奈良・帯解寺への旅 | 寝袋ぶらぶら西日本

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花粉によるクシャミと眼の違和感に悩ませられながら、
この日、向かったのは奈良。

いろいろ見物したいものがあって、
たまたま上手く日程の都合が付いたのである。

普段、府内南部への移動は近鉄電車なのだが、
最初の目的地が奈良のJR沿線なので、
どこかで乗り換えなければならない。

はじめは新祝園(JR祝園)で乗り換えるつもりだったが、
大久保(JR新田)も候補にあった。

で、京都駅から乗った近鉄電車が、
大久保駅に着いて、発車まで、しばらく信号待ち。
朝から何も食べてなくて、空腹感も出てきた。

ならば、付近で容易に飲食店を見つけられる大久保だ。

”えいっ”と電車から下りて、
結局、改札近くの立ち食いうどん屋に入店。

まだ「モーニングうどん」の時間帯にかかっていたようで、
350円で、ハイカラうどんと、おにぎりの
お得なセットを食することができた。
(2月の「カレーうどん」ツアー以降、
まだまだ、うどんづいている、ぼくだ。)



そして新田駅へ。
暖かい春の休日、気だるい陽気の中、
なかなか来ない地方路線の電車を待ちつつ、
工事待ちの線路などを撮って時間を潰す。



JR奈良駅で桜井線に乗り換え、帯解(おびとけ)駅へ。

いつ乗ってもワンマン電車は不安になる。
自分もさることながら、外国人旅行客は、
ドアの開かない車両があることを
日本語車内アナウンスで判るのだろうか。



さて、帯解駅到着。


その名のとおり、目的は帯解寺。
知る人ぞ知る子宝・安産祈願のお寺だ。



なので、絵馬はウマでなくて、犬。


ぼくの目的は、この日から公開になる
秘仏「三面六臂大黒天」見物だ。



拝観料はJAFのカードで50円引きになって450円。
お坊さんによる説明があるということで、
名前を受付で伝えて、しばらくお堂で待つ。

”大黒天、大黒天、ダイ・コク・テン”と心待ちにしていたが、
まずは本堂の仏像を、解説されて、
”あとは、別館のボランティアから説明を”となった。

なかなか待たせるじゃないか。
それに別館とやらの入口もよく分からず、
別扉から入って、なんとか上げてもらった。

写真撮影は、もちろんNGなのだが、
意外にスケッチもダメとのことで、
記録類は、おみやげの絵はがきしかない状況で、
いささか昭和な雰囲気のセットを買ってきた。


カブトムシ風のマットでブラックな三頭身ボディに
バリバリの甲冑、なかなかカッコイイ。
円谷怪獣も彷彿されてくれる。

満足して拝観し、次の目的地に向かうため、
帯解駅に戻り、今度はJR奈良駅を目指す。


しばらく訪れていなかった奈良駅は、
すっかり様相が変わっているが、旧駅舎は残っていて、
周囲では、この日、アート系のフリーマーケットが開催されていた。



そして、奈良市観光センターでは、
日本酒のテイストもできた。
「超辛口」の「春鹿」の旨いこと。



試飲と言えども、昼間の日本酒は回る回る。



そして、次の目的地、奈良県立美術館に到着。
招待券を持っていた日本画展をサラリを見て、後にした。


美術館の隣の奈良県文化会館では、
和紙絵の創作展が開かれているという。
ちょっと見てみよう。(撮影は許諾済み)


入ってみると、なんだか油絵のような作風。
寄ってみると、なんと素材は和紙だ。
和紙だけで、これだけ深みのある表現ができるとは、
なかなか驚きの作品展だった。





ということで、春先の奈良、
花粉でクシャミ連発ながら、
アートの味わいを十分に楽しめた休日だった。