気候が大違い。
フード付きのウィンドシェルを着ていたのが幸いだったが、
そこそこの降雪量と交通量の多い道路にビビる。
時折、歩道に残った凍った雪には
14インチのK3のハンドル操作ができない。
なんとか、五箇荘のギャラリー(genzai)に到着し、
早速、石油ストーブにあたらせてもらった。
こちらは、今、欲しいものマイランキング1位の
アルパカストーブ。
コンパクトさが、なんとも良い感じ。
還暦を越えて、物を増やさないように、と
石油の燃焼臭が、きっと家族の不評をかうだろうと
手控えているが…。
期待通り、小幡人形がたくさん。
伏見人形とよく似ていると思い、
ギャラリーの方に尋ねてみると
当初、つながりはあったようである。
板画作家(田中武氏)の道具も展示され、
版木も。
板木と呼んだ方がよいのだろうか。
作品もさることながら、
私は作家の道具や制作過程を眺められるのが大好きだ。
ギャラリーは古民家の、
しつらえを随所に残しておられ、
オクドさんを展示台として活用されている。
古民家の郷愁と現代のデザインマインドを
上手く融合された静かなカフェでもある。
で、田中武氏の作品について、
どこかで見たことがあるなぁ…
(とりわけ、この絵)と思って、
版画コレクションのファイルをめくってみると、
なんと1枚、持っていた。
今回、作家のプロフィールが分かった、
有意義な旅だった。











