佃・月島旅(その1) | 寝袋ぶらぶら西日本

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1980年代前だろうか、フィルムからビデオに切り替わったタイミングで
テレビドラマが面白くなくなり見れなくなった。
とりわけホームドラマが、そう。
撮影セットの照明のテカテカした感じが、
作り物感やウソ感を一層際立って見えてしまうのだ。

なので、好きなのはフィルム時代のドラマ。
1970年前後の、人情系の、人物設定が豊かな、
取って付けたお色気展開が少ないドラマが、なおよろしい。

『パパと呼ばないで』は放映当時は見ていなかった。
歌番組の裏だったので、
家族がチャンネルを歌番組にしていたのかもしれない。
石立鉄男がなくなって、しばらく経つが、
面白いドラマによく出ていた役者だったことは今もよく覚えている。

『パパと呼ばないで』の全回をまとめて見る機会があり、ふと感じたこと。
ドラマのロケ地が、ぼくの育った環境(大阪北西部)と似ていることである。
東京と大阪と、文化的には全く正反対ではあるが、
時代的な近接は、さることながら、
河(隅田川・神崎川)や前が海(東京湾・大阪湾)という環境。

そして、いささか無理やりな、こじつけであるが、
ロケ地である佃が、
摂津からの移民の町であることにも因るのではと考えている。
さらなるこじつけになるが、
ドラマの家族が住んでいる家の主(演者は大阪志郎)が被る野球帽は、
生粋の江戸っ子でありながら阪神タイガースのTH帽だ。

なんだか妙な懐かしさとドラマの面白さに引き込まれ、
先日、ロケ地である佃と月島を旅してみることにした。