密教系アートが好きなもので、
その延長でコレクションフィルターを張っている
大黒さん(大黒天)。
たいがいは恵比寿さんとコンビになっている。
と書いてしまえば、恵比寿さんは要らないように聞こえてしまうが、
そんな意味では決してない。
近世までの日本の、農家や古い商家では、
豊穣と商売繁盛に欠かせない彼らだったのだ。
ちなみに、七福神の中で、
唯一、和製は恵比寿さん。
ぼくの好きな密教系、すなわちインド由来は、
大黒さん、弁天さん(弁財天)、毘沙門天だ(ったと思う)。
そして本題。
ぼくがコレクションしているのは、
これらの小さな大黒さん(と恵比寿さん)。
比較的、煤けたのが最近の入手物。
先代も居る。
集めながら、これらは、円空仏ふうの
木端仏なのかなと、いつも思っている。
というのは、ツーバイフォー的な角材の
端切れ風な素材で、製造プロセスを想像する範囲なのだが、
チャッチャとした作品なのだ。
(関西風、擬音表現になって申し訳ない。
さほど制作時間は要していないと思う。)
が、彫刻技巧は逸品。
手先が器用なことをウリにする
ぼくでも敵わない精密な彫りを見せてくれていて、
これらは、ちょっとした芸術品だと思うのだ。
が、知りたいのは、
これらを誰が作って、どういうルートで
人々が受け継いできたか、という文化や歴史が
気になって仕方ない。






