素敵な人達と出会い,旅(出張)は終わった。
帰路の,サンダーバードでは,疲れで,ぐったりとしていた。
(原因は,二日酔いだから,だと思うが…)
目を閉じても眠れぬ車中で,
いっときだけ,眠りに落ちた瞬間があった。
その前後,閉じた瞼の,暗い視界に映っていたのは,白い雪。
フワフワと落ちてくる様子は,本当に雪を見ているようだった。
今回,屋外で雪に降られたことは全くなかったのだが,
ビルの上層階から,空を眺めていた記憶が
そうさせたのだろうか。
そして,ぼく以外,誰も聞こえぬ,脳内のBGMは,
ホルストの組曲『惑星』だった。
惑星,同じ軌道を永久に回り続ける星
旅という非日常も,いつか,日常に戻っていく。
『惑星』の中の,木星のフレーズだろうか,
組曲の前後に流れる,ゆったりとしたフレーズは,
終わりのない永久運動を思わせる。
遠くに出ていても,いつかは戻ってくる場所。
大阪に住んでいた頃は,生駒山のシルエットが,
京都に住んでいる今は,京都タワーの姿が,それである。
…
接客のある出張期間だったので,
いつも,週末に楽しむ餃子は,しばらくお預けだったが,
この日の夜は,存分に楽しむことにした。
