秀山荘テントポール修理 | 寝袋ぶらぶら西日本

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先日のキャンプで使ったテントのポールが折れた。



テントを貸した友人が夜中、放尿に起きた際、
酔っ払っていたこともあり、こけて
ポールに倒れたと翌朝、白状しよった(※)。


元は、フリマで格安で手に入れてきたテントだが
小型軽量で重宝していただけに、哀しさは大きい。


散々、文句を言ってやって、
もう野宿素人には道具を貸したるかいっ(※)と心に誓ったのだ。


(※喜怒哀楽表現は地元言葉が効果的だ。)



さて、修理をどうするか。
ポール単位で購入となろうか、と思い、
連結から外しながら、
”秀山荘って、東京やろな。
関西に取扱店もないし、面倒やろな~。”などと思いつつ、
ポールの機構を眺めていると、
ふと自分で直せそうな気がしてきた。



ということで、閃いたアイデアを胸に秘め
(別に隠すようなことではないが、誰も喜んで聞いてくれないだろう)、
DIY店に赴いた。


探したのはアルミポール。
つまり、テントポールを内側から補強してみようという魂胆だ。


テントポールとアルミポールを両手に
相互、ゴスゴスと入れたり出したり
かなり時間をかけチェックした。店内の監視カメラには、
さぞかし怪しい人物として記録されているだろう。


チェックの結果、アルミポールでは、
湾曲の耐性が心許ないと感じた。
で、ステンレスポールに方針変更。
値段と重量に負担がかかるが、大袈裟に気にするほどでもない。


ポールは中空のものを選ぶこと。
テントポールの構造を考えれば、分かることだ。
中に連結ゴム紐が通るためだ。


DIY店では、ポールをカットする金属鋸も同時購入。
トータル1000円でお釣りがくる材料代だ。


そして即、近くの川原でステンレスポールをカット。
これが、なかなか切れない。
もう2度とカット作業は、こりごりと実感しつつ、
テントポールに長さを合わせてみると、
かなり長めにカットしてしまったことが判明。


こりごりの2度目のトライとなったのだ。



あとは自宅での室内作業。



DIY店では適当に在庫にあるポールを買って来た。
テントポールの内径とステンレスポールの外径に
隙間ができているので、ビニールテープで、それを埋める。



ジャストサイズのポールをオーダーすれば、
その作業は不要になろう。



そして、折れたテントポールの、ささくれで
テント生地を傷めないよう、ささくれを均す。



ビニールテープで間隙を埋めるべく貼ったり剥がしたりを繰り返すうち、
上手く接着面が出来たようで、
テントポールとステンレスポールを接着する
両面テープにもなったようだ。




テントポールの断面にテープを施し、
再補修のケースを念頭に、ポールのトップに入れ替えた。



ということで、無事、手術完了。
実地試行は、まだ先になると思うが、
きっと、これで間違いないはずだ。