高橋秀実 著『弱くても勝てます』ルポルタージュながら、映画のように面白い。 ドラマになったようだが、観たいとは思わない。 この面白さは、文字ならではのものと思う。 頭脳明晰な連中の、物事の見方に納得しつつ、 どこか憎めない全人的なバランス感覚の欠如を 微笑ましく感じた。 根性主義のスポーツ指導と異なり、 ある選手の、集中するシーンでは、声を出さない、 というポリシーに、ぼくは賛同する方だ。