先週末、京都文化博物館に行ってきた。
井堂雅夫氏の展覧会を見るためだ。
ぼくは一目で井堂さんの木版画と判るぐらいのファンで
実際に何枚か作品も持っている。
独特のゴマ刷り技法と、とても綺麗に整理される構図は、
京都特有の日本文化を表現する稀有な能力を持つ作家だ。
今回の展覧会は、画業40周年とテーマを打たれているところから、
代表的な作品を始め、多くの過去の作品を展示されていた。
最近では、多色刷り以外の技法にもチャレンジされているのだろうか、
一色刷りや手描きの作品も多く展示されていた。
その中の一つで、ぼくに印象的だったのは、
即興で描かれた幾何学図形。
井堂さんは片時も鉛筆を手放さないらしい。
そして描き続ける。来客があっても、そうなので、
呆れられることもあるらしい。
絵に対する執念・愛情・こだわりを感じるエピソードとして、
ぼくは、この絵に添えられた一文を興味深く読んだのだ。
