いつもパトロールする古本屋の百円ワゴンで見つけた和綴じの一冊。
裸女のクロッキー画に書簡(電子メール)のやり取りの文字化。
作者名(佐藤眞隆氏)や発行所を調べても
ある句の会と上京区の寺ぐらいしかあがってこない
限定作成の私家本だ。
内容は…、
限定数と言えども、こういうのを世に出して、大丈夫?
と心配になるようなものだ。
(メールの相手さんの同意もあるのだろうけれども)
が、面白い。
(中年か)老人の悲哀が溢れる内容だ。
これを埋没させるには実に惜しく、
あえて歴史に記録を残しておきたいので
上に書名と作者名を明らかにしておいた。
”もういちど兎抱きしめ卒園す”
佐藤氏の作で、この句だけを読めば、
どこかの園の卒業式が思い浮かぶが、
読後、違う情景も想像させられ、余韻に浸る。
詳しくは、手にとって読んで欲しいと言いたいところだが、
簡単には手に入らない一冊だ。

