京都市内周辺一周(4) | 寝袋ぶらぶら西日本

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ゲートをくぐると、まず目に入るのは、ガチャポン(ガチャガチャ)。


「愛の鍵」と銘打たれているが、
中身は、ホームセンターで売られているような黄銅の錠と鍵だ。


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試してはいないが、ホームセンターと同様、
鍵は2本なのだろう。値段は1回300円。


小高い丘の上にもガチャポン。

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こちらは、メッセージを書くような何かが入っているのだろうか。

白い札が、風に飄々と、はためく。


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色とりどりのペンも一緒に置かれているので、
至る所にメッセージだらけだ。


もう、落書きと言ってしまっても、

間違いない段階だろう。


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”生まれ変わっても一緒だよ”風のメッセージも目に入り、
ここが小高い丘の上ということもあり、
足元に2組の靴が脱ぎ揃えてられないか、

思わず確認をせずにはいられない。


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小雪チラつく冬の空に、”祠”と”白い札”という、
純和風の小物達に囲まれながら、
長居をすると、どこかに吸い込まれていきそうな気もして、
そそくさと無人の小高い丘を背後に眺め眺め、
クルマに戻るのであった。


(続く)


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